人物
銀河六魔将の1人ポセイドン・ネロの義息子。ネロの部下からは王子と呼ばれている。
髪型は金髪のツーブロックで上半身の大半と目元にタトゥーを入れている。
生い立ちと才能から来るその性格は傲慢・残忍・暴力的・強欲・自己中心的に尽きており、自身の気分で他者の命を平気で奪い去る悪魔的な人物である。更に機械に対しては味方でも気に入らなければ即座に殺害したり、感情などいらないと考えたりと機械の存在を軽視している面が見られる。実際、シエデンズゼロに乗り込んだ際はウィッチ・リグレットをシキとの再戦に持ち込むための人質として拉致したばかりか、暇つぶしを理由にシキが来るまでの間まで機能停止寸前になるまで徹底的に痛めつけてすらいる。
秘書のイジューナ曰く、「人を愛した事も、人に愛された事もない。」との事であり、それは義理の父であるネロから向けられた事はないらしく上記の冷酷非情さを決定づけている。
一方でそのイジューナにも彼女から洗脳と見えておかしくないほどに忠誠を尽くされているのもあってか、多少機嫌を損ねる程度では傷つけるような事はしないなど、若干の思い入れはある。
エーテルギア
シキ・グランベルと同じく重力を操るエーテルギアの持ち主である。
本来は義父であるネロからエーテルギアを教わり習得するはずだったが、相性や適性が合わずに習得できなかった。一方で接点を持ったジギーから教わった際は相性が良かったため習得した上にその能力の高さを発揮する事になった。その才能もジギーから基礎しか教わっていないにも関わらず非常に高いレベルまで研鑽されている。
同じ重力使いでも、シキは重力を併用した武術「魔械流」による自身の重力変化に特化しているのに対しシュラは自分以外の物を操る事に特化している点である。特化と言ってもそれしかできない訳ではなく重力を乗せて体術で応戦したり身のこなしも軽くして移動すると言った事も得意である。
作中でも人や物質を浮かして自在に動かすのは勿論、凄まじい圧力で相手を圧死させたり触れずに相手を跳ね飛ばす事も簡単にしている。