ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

メイ(GBD)の編集履歴

2020-08-29 01:11:01 バージョン

メイ(GBD)

めい

『ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE』の登場人物。

「 私は、私の『ミッション』を探している 」

CV:渕上舞

人物

檳榔子黒(びんろうじぐろ)色の美しい長髪と孔雀色の瞳を持つ、クールな雰囲気の女性ダイバー。アバターは脚線美の眩しいサイバー風スーツ。

普段は上着のジャケットで隠されているが、その下は体に密着したノースリーブのピッチリスーツ一枚という大胆なものであることが最終回にて判明。前作のアヤメといいスタッフは狙っているのか?

GBNでフレディの助けを求める通信を聞きつけ、居合わせたパルヴィーズ、カザミ、ヒロトらと共に遺跡へと召喚された。

口調も態度も素っ気無く、感情の起伏も口数も少ない。周囲とは必要最低限の事務的なやりとりしか行なわず、交流も持とうとしない謎多きダイバー。他者の言葉を額面どおりに受け取ってしまうような、妙に素直なところもあり、冷淡な態度の裏側にはある種の無垢さをも感じさせる。


最初のミッションを終えた直後にUI上でフォース名を確認され、表示されたデフォルトの「BUILD DIVERS」に周囲が戸惑う中で、気を利かせて「BUILD D“i”VERS」と一字だけ置き換えた。野良ダイバーの寄せ集めであるフォースにこだわりも無いようで、当初は解散するならそれでも構わないという立ち位置だった。

マイヤに「小さい子たちを誑かさないでほしい」と注意されてうろたえるパルヴィーズに「誑かしたのか」と混ぜ返したり、山の民をはじめとするエルドラの人々の情緒を感じ取るなど、決して冷たい人物ではない様子。意外にも他者をよく見ており、間近で少しずつ変わっていくパルやカザミの姿を目にしながら、一方では鉄面皮のヒロトに探るような視線を向けたりと、BUILD DiVERSの在り様に何かしらを見出そうとするようなしぐさも目立つ。


使用ガンプラはウォドムを模した機体「ウォドムポッド」。

ソロプレイが信条で、戦況から最善手を割り出し、即断即決で敵を追い詰める戦い方をする。必要な連携は取る一方で、邪魔になる味方を積極的に援護しようとはせず、あわよくば敵もろとも撃破しかねない冷徹ととれる行動も見せる。腕部が小さい機体の都合もあってか、近接戦闘においては非常に足癖が悪い。

実力は高く、序盤はカザミやパルと並んでヒロトと共にエルドラの敵への苦戦描写は控えめなほうだが、チーム戦の経験のなさが影響してか戦況を好転させにくい面が見られた。


GBN内でバーを仕切っているベテランプレイヤーのマギーとは顔馴染みで、マギーの依頼である機体とダイバーについて調査しているらしい。不可解な点の多いストーリーミッションについても進捗を報告しており、「運営への問い合わせ」などの込み入った作業は任せている。

ぶっきらぼうな雰囲気や有無を言わせぬバトルスタイルを指して、パルやカザミには「ヒロトと似ている」と評され本人も認めている一方、フレディの「『わからないこと』と『やらないこと』は違う」という解釈を聞いて、チームの一員としての自身の在り様に思いを巡らせた末に、ヒロトの自己犠牲的な気質に真っ向から異を唱える。ちなみに戦闘スタイルは機体の特性もあってかメイのほうが突っ込み気味なところがある

また、山の民との交流を経て、ストーリーミッションに自分なりの目的を見出し、衛星兵器攻略戦では自機の損傷も顧みずに砲門へ突撃するといった、強い意志に基づく行動を見せるようになった。


リアル

GBNで発生した電子生命体「EL(エル)ダイバー」の一人で、名前の綴りは「May」。サラと同じように模型の身体へ意識を宿し、マギーの店のバーカウンターに設えられたドールハウスで暮らしている。(専用のバーカウンターや椅子も用意されている)

