概要
「ツイステッドワンダーランド」に登場するキャラクター ジェイド・リーチ×フロイド・リーチの腐向けカップリング。
「やっぱり、稚魚の時にフロイドを相棒に選んだのは正解でしたね、あなたは特別です」
「ん?どーしたの急にニコニコしちゃって。オレも一緒に生き残ったのがジェイドでよかったよ」
名前 | ジェイド・リーチ | フロイド・リーチ |
---|---|---|
寮 | オクタヴィネル副寮長 | オクタヴィネル寮生 |
学年・クラス | 2年E組13番 | 2年D組17番 |
誕生日 | 11月5日(蠍座) | 11月5日(蠍座) |
年齢 | 17歳 | 17歳 |
身長 | 190cm | 191cm |
利き手 | 右 | 左 |
出身 | 珊瑚の海 | 珊瑚の海 |
部活 | 山を愛する会 | バスケットボール部 |
得意科目 | 魔法薬学 | 音楽 |
趣味 | テラリウム | ダンス |
嫌いなこと | 予定調和 | 束縛 |
好きな食べ物 | タコのカルパッチョ | たこ焼き |
嫌いな食べ物 | アナゴ | しいたけ |
特技 | 紅茶をいれること | パルクール |
二人は双子の兄弟であり、見た目はグリムに「まるきり同じ顔が二人いる」と言われるほど似ている。
が、メタ的視点から見れば差はあり、
ジェイドの方はツリ目で右目がオリーブ色、左目が金色のオッドアイ。そして黒のメッシュも左。ピアスも左耳。
フロイドの方はタレ目で左目がオリーブ色、右目が金色のオッドアイ。そして黒のメッシュも右。ピアスも右耳。
という差がある。
見た目は合わせ鏡のようでも、口調や性格で差があり、中身はまるきり同じという訳では無い。
身長もジェイドは190cmフロイドは191cmとフロイドの方が1cmだけ高く、グリムに「ヒョロヒョロしてるけど、ノッポで強そう」と言われている事から体格はどちらも筋肉質という訳では無いことが伺える。
表記について
『ジェフロ』は「リトル・マーメイド」に登場するウツボ「ジェットサム」「フロットサム」のコンビを指すので注意。
二人の関係性(ココからネタバレ注意)
ゲーム内ではちょくちょく主人公に向けてのセリフや、他キャラクターへ向けてのセリフを聞くことが出来る。
その中から関連のありそうなものを抜粋した。
ホームボイス
・ジェイド
制服(R)
「僕のクラスに時々フロイドが遊びに来るんです。ああ見えて甘えたなところがあるもので」
運動着(R)
「モストロ・ラウンジの掃除をしようと思っていたんですが……どうやらフロイドは逃げたみたいですね」
実験着(SR)
「フロイドといるとなにが起こるかわからなくて楽しいですよ。授業も一緒だったらいいんですけどね」
式典服(SR)
「フロイドも入学式の時にちょっとした騒ぎを起こしたんですよ。貴方とグリムさんのようにね。ふふ」
「闇の鏡が寮を選別すると知った時は驚きました。アズールとフロイドは同じ寮だろうと思ってましたが」
寮服(SSR))
「「窮屈でヤダ〜」と、フロイドはすぐにボウタイをほどいてしまうんです。結んであげてもキリがない」
ビーンズ・カモ(イベントSR)
「蔓が天まで伸びる魔法の豆。実在するなら僕も育ててみたいものです。フロイドも喜びそうですし」
スケアリー・ドレス(イベントSSR)
「フロイド、あまりお菓子を食べすぎないで。海の中とは違って虫歯になるリスクが高いですから」
おめかしバースデー(誕生日SSR)
「両親に毎年欲しい物を聞かれますがフロイドと被ったことはありません。双子でも好みは違うものですね」
どのカードでも一度は必ずフロイドの話題を出すジェイド(運動着は微妙なラインだが話題には出しているので一応)。
フロイドがボウタイを「窮屈でヤダ」と言いながらもジェイドに結んでもらっているのは甘えたな所、という事なのだろうか。
もしかして惚気けられてますか?
スケアリー・ドレスに至っては、主人公を介さず直接フロイドと会話をしている。
もしかしてフロイドもその場に居ました……?
いやむしろ主人公がその場に居合わせてしまった可能性。
楽しいこと、予想外なことが起こるのが好きなジェイド。
それはもうフロイドと過ごしていれば全て満たされるという事ではないだろうか。
・フロイド
制服(R)
「ジェイドが横にいないと変な感じ。なんで別のクラスなんだろ。ずっと同じ授業ならいーのに」
実験着(SR)
「実験着の洗濯し忘れてたから今日はジェイドの借りてんだー」
式典服(SR)
「オレが式典サボってもジェイドもアズールも怒らないよ。慣れてんでしょ」
「おや、どうしました?……どぉジェイドの真似。似てる?もっと近くでよおく見てよ」
寮服(SSR)
「まーたストールがどっかいった。ジェイドの勝手に持ってきたけどすぐにバレるよなあ」
「ボウタイって首が窮屈で苦しくね?ジェイドたち、よくキッチリ締められんなぁ」
アウトドア・ウェア(イベントSR)
「見て見て!ウツボのマスコット。キャンプに参加したがってたジェイドの代わり。似てるでしょ?」
おめかしバースデー(誕生日SSR)
「最初におめでとーを言ってくれたのは誰でしょー?正解は……ジェイド!毎年お互いが一番乗りなんだ」
フロイドもジェイドと一緒の授業が良いらしい。
相思相愛。
ジェイドと違い、全てのカードで話題を出すまででは無いもののジェイドの事が好きなんだろうな、という雰囲気を全面的に出してきていて微笑ましい。
フロイドはジェイドの物をよく借りている様だが、すぐにバレる模様。寮服のボイスを聞いて貰ったらわかるのだが、申し訳なさそうな様子は微塵も無く、むしろ楽しそうに聞こえる。
授業選択
・フロイド
「オレがどの授業を受けたいか当ててみて。ジェイドなら絶対当てるよ」
(マウントか……?)
授業(魔法史)
・ジェイド
「フロイド、起きてます?」
・フロイド
「ジェイドが言ってた」
授業中にお互いのこと言ってるの可愛い。
授業(錬金術)
・ジェイド
「フロイドが心配です」
何を心配しているんだろう……。
フロイドがちゃんと授業を受けているか?
フロイドが錬金術で何かやらかしてないか?
フロイドが匂いで体調を悪くしてないか?
(ここは考える人によって違う解釈かもしれない)
Duo魔法
・フロイド(寮服)
「あはは!やっちゃおーぜ、ジェイド」
「フロイドが楽しそうで何よりです」
・ジェイド(寮服)
「今日は僕に任せてもらえますか、フロイド」
「いいよぉ、ジェイド。なにすんの?」
フロイドが楽しそうだと嬉しいジェイド。
それと、どのキャラもそうかもしれないがフロイドは特にボイスを聞いてもらった方がフロイドのテンションを掴みやすいと思われる。
表記よりも楽しそうに聞こえる。
おしゃべり
授業終わりの日常の一コマが見れる。
独り言のような呟きから、2人の生徒での掛け合いも見れるのだが……。
フロイド&ジェイド
『見事なコンビネーション』
ジェイド&フロイド
『本当の愛のキス』
?
……???
公式が狙ったのか?というくらいあからさまな題名にドキドキしながら読んだジェイフロの人達もきっと居たことだろう……。
メインストーリー
本編に出てくる二人を少しだけピックアップ。
・二章
寮対抗マジカルシフト大会。その大注目のイベントで勝利するために、どの寮でもやる気に溢れていた。
そんなマジカルシフト大会が迫る中、つぎつぎと不審な事故が巻き起こる。
エピソード 2-11
「マジカルシフト大会の有力選手候補ばかりが不審な事故により怪我をする」という観点から、「犯人が故意に選手候補を狙った犯行」と見て意見を結論づけた主人公達一行。
そんな不審な事件の次のターゲット候補に、ケイトがジェイドとフロイドの名前をあげる。
ケイトが調べた内容によると、「連携攻撃が強力で、対戦相手の寮が手を焼いていた」との事。
去年のマジフトの試合が気になる話である。
中庭で主人公達が二人をこっそりと視察をしているとフロイドに見つかり、必然的にジェイドにも見つかる。マジカルシフト大会へ向けての敵情視察というスパイ行為を見逃す訳には行かない、と主人公達を追いかけてくる。
その時のジェイドは、エース曰く物腰は穏やかだけど、目は全然笑ってないらしい。
エピソード 2-12
逃げる主人公達を追っては来るものの、深追いはせずに二人はその場に留まる。
「あー、行っちゃった」
「ふふふ、楽しい追いかけっこでしたね。おっと、フロイド、そろそろラウンジの開店作業の時間です。彼らと遊ぶのはまた今度にしましょう」
「はーい」
・三章
期末テストシーズン。なぜか自信満々に、いつもより高い点数であることを確信するグリムやデュースたち。
その裏には、アズールとの隠された『契約』があった。
エピソード 3-1
三章初めの話でありながら、オクタヴィネル寮では寮生を問いつめるところから始まるという不穏さ。呼び出しを無視した寮生に、ジェイドがユニーク魔法をかける様子が見れる。
その一部始終を見ているとヤ〇ザにしか見えないと評判。
エピソード 3-8
主人公達が食堂にいるとジェイドとフロイドがやって来る。
何か悩みを抱えている様子だ、と主人公がエース達の事で悩んでいると知っていて問いかけ、タダでとは行かないがアズールと契約すれば解決出来ると持ちかける。
(その際、リドルやケイト達と二章でスパイごっこをしていた主人公なら知っているかもしれないが、と改めて自己紹介をしてくれる)。
主人公まで契約させようとしてくるその様子に、ジャックが警戒を顕にすると
「そんなに牙を剥き出さないで。陸の生き物は獰猛ですねぇ」
「オレたちは親切で教えてあげてるだけだよ。ねぇ、ジェイド」
「ええフロイド。僕たち、悩みを抱える可哀想な人を放っておけないタチでして」
と、実に仲良さそうに楽しげに笑ってくる。
エピソード 3-11〜3-12
主人公が自分のオンボロ寮を担保に契約を結ぶと、ジェイドとフロイドがオンボロ寮まで見送りに来てくれる……のではなく、そのまま契約の達成条件を果たすまでの担保としてオンボロ寮を没収してくる。
魔力の欠片もない主人公とグリムを寮から追い出すのは実に無慈悲だが、身支度をする時間をくれるだけせめてもの慈悲なのだろうか…。
(ちなみに宿に困ったなら1泊1万ドルで場所を提供してくれるそうだ……)
エピソード 3-17
契約の達成条件をクリアすべく、アズールから貰った水の中でも呼吸できる魔法薬を飲み、珊瑚の海へ向かった主人公達。
目的地であるアトランティカ記念博物館が見えてくると、突然大きな魚影のような影が映る。
その魚影の正体は主人公達を追ってきたジェイドとフロイドである。
そして、ここでジェイドとフロイドの正体は人魚だと判明する。
全長は人間時の約2倍の4m近くだと推測されている。ストーリーに出てきた他の人魚に比べると、二人は魚に近い姿をしている。
「ウミヘビかなにかか!?」
「残念、ウツボでぇす」
二人は我々に人魚姿を見せに来てくれたのではなく、主人公達の条件達成を邪魔しに来たのだ。
エピソード 3-18
エース達の放つ魔法がひとつも二人に当たらずにいると、ジャックが二人に魔法が当たる直前で勝手に軌道が逸れている事に気づく。
その事についてフロイドは自身のユニーク魔法の効果だと語るが、自身の持つユニーク魔法を簡単に他人に喋ってしまったフロイドをジェイドが窘めている様子が見れる。
「はいはい。今日は魔法の調子が良いようで何よりです。いつもこうだと、僕も嬉しいんですがね。気分が乗らないと一度も成功しないんですから……。困ったものです」
エピソード 3-19
ジェイドとフロイドがアズールの手下で、契約者から担保と代償をきっちり取り立てる事が有名だと分かる。
契約の条件達成を邪魔する方はあくまで噂の範疇のようだ。
エピソード 3-33
アズールの正体が判明し、さらにはジェイドとフロイドのアズールへの情を感じ取ることが出来る。
エピソード 3-34
アズールの過去が判明する。
幼少期のジェイドとフロイドも登場し、二人がアズールに声を掛けたのが三人の関係性の始まりのようだ。
立ち絵はシルエットだが、若干幼少期のフロイドの方は背が低いように見ても取れることから昔はフロイドの方が身長が低かった可能性がある。
エピソード 3-39
三章もいよいよラスト。
ことの騒動の後、例え契約だとしても能力を奪うことを学園長より禁止されたアズールは、モストロ・ラウンジのポイントカードを作ったようだ。
50ポイント貯めればアズールに一回無料でお悩み相談をすることができ、ポイントカードを3枚貯めるとスペシャルなサービスが受けられるという。
スペシャルなサービスとは、一体何なのか……ジェイドとフロイドにお願いすることは可能なのか……。ふむむ……。
三章はオクタヴィネルメインの話でもあった為、ジェイドとフロイドがよく登場する。
が、そうだとしても二人は大抵一緒にシーンに登場し、主人公達を追いかけてきたり、見送ったりと必ず一緒になって行動していた。
あと個人的に思ったのは、学園で授業も部活もあるだろうにモストロ・ラウンジを経営するオクタヴィネル寮生の忙しさが凄そうだということ。
・四章
多くの生徒が帰省するウィンターホリデー到来。
学園に残った主人公とグリムは、大食堂で料理をするジャミルとの出会いをきっかけに、スカラビア寮へ向かうことに。
エピソード 4-4
秋学期の締め括りのウィンターホリデー。基本生徒は実家に帰り年越しを家族と過ごすが、アズール達三人の故郷である珊瑚の海はこの時期海面が流氷で覆われるため、三人は春休みに帰る事にしているということがわかる。
つまり、去年も三人で年越しをしている可能性がある。
エピソード 4-20
スカラビア寮から魔法の絨毯を使って逃げ出したはいいものの、制御が出来ずに運良く鏡を越え、主人公とグリムが突っ込んだのはオクタヴィネル寮のモストロ・ラウンジだった。
深夜だと言うのに、三人が追っ手を追い払ってくれたのはとても慈悲深かったと思えるだろう。
エピソード 4-21
「毎年同じ顔に囲まれてターキーをつつくのにも飽きてきたところです」
やはり去年も一緒に年越ししていたことが判明。
というか、毎年……?
