ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

モーリス(競走馬)の編集履歴

2022-02-20 09:37:36 バージョン

モーリス(競走馬)

もーりす

モーリスはJRAの元競走馬、2015年年度代表馬・最優秀短距離馬。

覚醒の予感

ある朝、私は気づいた

全身を満たす力に

昨日までとは違う自分に


それが今日、確かなものとなった


明日からも私は

上昇していくだろう

過去の私を知る者が

想像できないほどの

はるかな高みへ

そんな予感がするのだ


≪「名馬の肖像」2018年安田記念≫


経歴

2011年3月2日生まれ、父スクリーンヒーロー、母メジロフランシス、母の父カーネギー。

セールで約1000万円で購入されており、当初はあまり期待はされていなかった。


2歳(2013年)

2013年デビュー。新馬戦を勝つものの続く重賞京王杯2歳Sでは6着敗退。その後の条件戦を勝ってシーズンを終えた。


3歳(2014年)

2014年はシンザン記念5着、スプリングS4着、京都新聞杯7着など重賞に挑戦はするものの勝つことはできなかった。その後栗東の吉田直弘厩舎から美浦の堀宣行厩舎に転厩。

結果的にこの転厩が契機となり、彼の活躍が始まることになる


4歳(2015年)

2015年1月に条件戦で久々の勝利を挙げそのままオープン入り、ダービー卿チャレンジトロフィーではレコードタイムで重賞初制覇すると、続く安田記念でGI初制覇し、スクリーンヒーロー産駒として始めてのG1制覇となり、グラスワンダーから親子三代でG1制覇を達成した。

秋はマイルCSへ直行。危なげなく勝利して史上6頭目の春秋古馬マイルGI制覇を成し遂げた。

年末には始めて海外遠征を行い香港マイルに挑戦。前年の優勝馬エイブルフレンドに次ぐ2番人気に推される。レースでは好位から抜け出す競馬でライバルたちを制し、2015年を無敗の6連勝で締め括った。

GI3連勝を含むこの活躍ぶりが評価され、JRA年度代表馬と最優秀短距離馬を受賞。短距離馬の年度代表馬獲得はタイキシャトルロードカナロア以来3頭目となった


5歳(2016年)

2016年はドバイ遠征が予定されていたものの疲れが取れず回避、再び香港に渡ってチャンピオンズマイルからスタートすることとした。レースでは圧倒的な1番人気に支持され、これに応えて7連勝、GI4勝目を挙げる。

帰国後は連覇を目指し安田記念に出走するもロゴタイプに阻まれ2着、連勝がストップしてしまう。続く札幌記念は京都新聞杯以来の2000m以上への挑戦だったが重馬場に泣かされ、逃げ馬を捉えきれず2着となった。レース後、年末の香港遠征で引退することが発表された。

秋初戦は天皇賞(秋)。イスパーン賞勝ちのエイシンヒカリ、ドバイターフ勝ちのリアルスティールらと対戦することになったが直線で突き抜け、リアルスティールの追撃を振り切って1着、GI5勝目を挙げる。

ラストランは香港カップに出走。1番人気に支持される。レースではやや出遅れた形となったが、逃げたエイシンヒカリを直線でかわすとそのままリードを保ちゴールイン。2着に3馬身差をつける完勝で自身の引退レースを飾り、日本調教馬としては史上2頭目の海外GI3勝となった。

この年の年度代表馬はキタサンブラックに譲ったものの、香港2勝を含むGI3勝により特別賞を受賞した。

通算18戦11勝。


引退後

引退後は社台スタリオンステーションにて種牡馬となる。

2021年にピクシーナイトが3歳馬ながらスプリンターズステークスを勝利。グラスワンダーから続く父系四代でGI制覇の偉業を成し遂げた。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました