木炭

もくたん

木材を蒸し焼きにして炭化させたもの。

概要

木材を窯で蒸し焼きにして揮発成分を抜き、炭化させたもの。かつては重要な燃料だった。

消臭剤、フィルター、土壌改良材、画材としても使用される。

木材をそのまま燃やす（薪）のと違い、炎が上がらず高温を得られ、匂いもつかない。

ナラ、ブナ、カシ、クヌギなどを使用することが多い。オガ屑を圧縮したものを炭化させたオガ炭もある。

画材としての木炭

摩擦で崩れてできた粉末が紙につくことで着色されるので

モノクロの濃淡での描画になる。

そのため絵の練習としての石膏デッサンにもよく使われる。

もとの木材の種類、炭化の方法などで少しずつ性質が異なる。

木の芯の部分は硬くてつきが悪いので芯抜きでくり抜く。

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炭　カーボン　備長炭