エピソード 4-24
フロイドが海の生き物になぞらえたあだ名を他者につけることが好きだとジェイドから聞くことが出来る。
片割れの情報をありがとう。
エピソード 4-25
ジェイドのユニーク魔法が判明する。
相手がカリムだからかもしれないが、相手を簡単に騙している姿を見ることが出来る。
単独行動でも仕事はちゃんとこなす有能さ。
エピソード 4-26
エレメンタリースクールに入学してから、アズールとフロイド達はずっと同じクラスだったことが判明。
ずっと同じクラスというのは、そういう学校だったのか、これとも人魚の数が少なくクラス分けというものが無かったのか……。
フロイドがアズールを認識したのがミドルスクールに入る前、ということは三人の関係性は5年程という事になるのだろうか?
フロイドもジェイドも、アズールに服従している気はなく、「今はアズールの言うこと聞いてるのが面白いからそうしてるだけ」なのだそう。
アズール曰く、「僕がリーダーとして間違った……あるいは、つまらない選択をした時は──二人はあっさり僕から離れ、寮長の座を奪うはず」とのことで。
ジェイドとフロイドを傍に置くには、それ程のことが出来ないとダメだということが分かる。
(三章を思い出して本当にそれだけの関係なのかと不思議に思う)
その上で、対等な関係だとお出しされる。
エピソード 4-28
他寮のキッチンでありながらも、フロイドが他寮の寮生達に的確に指示を出し、彼らと料理を作る様子が伺える。
ジャミルが「カリムは毒の心配もあって俺の作った料理しか食べない」と言えば、「じゃあウミヘビくんが毒味しといてよ。ウミヘビくんのお墨付きがあればラッコちゃんも食うっしょ」と、その場で最善な返答をする。
もちろん、毒など入っていない。
毒の心配があり、特定の人物の料理しか食べられない事を偏食と言うのかは謎だが、フロイドは偏食であることが判明した。
エピソード 4-31
この話のフロイドの声に驚かされた人も多いのではないだろうか……。
聞いていない人は是非とも音声有りでストーリーを読んでもらいたい。
そして、フロイドはユニーク魔法をアズールに渡すことを厭わないことが発覚する。
(フロイドのユニーク魔法の使い勝手の良さは凄いが、どこまで弾けるのか気になるところ)
エピソード 4-43
アズールにユニークを渡したフロイドに、「僕ならそんなこと出来ません」とマジトーンで言うジェイド。
フロイドは別にユニーク魔法を返して貰えなくてもいいし、変えてもらった声に飽きたらまた別の契約をすればいい、となんともマイペース…。
それと、ジェイドは裏切られたら「持ちうる語彙の限り罵って精神的に追い詰め、縛って海に沈める」そうだ。
浮気されたらとことん追い詰めて来そう。
エピソード 4-38
四章も終幕。
問題も方が付き、ウィンターホリデーの課題も終わると、一行はホリデーの宴を開くために、ラクダにたっぷりのご馳走と飲み物を積み、オアシスまでパレードをする事になった。
その時、フロイドが「オアシスで泳ぐために水着も持った!」と発言していることから(スカラビア寮は真夏のような暑さ)、恐らく水着を着て泳いだのだと思うが……(彼らは人魚になれるので着る必要があるのかは置いておいて)。是非ともその姿を見たかったというのが本音である。
・五章
ウィンターホリデーも明け、全国魔法士養成学校総合文化祭の開催が2か月後に迫る。
プログラムの一つである『ボーカル&ダンスチャンピオンシップ』――通称『VDC』が、ヴィルの出場で大きな注目を集める中…
エピソード 5-53
文化祭の展示ブースに『山を愛する会』所属のジェイドが居たことに驚いた人も多かったのでは無いだろうか……。
ジェイドの展示ブースにはフロイドも居て、リドルやトレイ、主人公とグリムを「いらっしゃーい」と歓迎してくれる。
バスケ部所属のフロイドはステージの設営を担当しているはずだが、ダラダラしていたら追い出されたそうで、追い出されて向かった先がジェイドの元だったのだろうことが分かる。
文化祭ということもあって、モストロ・ラウンジでの仕事もあるようで重たいタンクを背負ってドリンクの移動販売をしなければならない事に不満があるようだった。
……というよりは(いつも山登ってて運動部みたいな)、文化部のジェイドは働かなくていいのになんで自分だけ働かなきゃならないのか、という点で不満のようだ。
「こんな時だけ文化部ヅラすんなよ」
と、珍しくフロイドがジェイドに対して当たりがキツい様子がわかる。
ジェイド曰く、フロイドは拗ねているそうだ。
リドル達が部屋を出ていく時も、楽しそうと言っていたのに着いてくる様子はなくジェイドと共にその場に留まった。
エピソード 5-70
ヴィル達のパフォーマンスで観客総立ちのスタンディングオベーション。
ヴィル達のパフォーマンスをみて、フロイドも気分が上がったのか踊りたくなってきたと言う。それにジェイドが、なぜフロイドは歌も踊りも好きなのに『VDC』のオーディションを受けなかったのかを問う。
その時は気分じゃなかったのだそうだが、その時の声が大変可愛らしいかった。
そしてジェイドがドリンクの移動販売のシフトに入っていたはずでは?とフロイドに聞くと、「売るのに飽きたから、「ご自由にドーゾ」って紙貼って、会場の入口に置いてきちゃった」だそうで…。
これにはさすがのアズールも「今すぐとってこい!」というのだが、そのフロイドの返答が、
「えー、やぁだ。気分じゃねーからフロイド商店はもう閉店~」
(あまりの可愛さに頭を抱える仕草)
やぁだ。ってなんですか?普通17歳の男子高校生が言っていい言葉じゃないですよ。可愛すぎますありがとうございました。
あとフロイド商店とは??いつもそういうやり取りをしているので……?
