「楽しんでいきな 縄張(テリトリー)の名は ”モグラ塚4番街”!!!」
概要
カフェ『NEWスパイダーズカフェ』の従業員で、元犯罪組織バロックワークスのオフィサーエージェント「ミス・メリークリスマス」である。相棒のMr.4とは正反対の常に忙しなく騒々しいオバハン。
プロフィール
本名 | ドロフィー |
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異名 | ミス・メリークリスマス(バロックワークス時代)、町落とし |
懸賞金 | 1400万ベリー |
能力 | モグモグの実(動物系) |
出身地 | 偉大なる航路 |
CV | 金月真美氏 |
能力
名称 | モグモグの実 |
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解説 | モグラに変身する |
種類 | 動物系 |
両手足に巨大な爪を持つモグラの姿に変身する事ができる「モグラ人間」。
その爪を駆使する事で猛スピードで地中を掘り進む事が可能で、自らが掘った穴とトンネルに相棒のMr.4と入って不意打ち攻撃を行うのが得意戦法。また、その爪は直接攻撃する際に強力な武器にもなる。なお、ドロフィーにとって地中を移動するのはプールの中を泳いでいるのとほとんど同じ感覚らしく、地下からでも地上の様子が分かるらしい。
戦闘以外では地下から直接屋内に侵入したり、穴を通じて目的の物を回収したりと、隠密性が重要となる活動でも一定以上の効果を発揮しやすい。しかし穴を作って出入りする都合上、そのままでは痕跡が残ってしまうので場所や状況は選ぶ。その点はドアドアの実などと比較すると自由度が低い。
全ての穴とトンネルは一つに繋がっており、位置さえ把握していればどの穴からでも顔を出せる。また、ドロフィーは自分の意志でどこにでも新しい穴を開通させる事ができるため、現在空いている穴だけに集中していると奇襲を受けてしまうこともある。
しかし、その「全ての穴が一つに繋がっている」点が弱点にもなり得る。トンネル内部で大爆発が発生したりすれば、全ての穴から爆炎が吹き上がり、穴を利用している全員がダメージを受けてしまう。また、敵側もその気になれば隠れ場所として利用でき、ウソップには一度これで不意を突かれた。
ちなみに穴を繋いでしまうのは本来のモグラの習性に由来するもの。
なお、「地下」での行動に特化した能力の性質上、他の動物系悪魔の実と比較して能力を活用する場所を選びやすい性質がある。劇中では広大な砂漠の遺跡群での戦いであったために問題は無かったが、屋内や水上などでは使いにくいと思われる。爪が武器になるので決して持ち腐れになる事は無いだろうが、最大限には活用できないだろう。
特に悪魔の実の性質も考慮すれば、大量の水は致命的に苦手。ある意味で最も「水」を苦手とする能力の一つと言えるかもしれない。
技
土竜遁法 土竜魚(モグラトンポー モグギョ)
地中を高速で掘り進み、新たなトンネルを作る。
土竜平手打ち(モグラバナーナ)
人獣型で繰り出す強烈な平手打ち。
石造りの遺跡が一撃で崩落するほどの威力。
モグラ塚ハイウェイ
地下から片手だけ出して相手の足を掴み、そのまま高速で掘り進めて相手を連れ去る。
モグモグ玉砕(インパクト)
モグラ塚ハイウェイで相手を引きずったまま壁などに突進、そのまま叩き付け、力任せに突破する。
突破された壁には叩き付けられた人物の痕跡が残される。
性格
非常にせっかちな性格で、いつも超スローペースで言動が遅い相棒のMr.4を叱っている。また、言葉遣いも特徴的で、何でも1文字になるまで短縮したがる(例えば「馬鹿」という言葉は「バ」と短縮する)。
内心で描いていた理想は「お姫様」というある意味普通の女性らしいものである。
活躍
初登場のアラバスタ王国ではバロックワークスの社長の正体を知ってしまった麦わらの一味をMr.1ペアやMr.2ボン・クレーと急襲し、一味を散り散りにして始末しようとしたが、一味の狙撃手ウソップと船医トニートニー・チョッパーに敗れ、その後海軍に捕まって投獄される。
次の登場は扉絵で、ミス・ゴールデンウィークらによる救出作戦で脱獄し、現在は殺し屋から足を洗ってカフェ『NEWスパイダーズカフェ』にてウエイトレスとして働いている。