マギーはメイの後見人であり「ママ」と呼んでおり私的な話も行っている。

サラのことは「姉さん」と呼んでおり関係は良好の模様。

モビルドールメイの組立説明書では、彼女が『ガンプラバトルがしたい』という感情の余剰データから生まれたこと、それ故に無意識のうちにソロダイバーとしてバトルを行っていたこと、ビームシールドすらも攻撃に転用するなどの攻撃的なバトルスタイルが語られている。

サラやビルドダイバーズシバといった面々とも顔見知りで、彼女の言によれば現時点で87名ものELダイバーが認知、保護されている模様。

後見人(おそらくマギーのこと)から、外出用に鴨の羽(かものは)色のドレスを仕立ててもらったりしている。・・のだが、お洒落をすることにあまり興味がないのか、出で立ちをパトリックに褒められても反応は薄い。


なお、感情の薄さはELダイバーとして生まれた経緯の影響もあるようだが、それでもほかのELダイバーより薄いという(実際、外伝を含めたほかのELダイバーと比較しても明らかに控えめ)。

それでもマギーによれば本編での出来事を経験して表情が豊かになったらしい。


サラよりも後に発生した以上、現在の状態で活動している期間は二年にも満たない故にバトルやガンプラの技術こそ十分なものの、「お祭り」について全く知識がないなどまだまだ彼女が勉強するべきことは多いのだ。

そのため人間社会では覚えた知識をそのまま実行しようとする節があり、ガンプラサイズの身体でタクシーを呼び止めようとして上手くいかずにふくれっ面で憤慨するコミカルな一面も。マギーから教わった泣いている相手に寄り添う方法(後述)をとった際には周りが動揺することになった。

自分たちの存在が広く認知されてはいないことを承知しており、対面する相手によっては人形のふりをしたり、同行者に耳打ちしたりする。

こちらへどうぞgbn


劇中の活躍

GBNにログインしたまま意識不明に陥ったというシドー・マサキ彼のガンプラの捜索を依頼されて様々なディメンションを回っており、エルドラでの「ストーリーミッション」に接触したのも調査の一環だった。


ミッションの合間に遭遇したゼルトザームを操っているのがダイバー・マサキであると確信したことで、エルドラでの活動が大きなリスクを伴うものであると判断。衛星兵器によるエルドラへの攻撃と、地球規模の通信障害が同じタイミングで発生したことから、エルドラが実在する天体であること、GBNを介して実際に召喚されていた可能性をも考え、リアルにおいてチームのメンバーを召集する。

半年もの間、病院で昏睡状態に陥っているマサキに3人を引き合わせ、上記の推論を語ると、ミッション継続の危険性を伝えた上で、以降の行動については判断を委ねた。


GBNで生まれた彼女にとっては、人間が暮らすリアルも、遠い星・エルドラも等しく「もう一つの世界」であり、その世界を大切に思う者がいるのならそれを助けたい、それが自分の「mission(使命)」であるという認識をマギーに示し、メンバーが参加を拒否した場合は一人でも再度エルドラへ向かう手段を探すつもりだった様子。


ヒロトがイヴの消滅、その後の第二次有志連合戦の後悔を思い出してしまった際には感情を漏らす彼に対して、その涙を唇で吸い、抱きしめて我慢せず泣くように促した。

これがきっかけでヒロトは自身の過去をBUILD DiVERSに明かし、それに対してほかの仲間も影響や信頼を語りメイ自身もヒロトとイヴの選択で自分が生まれた感謝を伝え結束が強まることになった。

なお、前述の通りこの行動は周りを動揺させていたりもする。


クアドルンからアルスの事情を聴き、「願いによって人格が形成された」という一面や「使命で行動している」という点からシンパシーを覚えたようで彼を救う手立てがないかと提案し、このことが最後の戦いに変化をもたらした。


GBNに舞台を移した最終決戦ではサラをかばってウォドムポッドだけでなくモビルドールとしての機体の維持もできなくなり、サラと共にリクとヒロトを呼び彼らに受け止められる形でコアガンダムⅡに同乗。