そのフロイドに対するジェイドの返答が、
「おや、閉店しちゃいましたか。困りましたね」
『閉店してしまいましたか』でも、『閉店してしまったんですか』でもなく、『閉店しちゃいましたか』!?
(あまりの衝撃に画面を閉じる仕草)
全然困って無さそうな声だし、声色があまりに優しい。
そんなの17歳の高校生にむけるセリフでも無ければ対応でもない。なんなんだお前たちは……。
あとアズールは結局ドリンクの原価分フロイドの給料から天引きするそうだが、それはそれでフロイドに甘いな……と思わざるを得ない。
イベントストーリー
・ハッピービーンズデー
怪物チームと農民チームに別れて競うスポーツ行事。
怪物チームは農民チームに竪琴を奪われれば負け。
農民チームは制限時間内に竪琴を奪取出来なければ負け。
というルール。
その他にも、農民チームは怪物チームに捕縛されれば失格。
怪物チームは農民チームに豆を当てられると失格。
ジェイドとフロイドは同じチームだったが、フロイドの気分が乗らずどこかへ消え、ジェイド一人行動していたところ主人公達と合流した様子がわかる。
ジェイドとアズールの頭脳戦が見れると同時に、ジェイドが作戦を考える司令塔のような役割にもなっている場面が少なからずある。
遠距離からの射撃もできるようで、先読み能力凄すぎないか……?と感じるほど頭が回るジェイドが見れる。
・ゴーストマリッジ
『花嫁のゴースト』に魅入られてしまったイデアを救出すべく、花嫁のゴーストの理想の王子様として花嫁のゴーストにプロポーズをする話。
なお、花嫁のゴーストの理想の王子様は、
・身長180cm以上の高身長。
・贅肉のついていないスリムなボディ。
・清潔感溢れる美肌。
・切れ長の瞳
・チャーミングな笑顔。
・キューティクルが光り輝く髪。
・思わずキスしたくなる印象的な唇。
などなど……。
花嫁のゴーストが花婿に望む条件はほとんどが定義としては曖昧な中で、唯一はっきりと定義されているのが身長180cm以上の高身長という数値。
当然、ジェイドもフロイドも選別される。
イデアを救出すべく、選別された生徒達が思い思いのプロポーズをしていくも、花嫁のゴーストのお眼鏡に適わず次々とビンタされ床に転がされていく様子は一種のギャグとさえ思う。
(ビンタされると金縛りで動けなくなる模様)
もちろん、フロイドとジェイドのターンもやってくるわけで。
花嫁のゴーストに「タレ目の優しそうなあなた」と呼ばれるフロイドだったが、プロポーズする前から『論外』の判定とビンタを貰っていた。
花嫁のゴーストに「にこにこ笑顔が素敵な人」と呼ばれるジェイドはお近付きの印に、と花束を渡す。花嫁のゴーストもとても喜んでいて、作戦は上手く行くかと思われた……が、
「ジェイド調子良すぎ。それ「山で採ってきた猛毒の花」って言ってたじゃん。植えるとこないからって厄介者を押し付けてるだけだろ」
「はい。この花は毒性が高く、テラリウムに植えると他の植物を全てダメにしてしまうんです。本来なら素手で触れるだけで手がかぶれるはずなんですけどね。ゴーストには効かないようです」
このやり取りのおかげでジェイドも『物騒』の判定とビンタを貰った。猛毒の花って……。
フロイド曰く「オレだけやられんの気に食わない」そうで……。
場合にもよるかもしれないが、フロイドが自分だけというのが嫌で道連れにしてもジェイドはついて来ることが分かった。
アズールの「うちのジェイドとフロイド」発言にも胸が熱くなったが、それを超える勢いでフロイドの「チュー」という言い方にジェイフロの民が驚きの声をあげていたのも記憶に新しい。
キスではなくチュー!可愛い!ありがとう!!
・星に願いを
1年に1度星に願いを捧げる行事である星送り。
そのために必要なのは願い星と呼ばれる、願いを込めると光る魔法石。
それに願い事を込めたら、最終的に木に飾り付けるそうだ(七夕のようなもの)。
一人ひとつ願い星が配られるのだが、それを全校生徒分集め、学園裏にある森の大樹に飾りつける星送りのたった3人の主役を『スターゲイザー』と呼ぶ。
(3という少なさで全校生徒分の願い星を集める重労働をさせられるのが嫌で、毎年不人気らしい)
スターゲイザーは占星術で誕生日を導き決めるそうだが、それだともし選ばれた場合、ジェイドとフロイドは必然的に一緒にやることになるのだろうか?
スターゲイザーも決まり、一人一人の願い星を回収していく過程でキャラ達の願いを聞くことが出来る。
・フロイドの願いごと
『新しい靴が手に入りますように』
簡単に手に入らない『テネーブル』の36万もするフルオーダーの靴を欲しがるフロイド。
陸に上がる前、父親に「細かいところに気を使わない奴はなめられる。陸に上がったなら足下にこそ気を使え。金を惜しむな」と言われたそう。
……リーチ兄弟の父親って一体……?
・ジェイドの願いごと
『アズールとフロイドの願いを叶えられますように』
「叶えたい願いが無いから二人に願いを譲ることにしましょう」は自分で叶える、もしくは叶っているから必要ないって事だろうし、譲った末の願いでさえも『二人の願いが叶いますように』ではなく、『二人の願いを自分が叶えられますように』というニュアンスに最強の攻めだ……と思った人も多いことだろう……。
・スケアリー・モンスターズ!
