“はくたく”と読む。中国の神話に登場する幻獣。
一般に人面を持った牛（或いは人面を持った獅子）の姿をしているとされ、頭部以外に胴体にも複数の角や目を有する異形として描写される。
人語を解し、古今の魑魅魍魎の知識に詳しい。古代中国の伝説的帝王・黄帝（こうてい）がこの幻獣に遭遇し、魑魅魍魎の知識を授けられて民間の辟邪に役立てた事から、後の時代では災いを退け福禄を齎す聖なる神獣とされるようになった。
近年は漫画やゲームのキャラクターとして用いられる事も多い。
尚、漢字表記に関しては「白澤」（読みは同じ）と表記する事もある。
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