概要
牡羊座（アリエス）の黄金聖闘士（初登場の際「ジャミールのムウ」と呼ばれていたことから、「ジャミール座のムウ」だと読者に勘違いされた事がある）。
聖衣の修復家でもあり、星矢達の青銅聖衣を何度も修復している。
サイコキネシスやテレポーテーションなどの超能力を得意とし、その力は黄金聖闘士でも随一。
麻呂眉が特徴的でロングヘア（原作では金髪、アニメではピンク髪）、中性的な顔立ち。
十二宮編では、十二宮を守っていた黄金聖闘士の中で唯一星矢達と交戦していない。
通常時は敬語で話すが、敵に対しては情け容赦ない面も持つ。
また星矢達に助力しながらも過酷な対価を求める(十二宮編でも聖衣の修復と引換えに一時間ほど彼らを足止めしている／実際問題、丸腰で突撃しても無駄死にするだけなのである意味妥当な配慮ではあるのだが)など甘やかしてはおらず、アテナ共々その力を見定めるような行動を取っている。
黄金聖闘士の中でも故人であるアイオロスや老齢であった(と思われていた)童虎と違い、聖衣を纏った姿を見せながらも戦闘シーンが描かれなかった為にファンからその実力を疑問視されていたが、後に冥王ハーデスの章では青銅一軍も苦戦した相手であるデスマスクとアフロディーテを二人の最強技の合体攻撃（どちらも即死技、どちらか一方の防御に気を取られれば確実にもう一方に即死させられる）に耐えた上、まとめて一撃で片付けるなどその強さを存分に証明してみせた。
念動力だけでなく生身の力も結構強いらしく、デスマスクの手首をひねりあげ彼に思わず悲鳴をあげさせる（OVAではそのままぶっ飛ばしている）シーンすらある。
師匠は教皇で先代の牡羊座黄金聖闘士だったシオン。
7歳の頃には既に黄金聖闘士になっており、かなり幼少の頃から彼に指導を受けており、此方も例に漏れずスパルタ方式で鍛えられた(彼の同世代である黄金聖闘士は天才的な才能で7〜9歳の幼年齢で黄金聖闘士になった者が多かった模様)。チャンピオンRED版の新規外伝で聖域での修行総仕上げの直後「自分に何かあった時は童虎に頼れ」が最後の会話となり、出立後、思念波を幾ら送っても聞き届けて貰えず、アイオロスも女神の拉致したと聞き及びなかった為、シオンがサガに殺害された上すり替わられたのを童虎と共に早くから予期して、聖域とは距離を置き早い段階から星矢らの味方をしていた。
弟子は貴鬼。ハーデス編にて、冥界で嘆きの壁を打ち破るため他の黄金聖闘士達と共に死亡する。
必殺技
- クリスタルウォール
- 透明なバリアを張り、敵の攻撃を跳ね返す。
- クリスタルネット
- クリスタルウォールを蜘蛛の巣状に変形させて敵を絡めとる。
- スターダストレボリューション
- 弧を描いて飛ぶ光弾を、流星群の如く連射する。
- スターライトエクスティンクション
- 最強技。最初は光の環で拘束した相手を冥界へ消し去るというものとされたが、これは星矢を遠くへ逃がすための嘘だった。実際に使用した時は、両手または全身から放つ光の衝撃波で敵を跡形もなく粉砕し消滅させるというものだった。
派生作品
セインティア翔
ジャミールに損壊した子馬座聖衣を持参して修復を依頼したシナト・ミライの依頼を当初は「邪神の星を持つ者はアテナの命を脅かす」として断っていたが、彼らの懇願を受け入れて行う。
十二宮戦後は守りをアルデバランに任せ、沙織の結界が緩んだため邪精霊の種子から狙われないよう貴鬼をジャミールに返し、翔子らを襲いに現れたアテと対峙する。
聖闘士星矢Ω
彼の死後の時系列ではあるが、貴鬼の弟子羅喜が登場する。直接の面識はないが、ムウにとっては孫弟子にあたる。
またムウ本人も74話にて回想やイメージのみで台詞はないが形で登場した。
Legend of Sanctuary
より知的なイメージを強めるためなのか、眼鏡キャラになっている。
関連イラスト
関連タグ
| ────── | 1.白羊宮 | 2.金牛宮 |
|---|---|---|
| ────── | ムウ | アルデバラン |
- 牡羊座の黄金聖闘士