1ヶ月間に渡って開催された大型イベ。
ハロウィーンの前の一週間、通称『ハロウィーンウィーク』は生徒主体となって、学外者向けのスタンプラリーを開催し、各寮は学内施設の1箇所をスタンプラリーの会場として選び、ハロウィーンの飾り付けをする。
学外者は"誰でも自由に"参加出来る。
途中、主人公に「自分の寮が一番すごかったと言われたい!」とフロイド、ジャミル、エースがどの寮が一番凄かったかを詰め寄ってきたり、フロイドの足に小さな女の子がぶつかって来るのだが、フロイドの背が大きすぎて怯える女の子に合わせてしゃがんだり、優しく声をかける様子が見られる。優しい…。
女の子はスタンプラリーを終えた台紙の提出場所を探していたようで、フロイドが案内するとそこにはジェイドが居た。
フロイドの言動からジェイドがそこにいると知っている様子だったので、場所を教えてもらっていたのかもしれない。
昼食の時間となり、食堂へ向かおうとする一行。
フロイドは運営委員のジェイドに「ジェイドはどうする?」と確認する場面があり、ジェイドも「もうすぐで休憩時間なので、ご一緒します」と答えていることから昼食は一緒に摂ったのだろうことが伺える。
ゴースト達とグリムの写真がマジカメでバズり、ナイトレイブンカレッジには大勢のお客さんが訪れることとなった。
次第にマジカメ映えだけの為に迷惑行為をするような客(ケイト命名・マジカメモンスター)も現れ、学園側は混乱していく。
オクタヴィネル寮のスタンプラリー会場では注意も聞かずに自撮り棒を使う者、注意を聞かない者に怒るフロイドを面白がって動画を撮る者、撮った写真をマジカメにアップしようとする者が現れる。
怒り暴れるフロイドにアズールはセットが壊れるからやめろと言い、ジェイドにも見ていないで止めろと言えば、
「悪いのはゲストの方では?フロイドに非はないかと思います」
と、マジギレの顔をしていた。
アズールもやるなとは言っておらず、ここでは暴れるなと言っているそうで、やるなら外で。後始末も含めしっかりやれと言ってくるあたり怒ってるのは何もフロイドやジェイドだけではないことがわかる。
そこへクルーウェルが駆けつけ、マジカメモンスターも追い出し事情を聞くのだがフロイドは失礼な客に対してもずっと我慢して丁寧に注意をしていたこと、寮の全員で準備してきたハロウィーンだからとギリギリまで我慢していたことが寮生達の証言で判明する。
豪華なパーティを開けばマジカメモンスターの格好の餌食となり生徒にも危険が及ぶ可能性があるため、10月31日のハロウィーンパーティは中止にするしかないと先生達は生徒の安全第一で方針を固めていく。
しかし生徒達はハロウィーンパーティを楽しみにしていたため、中止になるのは受け入れたくない。ならば、原因であるマジカメモンスターだけを追い返してしまえば良いのでは?と生徒達の間で話し合いは進んでいく。
そうしてハロウィーン当日。
頑張りが功を奏し、ハロウィーンパーティは開催される運びとなった。
パーティではジェイドがホスト役として客人の相手をずっとしている様子がわかる。
忙しさから何も食べられていないジェイドに、フロイドがジェイドの分の料理を持って来るという世話を焼く様子も見て取れた。
どうか二人でゆっくりご飯を食べてほしい…。
・バルガスCAMP!
バルガスの提案で、運動部の面々はとある山で3日間のキャンプ合宿をする事となる。
キャンプでは大自然の中でしながら、特別に用意された課題に挑戦していく。課題を全てクリアした部活には、部活で使う備品ならなんでも褒賞にくれるという。
そして、課題をクリア出来なかった部活は廃部にするとバルガスは言った事で、全部活真面目に取り組まざるをえなくなる。
闇の鏡でキャンプ予定地のドワーフ鉱山へと向かった一行。エースとデュースが来たことあると言うと、フロイドは山が好きなジェイドと気が合うんじゃね?と早速ジェイドの話題を出してくれる。
そして、ジェイドが「山を愛する会は運動部に入るんじゃないか」とずーーーっと文句を言っていたことがフロイドより明かされる。
文化部だと言ってしまったばっかりに……。
イベント後半ではかなりの死線をくぐってきたのだろう言動が数々見られる。
……海の中では一体どんな生活だったのだろう。
イベントの終わりには、フロイドが「次はジェイドの山遊びについて行こっかな」と言っているので、もしかしたらジェイドと一緒にキャンプをしたりするのかもしれない。
よかったねジェイド……。
・ハッピービーンズデー2021 ~竪琴無用の場外乱闘〜
1年前のイベントの別視点として描かれる。
ハッピービーンズデー前日、去年と同じ農民チームになったためフロイドはやる気が起きなかったようだ。
そんなフロイドにジェイドは、
「僕は今年、フロイドと同じチームになれたのが嬉しかったのですが」
と零す。
それに対してのフロイドの返答は、
「ジェイドと一緒とか、特別でもなんでもねーじゃん」
と…………開幕早々にジェイフロの民を狂わせていく発言をする。
ジェイドはフロイドと一緒のチームになれて嬉しかった、特別だ、と声に出すがフロイドは別に特別でもなんでもなく、ジェイドが一緒にいることは普通のことだと認識していることが分かる。
気が乗らないフロイドを、当日にはまた気が変わっているかもしれないからと好きにさせる様子も見れる。
ハッピービーンズデー当日。
一応参加はするものの気は乗らなかったようで、木の上で寝ると言うフロイドにジェイドは「久々に童心にかえって、一緒に鬼ごっこができると思ったんですが」と零す。
気分が乗らないなら仕方ないと言いつつも、フロイドが気分だったら一緒に楽しみたかったのかもしれない……。
一人でも楽しめるが、二人ならもっと楽しめる……ウッ……。
途中フロイドはジェイドが今どの辺にいるかを考えたり、ジェイドがアズールとの鬼ごっこを楽しみにしていたことや、1年前から準備をしてきたアズールを思い返したりしていた。
そしてフロイド曰く
「魔法ナシのルールでオレとジェイドが組んだら、たいていのヤツは軽く締められる」
そうで、自身の強さを自認し、その上で「勝ちが見えてる勝負はつまらない」と言ってのけた。
それから色々あってやる気を出したフロイドは、ヴィル、リドル、エペルとチームを組む。
そしてシルバーとも合流したところで、フロイドはマレウスを脱落させた強敵であるリリアを先に沈めようと宣言する。
「ジェイドも竪琴奪還のために動いてるはず。ここぞって時にそれを邪魔されたくねーし」