彼らとイヴの幻影と共にアルスをデータの海へと返した。


その後、GBNの想いとアルスの想いから生まれた赤ん坊のような新たなELダイバーを抱き上げた。

その際にそのELダイバーはアルスではないがアルスから引き継がれたものもあることを自身を例にして話して見せた。


そのELダイバーに着せるためにジャケットを脱いだ彼女の腕に巻かれていたイヤリングはメイを構成した因子が溢れ出しその想いがリアルでも顕現したもので、ヒロトはそれが自分がプレゼントしイヴと共に消滅したはずのイヤリングであったことに気付く。


アルスと新たなELダイバーの関係についてわずかに引き継がれるものもあると発言したことやGBNにたどり着いた古き民も姿をすでに失っていたらしい描写から、メイは決して『イヴの生まれ変わり』ではなく、『イヴの霧散した情報の断片も含まれているELダイバー』と言い表した方が適切。

転生したとするにはイヴ自身の想いがまだ残っているような描写もみられる(例えばヒロトに協力するように現れる幻影はメイとは別に表れている)ため、データの海に帰りどこにでもいる存在となったイヴの想いやガンプラ同様にヒロトの創作物であるイヤリングに込められた想いがメイを構成する因子の一つになりイヤリングとして溢れ出たのではないかと思われる。

(彼女自身というより、彼女とヒロトを繋いでいたペンダントの転生体と見る意見もある)。


アルスを救い新たなELダイバーが誕生したのに涙を流したことから人間的な感情がまだわかっていないと話すが、人はうれしい時にも涙を流すことをヒロトに伝えられ泣きながら笑みを浮かべた。


余談

  • 本作にてピクシブ内で初めてイラストが投稿されたキャラクターであり、放送前の段階では本作関連の投稿はほとんどが彼女のものであった。
  • 今作で初登場した人物では、序盤から明確に前作の人物と明確な接点がある事が判明している。
  • メインキャラの乗機のうち、唯一ウォドムポッドだけがキット化を発表されていなかった(第8話放送時点)が、上記の通り第9話で『そりゃ情報出せねえよな……』と思わざるを得ない、ストーリーに密接に関わる事情が明らかになった。なお9月末のホビーイベントにおけるトークショーで、キットの開発自体は進行中であることが明かされ、二期の放送時期(の新型コロナウイルス感染症の影響による休止時期中ではあるが)であった2020年6月にようやくHGが発売された。ちなみにメイ(アバター版)のフィギュアが放送開始前から試作版の画像含めて制作されている事が明かされ、2020年2月に各ゲームセンターやゲームコーナーの景品として置かれる事になる。このプライズフィギュアであるEXQフィギュア以外にもガンダムガールズジェネレーションのフィギュアも発売が決定しており、立体化の機会には比較的恵まれている(さすがにプラモがいくつも出たフミナほどではないが…)。


関連記事

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE BUILDDiVERS


ウォドムポッド モビルドールメイ:使用機体。


アヤメ:前作の登場人物。女性ダイバー、クールな性格、元ソロプレイヤー等共通点が多く、体形にも共通点があるが、ダイバーの格好は正反対である。…と思われていたが、最終話でジャケットを脱いだ姿ある意味おそろいであった。


サラ:彼女とは姉妹のような存在。メイは「姉さん」と呼んでいる。

リゼ:外伝主人公のELダイバー。初対面時に彼から「姉さん」と認定され、メイ自身も彼を弟としている。


イヴ:2nd seasonのOPで手を合わせるような演出が見られたもののELダイバーであるという以外の共通点はないままだったが、最終回でメイの因子の一部となったらしいことが明かされた。

エルドラで二度目となる風と共に舞う白い花びらに対してヒロトが反応した際には同じように見上げており、彼女もイヴの存在を感じることができたのかもしれない。

ちなみに上記のふくれっ面はイヴがヒロトにしてみせた行動のひとつだったりする。


イオナ:渕上氏が演じたキャラ。類似存在つながり。


エオライン・ハーレンツ別作品における、イヴとメイのメイに相当するかもしれない仮面の男イヴ相当は確実に命を落としたが、作者のツイートがその正体を予感させる。ただしベストタイミングで正体を知ったヒロトと異なり、主人公は曇った。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました