概要
東京消防庁とは東京都を管轄する消防組織である。消防吏員と職員合わせて約一万八千人である、世界最大の消防組織である。千代田区に本庁を置く。警察のように総務省消防庁キャリアがやってくることはない。
組織
地方公務員たる消防総監をトップに、10の部を置いている。
・企画調整部・総務部・人事部・警防部・防災部・救急部・予防部・装備部・消防学校・消防技術安全所
ハイパーレスキューと呼ばれる特別高度救助隊も存在。阪神淡路大震災を教訓に設置された。
装備
消防車であるポンプ車やはしご車だけでなく、レスキュー用のパワーショベルや夜間でも救助活動できるような照明車両からクレーン車も多数所有している。
消防署
都内を10方面に、81個の消防署を保有。また東京消防庁は都内全域を管轄するが、東京都な市内では稲城市のみ、伊豆諸島では大島町、八丈島、三宅村は独自の消防組織を保有しているため管轄外である。
歴史
明治時代、消防業務は内務省警視局(警視庁)が消防本部を設置され行っていた。その後は警視庁消防部などを経て、戦後内務省がGHQにより解体されて独立した。
警視総監との関係
[[警視総監]は東京の警視庁のトップであるが、国家公務員であり警察庁のキャリア組の到達点となる。しかし消防総監はあくまで東京都職員である。これも戦後GHQの指令である警視庁と対等になるべきとの元に警察から独立した際に決定した。
なお警視総監との指揮命令関係はない。
関連イラスト
東京消防庁に関するイラストを紹介してください。