ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

マリシアスの編集履歴

2011-12-13 13:50:02 バージョン

マリシアス

まりしあす

マリシアスとは、2010年10月末発売のアルヴィオン開発によるPlayStation3用の3Dアクションゲーム。

ゲーム概要

株式会社アルヴィオンが開発した3Dアクションゲーム。

PlayStationNetworkでのダウンロード専売タイトルであり、800円という低価格ながら

練りこまれたシステム、重厚なバックストーリー、ステージにマッチしたBGM、

独特の幻想的なビジュアルが魅力の作品である。

ゲームシステム

『魂の器』と呼ばれる人の形を取ったプレイヤーの分身を操り、自在に形を変える『灰の外套』というマント状の武器を駆使してステージ内に鎮座するボスを撃破していく。

特徴としてステージ開始時からボスと対峙するという形を取っており、ステージを踏破してボスへ辿り着くという既存のアクションゲーム的な過程は一切ない。

ステージクリアごとに残るステージのボスが手強くなっていくという仕様があり、どのステージから攻略していくかという戦略も必要となる。

ステージ内に存在する雑魚敵を倒したり、敵の攻撃を寸前でガードするなどの行動で『オーラ』が溜まり、攻撃力の底上げ、『魂の器』自体のパワーアップや回復に利用できる。

一定以上のダメージを受けると『魂の器』の身体各所が破損していく。プレイヤーにはHPゲージが表示されないため、器の状態を確認しながら戦闘を行わなければならない。

オーラを消費して回復することで破損した身体は修復されるが、破れた服はそのままになる。

・・・何が言いたいかはお察しください。


灰の外套

『魂の器』に装備された黒い布状の武器。

ゲーム開始当初は能力を完全に発揮できず、2つの形態しか使用できないが、

『力の保持者』である4体のボスを倒すことでそのボスが使用していた武器や

能力が使用できるようになる。


魔弾

ゲーム開始時から使用できる能力。灰の外套からオーラの弾丸を撃ち出す。

威力は小さいが追尾能力があり、複数の標的へ同時に撃ち出すことも可能。

形態はオーソドックスなマント状。


灰の外套を二本の腕状に変化させ、多彩な拳打を繰り出す能力。

ゲーム開始時から使用できる能力だが、当初は不完全形態であるため一部のコンボや攻撃が使用できない。力の保持者『フィストゴーレム』を倒すことで能力を完全に発揮することができる。

形態は4本指の巨大な双腕。


灰の外套を鋭利な槍に変化させ、強力な突進攻撃を繰り出す能力。

力の保持者『ブックハウンド』を倒すことで使用可能となる。ヘビーアタック版では足に槍を形成して長距離を移動する突進を行う。

形態は左腕に灰の外套が螺旋状に巻きついた槍状。


灰の外套を2枚の翼に変化させ、空中を自在に飛行する能力。

力の保持者『王国騎士団長』を倒すことで使用可能。攻撃能力はないが、ジャンプ回数の増加、滞空能力の追加など、機動力が大幅に強化される。

待機形態は存在しない。


灰の外套を堅固な盾に変化させる能力。

力の保持者『シールドゴーレム』を倒すことで使用可能。通常のガードでは防げなかった攻撃もガード可能になる他、攻撃を防いだ瞬間にコマンド入力することで周囲の敵を弾き飛ばすこともできる。

翼同様に待機形態は存在しない。


灰の外套を巨大な両刃剣に変化させ、強烈な斬撃を繰り出す能力。

力の保持者『狂王』を倒すことで使用可能。単発での攻撃速度は遅いが、コンボに組み込むことで素早い攻撃が可能になる。形態は柄尻が鎖のように伸びた巨大な両刃剣。不使用時は襟元が剣の鍔状になったマントの形を取る。


ストーリー

人々の悪意が寄り集まることで降臨する災厄『マリシアス』を倒す『討伐者』として、

預言者に召喚されたプレイヤー。

『魂の器』と『灰の外套』を完全な状態にするために、まずは『力の保持者』を倒すこととなる。


  • 余談

公式サイトの項目「SPECIAL」にて作品の前日譚である外伝小説を閲覧できる。

作品中で戦う『力の保持者』にまつわるバックストーリーであり、より作品を楽しむことができるため

是非一読をお勧めする。

ソフトウェアアップデートを行えばゲームメニュー内に追加されるので、そちらで閲覧することも可能。

登場キャラクター

魂の器

災厄『マリシアス』を討伐するため、預言者たちが数秘術の秘奥をもって造り上げた人型の器。

薄青色の髪と瞳を持ち、足元には魔法陣のような図形が浮かび上がっている。

器を制御するためには人間の精神を宿らせる必要があり、プレイヤーはそのために召喚されたという設定になっている。

ゲーム開始時に性別を選択可能。本編中では語られないが男性版にはヴァレリア、女性版にはエーリカという名前が設定されている。外伝小説を読んでみると…


預言者

白いローブをまとった老人の姿を取る存在。災厄『マリシアス』を討伐することを目的としており、『マリシアス』復活に際して討伐のための『力』を人間に与え、討伐完了後に返還させるという行動を続けてきた。物語開始前に前代の『マリシアス』と戦った者たちが『力』の返還を拒んだため、数秘術を用いて『魂の器』を造り出し、器の制御者としてプレイヤーを召喚する。


狂王

『力の保持者』としてプレイヤーと対峙する、妙齢の女性。

物語の舞台となる国の女王を務めており、その鬼神の如き戦いぶりから『狂王』と恐れられている。

前代の『マリシアス』を討伐するため預言者から『剣』の力を授けられたが、討伐後に返還を拒み100年以上に亘って闘争の日々を重ねてきた。外伝小説では彼女が狂王となっていく過程が描写されている。


マリシアス

多くの人々の悪意が寄り集まって降臨する災厄。純粋な破壊者であり、圧倒的な力で目に映るもの全てを破壊するだけの存在である。

悪意の集合体であるため人間が存在する限り、何度倒しても世界に悪意が満ちれば再び現れる。

作品の最後に登場するラストボス。

関連タグ

MALICIOUS


関連リンク

本家サイト

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました