概要
登場は物語終盤。<安藤まほろ>をそのままナイスバディにした容姿をしており、セイント星のコンピューター『S-ZEROシステム』のメイン開発者。 S-ZEROシステムに【アーカディア・マシュー・フェイ・レイ】(以後:アーク)と名付け娘と呼んで愛情を込めて接している。
どのような生活をする科学者だったのか
食事は、食堂ではなくラーメン屋に出前を頼んでいる。その時した注文は<ラーメン大盛り、チャーハン大盛り、ギョウザ二皿>(マホロ曰く「食堂のご飯、いまいち美味しくないんだもん」
アークに「いつしか一緒に、美味しいものを食べようね」と言うが 彼女からは『自分は機械だから、人の身体を得なくても必要なエネルギーさえ供給できればいいですから』と返される。
それに対して「食事とは、ただエネルギーを得るだけの行為ではなく 美味しく食べるという幸せな時間を過ごすこと」と 機械的な補給作業ではなく、食べた料理が美味しい と喜びを感じ取れることの素晴らしさを教えた。
睡眠は、自宅ではなくほとんどアークのいる部屋で寝ている。愛用のヒヨコ型枕があれば、どのような場所でも眠れるらしい・・・。
自身が睡眠に入る前に、アークに睡眠プログラム(眠っている間に流れてくる膨大な情報を、必要・不必要の取捨選択と整理整頓する機能付)を組み上げインストールし睡眠という休息の形を教える。
その際に、愛用のヒヨコ枕をモデルにしたものを彼女の電脳空間に溢れさせている。
時が更に経過し
念願だったアークに人型端末ボディを与えることに成功。
アークから『私の胸は博士と比べると小さい』と疑問を投げかけられるが、「あまり大きすぎない胸の女性は、セイント美人の証」と応えた。
最愛の娘と共に過ごした時間
春夏秋冬の日々を、アークと共に過ごすがアンドロイドである彼女と人の身体である自分に流れる時間の差には打ち勝つことはできなかった。
アークに「永遠とも呼べる時間を生きる貴方に、心を与えるという残酷な事をしてしまった事を謝らなければならない」と話すが『心を持っていることに幸せに感じる、これから先も永遠に』と最愛の娘から言われると、そのまま静かに眠りについた・・・