ダイナミック★出荷

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ダイナミック★出荷とは

　ダイナミック★出荷とは四方を海で囲まれ、島への定期便も少なかったマクスウェル島から、新鮮な野菜を迅速に届けるためにノウド民が編み出した輸送法(ひっさつわざ)である。

　編み出された当初は到着の精度が低く、『誤射での被害が甚大』との名目でトライガルド帝国政府から使用禁止令が発令されたが、近年『2ｔまでの荷物量までなら可』という条件付きで使用が許可された。が、被害は未だに甚大である。

（引用：id=16391277）

プロの出荷例

　出荷前のブロッコリーに他の出荷野菜を梱包した荷物を載せ、出荷先上空までブロッコリーを飛ばせる出荷方法である。出荷先上空で、鉈などでブロッコリーの飛翔葉(動物でいう翼にあたる葉)を切り落としてやるとブロッコリーが他の野菜ごと地面に落下する、というわけである。

　この出荷方法は度々ブロッコリーがくくりつけた荷物の下敷きになって売り物にならなくなる事故が相次いだため、爆打石の発見とそれに伴うダイナミック★出荷の普及によって廃止された。現在では小規模な保存会が村おこしイベントで披露するのみとなっている。

（引用：id=16704143）

　方角や距離を確認し、送りたい物(者)の付近に飛ばしたい距離に適したサイズのトカゲカボチャを配置する。

周辺の安全の確認をしたら十分に距離を置きトカゲカボチャに向かい爆打石を叩き付ける。

　後は飛んでいった方向を確認し、無事着弾することを祈ったら終了である。

もちろん受け止める側も全力で。

※なお割れ物の出荷はご遠慮ください

　この方法はノウド領の住民の中でも訓練を積んだ者が使用するものであり、頻繁に使用しない者が周囲の安全確認を怠ると誤爆するおそれがあるので、緊急時でない限りは不用意に使ってはならない。

　上記の理由により誤っていっしょに出荷される事件が多発しているので行う者だけでなく周辺の人も注意していただきたい。

特にレッド・ベコや火達斬(ひたぎ)といった

を火炎放射を撒き散らすものが近くにあるときは要注意である。

人を出荷する際は細心の注意を。