「タイムレンジャーか。訳の分からんものを攻撃するより、少しは楽しめそうだな」
CV:齋藤龍吾
概要
30世紀において超凶悪犯罪を起こし、ヘルズゲート行きとなっていた囚人で、本編で解凍された2人目のヘルズゲート囚人。因みに罪状は分かっていない。
一撃で石板を撃ち抜く高い威力の銃を持ち、肉弾戦の実力もかなり高く、時空パルスの発射を阻止しようとするタイムレンジャーを苦戦させ、駆け付けたシティガーディアンズも一蹴する等、ヘルズゲート送りになるだけの高い戦闘能力を持ち合わせている。
因みにプレスリフレイザーを受けても巨大化せず、等身大のまま圧縮冷凍された初めての怪人である。
活躍
Case File 28「再会の時」に登場。ギエンに解凍され、時空パルスを増大させ時空の向こうにある何か(後にそれが行方不明になっていたブイレックスだった事が判明する)を引きずり出そうと目論む。
シティーガーディアンズのリーダーを庇ったレッドのスーツを大破させ、彼以外のタイムレンジャーを圧倒する。
だが4人に止めを刺そうとしたところにレッドが駆け付け、片手を翳すと同時に起こす爆発で迎え撃つが、アサルトベクターの射撃とベクターエンド・ビート12に怯み、プレスリフレイザーを受け圧縮冷凍された。
敗北後、暴走した時空パルスは行方不明になっていたブイレックスを現代に引き込む事に成功し、ギエンの目論みは達成される事になる。
尚、今エピソードで竜也がタイムレッドだという事が直人や父親の渡にバレてしまう。ブイレックスの登場も含めて重要な役割を担った怪人だと言える。
余談
基本的にヘルズゲート囚人はギエンの破壊衝動を満たす為に解凍されるが、このジャグルとハーバルは後に行われるギエンのより大きな破壊活動の計画の捨て石に使われた感が強い。
また、狂人揃いなヘルズゲート囚人にしては冷静な性格だったが、どのような犯罪を引き起こしてヘルズゲート行きとなったのかは不明。ただ、レッドを圧倒した際に「手応えがないな」と口にしている点から暴力に近い犯罪を引き起こした事が窺える。
声を演じた齋藤氏は昨年の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』でも冥界魔闘士グールの声を担当していた。