概要
テリアモン、ないしはガルゴモンが進化したデジモン。前者はアーマー体、後者は完全体で登場。「俊敏な猟犬」の異名をもつ。
(一応注釈すると右側)
映像作品初登場は、劇場版デジモンアドベンチャー02においてウォレスのテリアモンが運命のデジメンタルによってアーマー進化したバージョン。聖騎士型デジモンで、金色の装甲が特徴。目つきがどことなくオメガモンやマグナモンに近いのも納得である。
しかしこちらのテリアモンもガルゴモンへ進化している。設定上完全体と同等の力を持つが、進化したチョコモンにマグナモン共々圧倒される。(のちに公式のデジモン図鑑では、「本来ラピッドモンはガルゴモンが進化した完全体であるが、運命のデジメンタルによって黄金に輝き究極体レベルにまでパワーを昇華することができる。」と書かれており、ゴールデントライアングルは「エクストリーム・ジハード」と互角の能力を持っている。)
後に登場したデジモンテイマーズでは完全体の位置づけで、設定もサイボーグ型へと変更。こちらは装甲部分の色が緑になっている他、運命の紋章が削除されている。初めて進化した時、戦いを忌避していた健良ですらテンションがあがるほどデーヴァに対し圧倒的な強さを見せた。
必殺技は両腕の砲門から放つミサイル「ラピッドファイア」と体をTの字のように構えて三角形の光線を放つ「ゴールデントライアングル」。
バイタルブレスでは完全体版の世代はそのままに、アーマー体版の世代は公式設定に則ってか、究極体になっている。つまり、ラピッドモンからラピッドモンに進化するという通常ならありえない進化も可能になったのである。
データ
レベル | アーマー体(バイタルブレスでは究極体相当)、完全体 |
タイプ | 聖騎士型、サイボーグ型 |
属性 | ワクチン |
必殺技 | ラピッドファイア、ゴールデントライアングル |
派生
ブラックラピッドモン
属性 | ワクチン |
世代 | 完全体 |
種族 | サイボーグ型 |
必殺技 | ゴールデントライアングル |
亜種。黒い体色だがウイルス種ではなく、夜戦に特化した進化形態だからである。レーダー機能も強化されている。
ラピッドモンX
属性 | ワクチン |
世代 | 究極体 |
種族 | 聖騎士型 |
必殺技 | ラピッドブラスター/レーザーガトリングアーム/ビリオンバレット |
ラピッドモン(アーマー体)がX抗体を取り込んだ姿。究極体レベルのパワーを常に発揮できるようになった。
両手と背中に「アームドアームズ」を装備しており、戦況に応じて換装を行う(遠距離用の「ラピッドブラスター」、近・中距離用の「レーザーガトリングアーム」の二つ)。
これまでのラピッドモンとは異なり、右腕が剣、左腕が爪に変化した事で近距離戦でも問題なく戦えるように。
必殺技は全開放し、遠隔操作したアームドアームズから10億発の弾丸を放つ「ビリオンバレット」。
進化順
- テリアモン <-> ガルゴモンorラピッドモン(アーマー体)