CV:若井友希(アニメ)
演:松田るか(ドラマ)
概要
百花王学園の生徒会の人物であり、実力者・早乙女芽亜里に勝った蛇喰夢子に勝負を仕掛けた一番手の生徒会役員。
実家がトイメーカーということで、実家の商品であるトランプを用いたギャンブルを行っている。
ダブル神経衰弱で夢子と勝負するが、イカサマのタネを完全に暴かれて敗北する。
その上で、今度は金銭ではなくお互いにペナルティ(爪を剥ぐ)をさらに上乗せした勝負をしようと挑発してくる夢子に対して、恐怖のあまり泣き崩れるなどの醜態をさらしてしまった。
同学園生徒会が有する政財官に対する絶大なコネクションを家業や将来の為に活かすべく強い野心と権力志向を持っているが、実は上納金だけで生徒会に入った人物なので生徒会にとっては彼女は使い捨て要員であった。
いわゆる「あの子は四天王の中で一番な小物……」として生徒会役員をクビになり、彼女の野望は終わった……ように見えたが、生徒会役員を次々と倒していく夢子の知名度が上がるにつれ、夢子が生徒会長・桃喰綺羅莉を打倒したら自身を生徒会役員入りを条件に夢子のパトロンとしての協力を申し出る。
彼女が夢子に協力するのには彼女の実家に非常に大きな関わりがある。彼女は前述のトイメーカーのお嬢様ではあるが、彼女の父親は大変厳格な合理主義者であることから、彼女が同学園生徒会とのコネクションがなければ、たとえ彼女が一人娘であっても最悪父親から勘当させられる危険性が孕んでいることから、夢子には綺羅莉を打倒した上で、生徒会長に是非ともなって頂きたいのが彼女の偽りなき本心である。
その後は夢子と夢見弖の勝負のチケット入手などで助力をするが、夢子の善意からパトロンとして金銭以外は安全圏にいられる事も無く、「公式戦」の権利を綺羅莉ではなく生徒会会計・豆生田楓との勝負で履行、更にお互いの人生を懸けて壮大なレイズ合戦に及ぶこととなった。
豆生田とは、その野心・権力志向・境遇にシンパシーをお互いに感じて好意を少なからず抱いており、勝負後は彼を散々罵倒したものの真っ白に憔悴して搬送される彼を見送った。そして、夢子が勝負で得た彼の人生の権利は伊月に託された。
人称・呼称・言葉遣い
- 一人称は一貫して「わたし」。
- 二人称も一貫して「あなた」。
- 呼称は年上の人物には「苗字+先輩」(実例:鈴井先輩 早乙女先輩 生志摩先輩 五十嵐先輩 豆生田先輩など)で呼ぶが、気を遣う必要性が全くない独り言やモノローグ時には、年上の人物を呼び捨てにしている。なお、綺羅莉には「会長」、夢子には「夢子先輩」と呼ぶ。
- 言葉遣いは年上の人物には敬語を常用し、タメ口では絶対に接しないが、気を遣う必要性が全くない独り言やモノローグ時には中性口調へと砕けて変化する。