エンターテインメント作品群の一部のキャラクターの名前である。
ベアトリーチェという名前の人物は様々な作品に存在する。
リスト
神曲のベアトリーチェ
ダンテ・アリギエーリ制作の戯曲『神曲(しんきょく)』に登場。
主人公ダンテの亡き恋人であり、地獄では迷い込んだ彼の為に案内人を派遣し、煉獄では七つの大罪の試練を越えた彼を迎え、天界へと共に赴いた。
うみねこのなく頃にのベアトリーチェ
07th Expansionの作品『うみねこのなく頃に』に登場。
アニメの声優は大原さやか
前述の『神曲』のベアトリーチェが元ネタとなっている。
千年を生きた黄金の魔女。
『無限の魔女』で1人を“無限に”殺す力を持つ。
いたずら好きで善悪の概念がない(ように見える)。それ故に残忍であり、
子供が遊びで虫を殺すように人間を殺す。人間とは相容れない絶対悪。
……と、思われたが、それさえも実の所「魔女に相応しい演技」なのかもしれない。
あらゆる意味で一筋縄では行かない『魔女』である。
物語の舞台である孤島での殺人事件の犯人とされ、自身も自らを犯人と名乗って『事件は魔法で起こした』と主張する。
本編では魔法の一種として、物語上で真実であると保障された項目を赤文字で語る『赤き真実』を披露した。
関連タグ
薔薇のマリアのベアトリーチェ
十文字青によるライトノベル『薔薇のマリア』の登場人物。
サンランド無統治王国の首都エルデンの住民であり、医療施設アサイラムに引き取られた孤児。
施設の創設者であるモリー・リップスを慕い、医術士を目指して修行している。
かつて治安維持等を目的とした集団(クラン)、『秩序の番人』に所属していた過去があり、それ故に剣術に優れ、常時刀を携帯している。
主人公のマリア・ローズに恋心を抱いている。
関連タグ
ワイルドアームズのベアトリーチェ
シリーズ第三作『ワイルドアームズ アドヴァンスドサード』(WA3) のラスボス。
「夢魔」と呼ばれる電子情報体であり、生身の肉体というものを持っていない。
そのためか実体のある世界に憧れ、自分のための新世界を創造するべく暗躍する。
『電界25次元』という『夢を操作する能力』を持ち、永久の眠りつかせる事やこの空間に引きずり込むこともが出切る。
また電界25次元はベアトリーチェが支配する空間でこの中でなら全能と言える程の力を行使出来る。
設定上ではこの力は惑星規模まで拡大することもできる。
シリーズ通しても、自身の力は最大級のチート能力であり
作中では惑星環境を激変させ、世界中の人間を記憶喪失にした上、一度は世界を消滅させることにさえ成功している。
WA3は四部構成となっており、物語上で本格的に姿を見せるのはCHAPTER3の最後から。
……がよく見ると序盤から何度も背景にさりげなく登場しているのが確認できる。