「code:mirror(コードミラー)」とはころがりテノーが書く一連のオリジナルストーリー、関連企画の総称。
あらすじ
舞台は現代(編集時点では2011年)。羽化病という現象が発生し、人が「天使」となる事件が頻発。事態は巧妙に隠蔽されていたがそれでも漏れ出た情報の一部が噂という形で広まっていた。コード・ミラーとは何か?羽化病となった者が口にする最後の救世主とは?多くの人を巻き込みストーリーは続く。
概要・世界観
前述の通り舞台は2011年、都合東京周辺でストーリーは進む。(実際は世界規模で事態が進行している)。現代といっても巨大ロボット(後述)が存在したり、一部ではあるが人類が宇宙へ出ていたりと技術レベルは現実の遥か上を行く。また並行世界ネタも絡んでいる。
羽化病という現象が起きており、これに感染(?)した人間は「天使」になってしまう。天使となった人間はその時点で成長が止まりほぼ不老不死となる(完全に不死身なわけではない)。彼等の存在がストーリーの基軸となる。
登場する様々な陣営は「天使」の持つ能力に着目し奪い合い合戦を行っている。企画でもキャラの取り合いを主とした傾向が多い。
羽化病関連
羽化病
code:mirrorの世界で発生している謎の現象。原因は不明であり、誰にでも起こりうる。発症すると人間ではない別の存在「天使」となる。
天使
「羽化病」に感染した者の総称。発症した時点で成長が止まり、ほぼ
不老不死となる。また背中に白い翼が生える。
話の都合上10代の少年少女である事が多い。また総じて美しい姿を
しているとされており、それが人を惹きつける遠因でもあるようだ。ストーリー内で「人を喰う天使」の噂が流れており、人間を襲うものと誤解されている。
組織
SEALD(シールド)
「パーフェクト・コード事件」の後に設立された新参の組織。元々はやがて起こるであろう羽化病の研究の為に立ち上げられたが、事件関係者が多い事、ツルギⅦを保有している事などからアイオノイドへの対処に迫られ、次第に防衛組織としての性格を濃くしていく。名称は封印(seal))と盾(shield)からの造語。日本支部のメインベースは房総半島沖にある移動要塞グランハンガー。
BEAST機関(ビースト機関)
立ち位置としては悪玉となる、古い歴史を持つ組織。アイオノイドの開発・量産を行っており、その過程で様々な事件を引き起こす。その一方で天使となった者の捕獲を積極的に進めているがその目的は不明。
ネットワークを介した組織であり、本拠地はない。あえていうなら地球が本拠地である。
登場キャラクター
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メカニック
アイオノイド
BEAST機関が開発を進める生体マシン。人型のボディに動植物の能力を持ち、華美な鎧を纏っている。
影から影へ移動したりワープしたり天候や時間まで操ったりと、マシンの範疇を逸脱しており劇中での扱いもロボットというより怪獣に近い。
BEAST機関の最終目的である「ある存在」との戦いのために用意された物であり、現在は実験の段階。名前の由来はグノーシスの正義の天使アイオーンから。
ツルギⅦ
メインメカの一つ。1989年に太平洋上に墜落、その後BEAST機関に回収されていたが「パーフェクト・コード事件」の際一度だけ起動し機関が開発したアイオノイドの第1号ファルコンアイオノイドと戦いこれを破壊する。この影響でアイオノイドの開発は大幅に遅れる事になった。
正体は平行世界から転移してきたマシンでツルギの第7世代。自我を持ち、パイロットを必要としない。
テイオンフォース
ツルギⅦとは別のパラレルワールドから転移してきたロボット。企業連合に回収され、その解析データがノクトネクトの元となった。
やはり自我を持つ。
EXナンバー
SEALDの保有するマシンのなかで、現在の人類以外の存在によって造られたマシン群の呼称。即ち超古代のマシンや宇宙からきたもの、異世界から来たもの等。元々は企画の自由度を上げるための設定。
EX-1がツルギⅦであり、それ以降は発見順。またSEALD以外が保有するものはアウターEXと呼ばれる。