IHクッキングヒーターの事ではありません(ここすごく重要)。
古くから存在するコンロの一つで、蚊取り線香のように渦巻状に巻かれた電熱線から発せられた熱で調理をするコンロの事。たいていの場合は円筒が浮き出たものか電熱線がむき出しになっている方式が多い。
昔の住宅の台所はこれとガスコンロで二分していた。
某キャラが「なに!この不便なモノ!こんなんでオイシイ料理ができるのか!?」と突っ込んだ通り昔のものは温まりが非常に遅く、ガスコンロの足元にも及ばない代物だったが、近年では技術も発達しIH同様のフラット式でものの温まりの早さも改善されている模様。
しかし近年ではやはり高性能なIHの台頭により最新式の電気コンロが設置されている住居は少なく(レオパレス21では現役らしい)、電気コンロの絶対数は数を減らしているのは事実である。
ガスコンロやIHとの決定的な違いとして温まるまでの時間は長いが一方高熱を帯びている時間も長いため、一度温まってしまえば電源を切ってしまっても調理時間の短い料理ならそのまま調理出来てしまう事がある。逆に言えば放置しているとどんどん温度が高くなるため、IHのような焦げつき防止機能もないので電熱線が焼き切れてしまったり火災につながってしまったりする危険性が極めて高い。この危険性の高さも電気コンロが数を減らしていった原因とされている。