「そんなことも見抜けないんじゃまだまだね」
プロフィール
概要
ボーダー本部所属A級6位加古隊の隊長(シューター)。作中に登場しているA級部隊の隊長では唯一の女性隊長である。
身長が判明している女性キャラクターの中では一番の長身であり、ストレートのロングヘアーと口元のほくろが特徴のクールビューティー。
両親は普通の人らしいが、突然変異的にセレブオーラを持って生まれた。
黒トリガー「風刃」の適合者の一人でもある。
なお、彼女の戦闘スタイルからか影浦からは「ファントムばばあ」というトンデモないあだ名で呼ばれている。
人物像・活躍
初登場は10巻の大規模侵攻編。トリオン兵を駆除する小南や嵐山隊らの元に増援として駆け付けた(参戦が遅れた理由は彼女がオフにドライブに行っていたため)。
B級ランク戦では四日目夜の部(第四戦)「三雲隊(玉狛第二)・影浦隊・東隊・二宮隊」戦にて、風間蒼也と共に解説を担当している。
イニシャルに拘りがあるようで、自隊のエンブレムに「K」のアルファベットを入れたり、該当する頭文字を持っていて才能があると感じた者を積極的にスカウトしている。
遊真に対しても、B級ランク戦の期間中に彼が断る事を承知の上で三雲隊から引き抜こうとしており、実力行使も辞さない姿勢を見せるなどかなり気に入った様子。
香取葉子はイニシャルKで女性であるにもかかわらず加古に勧誘されなかった事を若干気にしている。
対ガロプラ戦後、コスケロのトリガーでもの凄く滑るようになった米屋が遊ばれているのを見て、同様の状態の三輪に「あれ私もやりたい!」と主張するなど、意外とお茶目な一面もある。
元東隊の二宮に対しては手厳しく、ランク戦の際に東隊の「天候・雪」という奇策に対して初動が鈍っているのを見て「まだまだ」と言っていたり、ガロプラ襲撃の際に彼が指揮を担当する事に不満を述べていたりする。本人曰く「不服じゃないけどおもしろくないわ」。
実質ほぼ変わらないが諏訪をリーダーとして二宮が案を出す形ならば「さっきよりムカつかない」らしい。
ちなみに、好きなものに挙げられている炒飯作りは6歳のころから続けている趣味で八割は絶品の極ウマ炒飯なのだが、残り二割のハズレはゲテモノ系揃い。
具体的には、「いくらカスタード炒飯」で堤が、「チョコミント炒飯」で太刀川が、「蜂蜜ししゃも炒飯」でもう一度堤が死んでいる。堤大地は二度死ぬ。
なお、部下である黒江は山育ちで頑丈な胃袋の持ち主なのでハズレを食べても大丈夫で、来馬は運が良いためハズレに当たらず、二宮は死ぬことを恐れて食べた事すらないらしい。
作者によれば、味覚は正常で味音痴というわけではない。好奇心が堤を殺している。
戦闘能力
大規模侵攻編では戦闘シーンが描かれなかったが、B級ランク戦の最中に起きたガロプラ襲撃でその実力を初披露。シールドを掻い潜るように放ったハウンド(追尾弾)でアイドラ数体をまとめて破壊している。また同件では披露されていないが、スコーピオンも使用する。
なお、二宮や出水など、これまで登場したシューター達は皆弾丸を発射する際にキューブ状のトリオンを出現させて分割していたが、彼女は発射の際に球状のトリオンを分裂させるという他のシューターとは一線を画すスタイルを確立している(おそらくA級の特権である「トリガーの改造」によるものと思われる)。
パラメーター
トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 8 | 5 | 7 | 8 | 4 | 6 | 7 | 54 |
トリガーセット
メイントリガー | サブトリガー |
---|---|
スコーピオン | ハウンド(改) |
タイマー(試作) | アステロイド |
シールド | シールド |
バッグワーム | テレポーター(試作) |