概要
CV:野沢雅子
主人公、松田啓人の落書きをデジノームがデジモン化させた存在。
好奇心が旺盛で純粋な子供のような性格。一方で、一度闘争本能が目覚めると歯止めが利かなくなるといった面も序盤でよく見られた。当初はろくに言葉も喋れず、その意味もほとんど理解していない、まさに生まれたての赤ん坊そのものであった。根本的なあどけなさは物語全編を通してあまり変わることはなかったが、様々な経験を通して少しずつ成長していく。
後に、彼の成長を見届けてきた啓人からは「初めて会った時は赤ちゃんみたいだったのに」と語られたが、そんな言葉に「啓人が一緒にいたから」とはっきりとした口調で返している。このワンシーンから、ギルモンが啓人を如何に慕っているか、啓人との触れ合いで自分がどれだけ大きく成長出来たかを自覚しているか、という事が窺える。
穴掘り遊びが大好きで、それを応用して線路の枕木を砕いたり、メガログラウモンの状態でアスファルトを掘り進んで退場したりするなど、要所でそれを役立てている。デジタルワールドに繋がる穴を開通させるなど、物語上重要な役割も担っていた。
「ファイヤーボール」という飛び道具は持っているものの、基本的に遠距離戦は不得手としている。が、そこはテイマーである啓人のデックの「白い羽」や「エアロウィング」をスラッシュする事で、空中戦などにも対応できるよう補っている。
メガログラウモンへと進化するとギルモン~グラウモン時に見られた幼さが消え、啓人を自身のテイマーとして強く認識するようになった。究極体であるデュークモンに進化した際には、更に老練で落ち着いた物腰へと変貌する。
- ギギモン
- ギルモン
- グラウモン
- メガログラウモン
- メギドラモン
- デュークモン
- デュークモン クリムゾンモード