とフロイドがリリアと戦ってみたいという欲を置いておいてもジェイドの事を想っての行動だと分かる発言をし、シルバーに「兄弟想いなんだな」と言われる。それに対して「クラゲちゃん、言い方キモ…」と若干引いていた。
「ジェイドにはジェイドの楽しみがあって、オレにはオレの楽しみがある。どっちも邪魔されたくないってだけ」
シルバーが「兄弟想い」と言った時に否定したのは言い方であって、ジェイドを想ってのことだとは否定しない。
フロイドは作戦通りリリアを脱落させる。
その時に「ウツボは臆病だから確実にイける瞬間にしか勝負しない」と話してくれる。
待って、待って、待って、一撃で仕留める。
それがウツボの狩りなのだそうだ。
ハッピービーンズデーは終了し、フロイド達が集まっている所へジェイド達も合流する。
ジェイドは「僕よりハッピービーンズデーを楽しんだようですね」とフロイドに言うが……一緒のチームになれて、一緒に鬼ごっこをしたかったと発言したジェイドの言葉だと思うと切なく感じる……。
ジェイドが来たことに気づいたフロイドが「ジェイドは今日楽しかった?」と駆け寄って聞く様子もわかり、ジェイドは「はい、とても。」と答えているから楽しめたのだろう。
フロイドはまあまあだったそうだが。
昼食を食べ損ねた二人はラウンジのキッチンでなにか食べようと話を進め、二人とも食べたいものがあるのだと言う。
「実は僕、今とっても食べたいものがあるんです」
「マジ?オレもスゲー食いたいもんあるわ」
「おや……もしかしてそれはスパイシーで、彩り豊かな……」
「そーそー!肉のうまみたっぷりで、匂いをかいだだけでヨダレが出てくる……」
「「ケバブ!!」」
ハモったことにジェイドは驚いていて、フロイドは普通の反応だったが、最後には2人して笑いあってイベントが終了する。
ハッピービーンズデー
~ ジェイフロ ケバブ END ~
後日演出が修正されたようで、修正前の立ち絵は距離が少し離れていたのだが修正後には「ケバブ」と言い合う直前に二人の距離が縮まる演出に変わっており、ジェイドとフロイドの距離感はこれが正しいのだと公式にお出しされたようなものであった……。
そしてこのイベントではアズールからジェイドとフロイドの情報をたくさん聞かせてもらえる。
トレイが「ジェイドはフロイドのように単身で乗り込んで大暴れするようには見えないが…」というのだが、
「"大暴れ"の質が違うだけで、あの2人はそっくりですよ。主にネジの外れ方が」
「ジェイドよりフロイドの方が、見るからにネジが緩んでいる分まだ親切です。その点ジェイドは……たちが悪い」
「ジェイドを見かけたら、刺激せず、目をそらさず、ゆっくりと距離をとることをおすすめします」
とアズールは教えてくれたり(ジェイドの扱いがまるで猛獣……)、ジェイドもフロイドも"豆の入っていないシューター"で戦いを挑むところがソックリだと呟いていた。
最初はやる気の無かったフロイドがイベント終盤には農民チームの最後の生き残りとなっていたようで、本気を出したフロイドの恐ろしさを感じられるイベントとなっていた。
パーソナルストーリー
各生徒が中心となる、カードに付随しているエピソードが読める。
いわば、サイドストーリーのようなもの。
その中から関連のありそうなものを抜粋します。
・アズール 式典服(SR)
ヴィルの依頼で「世界最高の保湿力を持つ化粧水」を作る三人。
制作に難航する三人だったが、その過程で海の中にいたアズール達三人の肌が綺麗だということが判明する。
そしてこの三人に共通する事といえば……人魚であるということ。
結果的にヴィルとの取引は成功したが、その代わり化粧水の原料として雑巾のように絞られたフロイドはしばらく歩けなかったどころか、空気にも触れられなかった様子。
公平に決めた訳ではなく二人に絞られたフロイドが放ったセリフは「次は許さねぇぞ?」だけである。
身内に甘いフロイド。
・アズール 寮服(SSR)
モストロ・ラウンジの机の上でフロイドが最近つまらない、と寝ている様子が分かる。
ジェイドはそんなフロイドに対して「アズールに叱られますよ?」だけである。
自分は注意しない。
フロイドに甘いジェイド。
オクタヴィネル三人の寮服のパソストは繋がっているようなので、全部見るのが吉。
アズール(寮服)のパソストを一番先に見た方が分かりやすい。
・ジェイド 式典服(SR)
ジェイドが苦労してる(ように見える)話。
ジェイドに遊んでと強請るフロイドが見れる。
トレイがジェイドに苦労しているな、と同情を寄せているが実際そんなことは無く……。
むしろジェイドは自分から悪巧みをする事もあるようだ。
アズールに頼まれ新入生の出身国、趣味、嗜好、嫌いな食べ物、苦手な教科、そして…マジカメアカウントまで調べ、リスト化しているようなキャラである。
敏腕秘書を通り越してもはや怖い。
独自の情報網がありそう…。
・ジェイド 実験着(SR)
我が強く、趣味のキノコに全力を注ぐジェイドが見れます。
しいたけが大嫌いで、10日間キノコを食事に出し続けられてもう嫌になったフロイドも見れます。
「えー、食べる方が残酷じゃねーの?」
「食べてしまいたいくらい好き、ということですよ」
フロイドは土臭さで気分が悪くなってしまうことが判明する(ジェイドが毎日土臭かったからだろうが)。
匂いが強すぎると気分が悪くなってしまう可能性が浮上。
あとこのパソストで、ジェイドとフロイドは同室だということがわかる。
・ジェイド 寮服(SSR)
敏腕秘書通り越してもはや怖い……(2回目)
アズールとの関係も少し判明する。
ヴィルでさえも手に入れられなかった靴ブランド『テネーブル』の『ミラーヒール』。
テネーブルの靴はデザイナーが"ブランドにふさわしい"と認めた相手にしか売られない。
しかもデザイナーはほとんど表に出てこない伝説のような存在で、接触する機会もほとんどない。
そんな幻とも呼ばれる靴を手に入れられるツテがある人脈、ヴィルが欲しいと言ったわけでも無いのに先回りして用意する先読み能力の高さ。
こんなに頭の回るジェイドを「なにが起こるかわからない」と言わせるフロイド……。
この二人もう離れられないのでは?
それにしたって…ジェイドが怖いほどに有能だということがしっっかりわかるパソスト。
「さすがジェイド。人の懐に忍び込む技術はナイトレイブンカレッジ1ですね」
・フロイド 制服(R)
リドルに「双子なのにジェイドと大違いだ!」と言われてテンションが一気に急降下するフロイドの様子がわかる。
もしかしたら地雷ワード……?
