概要
キャプテン・ネモが、シオンからパスを通じてアトラス院の「分割思考」を教わったことでネモ船長の「誰でもない存在」としての特性とトリトンの「霊基を分割できる」神霊としての特性を組み合わせ生み出した自身の分身「ネモ・シリーズ」の一人。
ネモ・ベーカリーは白衣を着た温厚な性格の外見少女のお姉さん。烹炊所担当の調理師として働いている。
常に明るく振る舞っており、ネモの記憶に存在するレシピであればどんな料理でも再現して見せる。
それを踏まえて食堂に訪れたサーヴァントにまつわる料理も提供してみせる。
ネモの「楽」という感性を擬人化した分身と思しく、周囲をもてなし楽しませることを何よりのやり甲斐としている。逆を言えば「苦」に対しては否定的で、リスクを伴う判断に対しては保守的な立場を取る傾向にある。
余談
ネモ・シリーズは少年体と少女体の個体が存在するらしく、恐らくネモ・ベーカリーは後者に位置する。つまり、ネモ・ベーカリーが自身を「お姉さん」と称していたのは嘘ではなく本当だったというわけである。