データ
別名 | 水異怪獣 |
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身長 | 62m |
体重 | 6万2千t |
概要
『ウルトラマンタイガ』第9話「それぞれの今」に登場する怪獣。
とある惑星で猛威を振るっていたが、水獣の守り人と呼ばれる宇宙人によって小瓶に封印され、その末裔である行方マイコの家系に代々受け継がれてきたが、それを狙い活動していたヴィラン・ギルドのメンバーの1人であるキール星人の誤射によって封印が解かれ復活を遂げる。
第9話の監督である武居正能曰く、マジャッパはウルトラマンオーブに登場した魔王獣、マガジャッパの元になった怪獣、言い換えれば「プレーンなジャッパ」であるとのこと。
高圧水流を吐く「マジャッパ水流」、体を周囲の景色と同化して姿を消す「マジャッパ迷彩」、相手を掌の吸盤からの吸引光線「マジャッパ吸引」など、マガジャッパと同様に多彩な攻撃方法を持っているが、マガジャッパとの差異は相手を痺れさせる有毒ガス「マジャッパ芳香」を使う点。悪臭を放つマガジャッパの「マガ臭気」とは対照的に非常に良い香りがするとのことで、このガスの効能のおかげで本人の体臭も非常に良いらしい。
劇中の活躍
封印が解かれ復活を遂げた後は高圧水流でヒュプナスを殺害、消滅させた後に市街地で暴れ、ウルトラマンフーマをマジャッパ芳香や透明化能力で翻弄し、途中で交代したウルトラマンタイガも続けて翻弄し高圧水流で圧倒するも、マイコの能力によって透明となっている時の動きを見抜かれ、さらにマジャッパ芳香も無効化された上にフォトンアースに強化変身したタイガ相手に手も足も出ず圧倒され、最後はオーラムストリウムを食らって爆散した。
余談
『オーブ』における魔王獣は「最初から中ボスクラス」をコンセプトに設定されており、フォトンアースにならなければ勝てなかったかもしれないマジャッパもまた、強豪怪獣だったと言えるだろう。
ただ、フーマの光波手裏剣の連打にひるんでいる描写が見られるため、スペリオン光輪のチャージ短縮版を平然と耐えたマガジャッパと比べると、防御力は劣る可能性がある。
マガジャッパと比べると身長が2mほど伸びているが、体重は何故か倍近くまで増大している。