・フロイド 実験着(SR)
気分が乗らないフロイドの様子が分かる。
そしてジェイドとフロイドは兄と弟という関係では無いことが判明する。
フロイドの気分のムラっ気は「いつもの」と呼ばれるくらい頻繁であり、フロイドの気分の浮き沈みの激しさが察せられた。
フロイドの気分はたまにひどく落ち込む事があり、気分が悪く、体も重くなるようで独りになりたがる様子も見て取れた。
ジェイド曰く、フロイドにとってはどんな事でもスイッチ(気分の浮き沈み)が入れ替わるきっかけになり得、問題の有無や好き嫌いは関係ないようだ。
「僕の兄弟は、天才気質なんです」
「僕としては、楽しそうなフロイドを見ていられるのが一番望ましいんですけどね」
(ここで注意なのは天才肌では無く、天才気質ということ。間違えると意味が変わってきてしまう)
・フロイド 式典服(SR)
フロイドが過去に経験したパーティは、みんな立ったままで、ちょこっとだけ食べて、後は挨拶してばかり……だそうだが、どう考えても上流階級のパーティですありがとうございました。
ミドルスクールの時にフロイドがドラム、アズールがピアノ、ジェイドがベースを担当してトリオで弾いたりしていたらしい。
フロイドのドラムは珊瑚の海でも評判だったそうだ。
スカラビア寮での演奏会のドラム担当が風邪で叩けなくなり、カリムに代役を頼まれる。
人に言われてやるのが嫌なフロイドはバッサリはっきり断る。
それに吹き出すジェイド。
自由にやっていいと分かるとその頼まれ事を引き受け、スカラビア寮で演奏することに。
それに対してジェイドは楽しげであり、アズールにも報告してスカラビア寮まで見学しに来る。
仲良しか……。
・フロイド 寮服(SSR)
二人の取り立ての様子が見れる。
ジェイドの言うフロイドはどんな難問も、他の人が思いつかないような方法で解決してしまうという様子もよく分かる話。
世間一般的な価値はフロイドにとっては無価値である事も判明する。
わらしべ長者フロイド。
「フロイドはいつも、計算では不可能なことをやり遂げてくれる。僕には到底できそうにありません。やっぱり、稚魚の時にフロイドを相棒に選んだのは正解でしたね。あなたは特別です」
「ん?どーしたの急にニコニコしちゃって。オレも一緒に生き残ったのがジェイドでよかったよ」
ここに全てが詰まっている……。
選んだ、相棒、生き残る……これらを掛け合わせると生まれた瞬間から危険な自然界を生き抜いた二人……となるのだろう。
海の中は相当過酷な環境とも言える。
ジェイドがフロイドを選び、相棒となった……ということは、相棒候補は他にも居た可能性があり、フロイドの他にも兄弟が居たかもしれない。
ジェイドからフロイドへのクソデカ感情をお出しされた。
フロイドはそれを許容しているように思える。
・オルト アスレチック・ギア(R)
スニーカーのカタログを見てるオルトの所へ、ジェイドとフロイドがやってくる。
ジェイドとフロイドはスニーカーが好きということが判明する。
二人は互いに似合いそうな靴を知っている。
よくこうやってカタログを見ているのかもしれない。
・トレイ 実験着(SR)
モストロ・ラウンジで使うフルーツをフロイドが全部つまみ食いしてしまった、とジェイドがトレイに助けを求める。
トレイの育てていたイチゴを譲ってもらう条件として、麓の街の有名なパティシエがが作るイチゴタルトを買ってくるように言われる。
早朝から並ばないと手に入らない物のようだが、盗み食いの罰としてフロイドに朝イチから並ばせたようだ。
ジェイド曰く、「例え身内でも、横領した分の落とし前はつけてもらわないと」。
ジェイドはフロイドが楽しそうであるのが望ましい一方で、他人にユニーク魔法の事を話してしまった時や今回のように、ダメな事はダメだとしっかりと線引きされているようだ。
・ジャック ビーンズ・カモ(SR)
フロイドはアズールに一人でも手強いと言われる存在で、この時は戦意を失っているから良いが本気を出すと非常に厄介だということが判明する。
ラギーからも同様の話を聞ける。
ビーンズシューターで正確な狙いをつけて撃ってるところから、普通の銃も使えてしまうのでは…?と思った人も少なくはないと思います(ジェイドも長距離射撃ができる)。
陸に上がって1年と少しなのに凄すぎないか…?
・ジェイド スケアリー・ドレスガスト(SSR)
陸でのハロウィンをみんなに教えてもらう過程で、『アップルボビング』という水の張ったタライに浮かべたリンゴを口で取るゲームの話題となった。
ラギーにジェイドとフロイドなら有利だと言われると、ジェイドは「みなさんが見ている前で大きく口を開けるのは気恥しい」と言うが……このカードのグルーヴィー絵ではガッツリ大きく口を開けている。
北の深海出身の人魚にとってハロウィンとはワイワイするイベントではなくようで、海で命を落とした者は未練や絶望を抱えていることが多いためハロウィンに戻ってくるゴーストは凶暴化していることが珍しくないことが判明した。
ハロウィンの時期は近づいては行けない場所や、出歩いては行けない時間帯などが通達されるほどで、毎年行方不明者も出ていたとか。
ミドルスクールの時、フロイドが別の場所でジェイドを三人見かけた事があると話す。
ジェイドの方も、フロイドだと思って話したが翌日フロイドに「そんなこと聞いてない」と言われた事があるそうだ。
アズールは「ハロウィンだからそういうこともあるだろう」と話を流すが、流石に他のみんなもドン引き。
恐らく過去に亡くなったジェイドとフロイドの他の兄弟だったのだろうと推測される。
・ヴィル スケアリー・ドレス(SSR)
各寮のハロウィン衣装に合わせてのメイク術をヴィルに教えて貰うフロイドの様子が見れる。
各寮から一人ずつメイク担当の生徒が居るのだが、ジェイドが運営委員だからかフロイドがメイク担当に選ばれたようだ。
ヴィルに教えてもらったメイク術を「アズールとジェイドにもしてあげよ」と言っていることから、きっとメイクを施してあげたのだろうことが察せられる。
正直に言うならばその様子を見たいところである…。
・フロイド アウトドア・ウェア(SR)
グリムが見つけたしいたけに似たキノコをフロイドが「食べられないキノコだから捨てる」と遠くへ放り投げるが、グリムは拾って「フロイドがしいたけを嫌いだから邪魔をしてくるんだな!」と、調理をしているジャミルの元まで持って行こうとする。
結局フロイドに捕まったグリムだったが、そこでグリムの持っていたしいたけに似たキノコが毒キノコだと判明した。
と同時に、フロイドがしいたけの説明と毒キノコの説明をすらすらと喋りだす。
実はキャンプの前、ジェイドに「絶対役に立ちますから!」と『山歩き図鑑』を無理矢理オススメされて一度だけ読んだらしく、図鑑の内容をそのまま喋ったのだという。
フロイドは一度見たものを記憶できる頭脳を持っていることが判明した。
ジェイドの「絶対役に立ちますから!」の「!」が付いている事に、かなりの必死さも感じられる。
図鑑を持たせるのではなく読ませるあたり、ジェイドもこのフロイドの記憶力については知っているのだろう。
・フロイド ビーンズ・カモ(SSR)
エペルに兄弟だからジェイドの居場所も知ってるものじゃないのか?という疑問をぶつけられた時、「兄弟だからっていつも一緒にいると思ったら大間違いだから」とか、「兄弟っつっても、別の人間なんだから、ずっとべったりしてるわけないじゃん」とフロイドは答えるのだが、よくよく思い返してみてもいつも一緒にいるイメージしかないし、ヴィルにも言われている。
ジェイドが横に居ないと落ち着かなくて、登場シーンは大抵二人一緒で、部屋も同室、後日演出が修正された豆イベでは距離が近くなっていたのに……ベッタリでは…ない……?
あとここで陸に上がる人魚専用の訓練校がある事が判明する。「まさかのパソストで出すのか!」と思った人も多いことだろう…。
珊瑚の海と提携してる陸の政府認証の施設で、1ヶ月間泊まり込みで、朝から晩までカリキュラムが組まれているようだ。
海と陸では環境が大きく変わるため、息の仕方から上手な歩き方、食事の練習などの授業があった模様。
フロイドの天才性は「やろうと思えばできるんだから、やりたくないときに無駄なことする必要なくね?」と言えてしまうところだろう。
だからといって、フロイドが最初からなんでも出来るわけでもないようだ。
フロイドは「やりたい」事のために嫌な事も面倒な事も耐えて、「やれるまでやる」ことが出来る。
出来ないことを受け止め、やりたいと思ったことには寝食を忘れてもやるという事が判明した。
ジェイドやアズールが言ってた、とよく発言することから昔は二人に知識を、今は二人を含めた周りのあらゆるモノ達から知識と興味を貰い、その天才性を伸ばしてきたのだと考えられる。
ジェイドがフロイドのこういう所を特別といい、その天才性を育ててきた可能性も無きにしも非ず……。
・ジェイド おめかしバースデー(SSR)
母親からさん付けで呼ばれていることが判明し、毎日のように連絡をとっていることも分かる。
子供の頃の誕生日では、親戚だけでなく父親の仕事仲間も駆けつけて来てくれていて、山のようにプレゼントを貰っていたらしい。
だが中にはどう考えても子供には不必要と思われる高級な嗜好品も混ざっていて、父親への媚びを……信頼を得ようとしていた者たちも存在していたようである。
父親は、そういう深い意味のこもった物を贈ってきた相手に必ず「これは善意のプレゼントであり、一切見返りを求めないものである」という証明書に署名をさせたそうだ。
どうやらリーチ兄弟の両親は心配性らしい。
二人の実家は、「広く浅くさまざまな商売をしているただの普通の自営業」だと言われたが……。
(どう聞いてもヤの付く……)
テラリウムの好きなところを聞かれて、自分で管理できるところと答える男ジェイド・リーチ。
「枯らすも生かすも僕次第」……。
(枯らすが先なのが怖いところ)
だが、全てが思い通りに進むのはつまらないようで、予想外の出来事が楽しいそうだ。
それってフロイドの事ですか?
フロイドとお揃いの耳飾りのエピソードも聞けて、ミドルスクールに上がる前二人に勝負を挑んできたチョウザメ(人魚かは不明)が居たらしく、とても綺麗な鱗に興味を惹かれた二人は「勝ったら鱗をください」とお願いしたそうだ。
結果は……分かりきってましたね…。
海では花火が人気なようで、陸で花火が上がる日は水面に顔を出して鑑賞する人魚も多いのだとか。
ジェイドとフロイドも、花火の日には海岸近くまで遊びに行ったそう。
ロマンチック過ぎますありがとうございました。
・フロイド おめかしバースデー(SSR)
家での誕生日パーティはワイワイした感じじゃなかったそう。
フロイド(式典服)のパソストでも出たが、お上品なパーティしか経験したことなかったようだ。
フロイドは部屋にお菓子を常備しているらしく、その時その時の気分で食べるものが違うらしい。
学園ではそんなに知られていないたこ焼きが好きで、この間もジェイドや他の寮生達と一緒に食べたと話してくれた。
その時にタコ以外のタネを使って沢山作ったらしいのだが、そのタネを全て覚えているようですらすらと淡々と答えてくる。
陸の服やら靴、アクセサリーなんかも色々買って部屋に溢れているようで、部屋を綺麗に整えているジェイドに空いてるスペースに置かせてと頼んだら「いやです」とバッサリ断られたそうだ。
フロイドに甘いようで甘くない……。
フロイドはジェイドやアズールのように特別物を集めたりはしていないようだが、ゆるいウツボの絵が描いてあるTシャツと間抜けな顔をしたウツボのマスコットキーホルダーを買ったと話してくれる。
陸ではウツボがこう見られてると思うと面白くて買ったそうだ。
海ではウツボはイカついイメージらしい。
大丈夫、フロイドは可愛いよ(?)。
ちなみに買ってきたTシャツはジェイドにあげたそうで、喜んで着ていたらしい。
二人とも可愛いよ。
ジェイドとフロイドのおめかしバースデーカードのグルーヴィー後のイラストは繋がっているようで、ずっと一緒じゃん……と思わざるを得なかった。
余談
・OPでの腰抱き
ゲームのOPでフロイドがジェイドの肩に飛びつくように腕を回し、ジェイドはフロイドの腕を掴み腰を引き寄せる様子が見て取れる。
距離が近い……。
ジェイドの腕を掴み腰を引き寄せるという行動は執着の強さを感じる気もする。
・ジェイドとフロイドの表情
フロイドは歯を見せて、ジェイドは上品にほほ笑んで笑うイメージが強いと思われる。
が、"楽しいこと"に対しての笑みは真逆になるようだ。
・リーチ兄弟の利き手
ジェイドの利き手は右でフロイドの利き手は左だが、それはジェイドが左手で、フロイドが右手でずっと手を繋いでいたからなのでは?という説がある。
・オクタヴィネルのCM
2020年8月に公開されたオクタヴィネル寮のCMでは、凛とした横顔のジェイドと、優しげに微笑み目を伏せるフロイドが見れる。
他にも水泡の中にいる人魚姿のジェイドの体つきがたくましかったり、フロイドのポージングがヒロインのようだったりと素晴らしい内容だった。
・バルキャンフロイドのマスコット
バルガスCAMPのカードが告知された時、フロイドの身につけているウツボのマスコットの瞳の色がジェイドと同じことから、「これジェイドでは!?」と騒ぐ人たちが続出。
そして本当にジェイドだった。
・ジェイフロケバブエンド
ストーリー内容に感化されてケバブを食べる人が少なからず見られた。
・2人の名前について
前述の通り、インスパイア元のジェットサムとフロットサムからなのはもちろん、ジェイドは『翡翠』という意味である。また、綴りは異なるがフローライトという宝石が存在し、不純物等により様々な色がある。
兄弟について
2人は「いったいどちらが兄(弟)なのか」という話題に対しては「どちらでもない」と必ず反応するが、人魚ということで、他にもたくさん兄弟がいた(もうみんな死んでいる)にも関わらず「双子」と言われることに対しては反応を示さない(むしろ喜んでいるようにも見える)。
これはつまり死んだ他の兄弟たちには全く関心はなく、とうの昔に2人だけの世界が確立していた証拠ととれるだろう。
対比について
設定資料集からの出典が多いので一応ネタバレ注意です。
髪型とピアスと目の色は左右対称(ジェイドよりフロイドの方が若干ぼさっとしている)、ジェイドはつり目でフロイドは垂れ目、上半身はジェイドのほうが発達しており(少し分かりにくいがフロイドは腰が細く運動着の設定画では腕と腰の間に隙間がある。ここを片割れに抱かれるんですね分かります)、下半身(尾びれ)はフロイドのほうが発達している(太い)。
このように一見そっくりだがよく見ると全く違う。
つまるところ2人は、よく似た正反対の双子なのである。