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小田急10000形の編集履歴

2022-04-27 08:20:14 バージョン

小田急10000形

おだきゅういちまんがた

かつて小田急電鉄が運用してきた特急形車両「ロマンスカー」の1形式。

概要

小田急の開業60周年を記念して1987年にデビューした、特急形車両・ロマンスカーの1形式。1989年までに11両連接車が4編成製造された。

1988年には鉄道友の会よりブルーリボン賞が授与。


展望席以外の乗客も車窓の眺望を楽しめるように客室が高い位置にあるハイデッカー構造が採用され、車両愛称は「High-decker, High-level, High-grade Super Express」を略して「HiSE」と命名。

高床式としたため中間車の客用扉には階段を2段設けている一方で、先頭車の展望室は7000形と同じ低い位置に揃えられている。


後にデビューした30000形「EXE」はロマンスカーのイメージに合わない通勤特化型の車両であったため、30000形のデビュー後も小田急のイメージリーダー的存在を担っていた。


晩年

2006年に改正された「交通バリアフリー法」。既存車両の大規模リニューアルの際にはバリアフリー化が義務付けられていたが、高床構造が災いし本形式はその対象外となった。


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50000形「VSE」が2編成製造されたことにより第2編成・第4編成は廃車除籍、4両編成へ短縮改造を受けて長野電鉄へ移籍した(⇒長野電鉄1000系「ゆけむり」)。


残る第1編成・第3編成についても60000形「MSE」増備と引き換えに退役が決まり、2012年3月16日をもって定期運用を終了。

退役後は3両が喜多見検車区に保存されていたが、最終的に第1編成の10001号車のみが「ロマンスカーミュージアム」に展示されている。


関連項目

小田急電鉄 特急 ロマンスカー 展望車 連接車 10000形


小田急3000形 小田急3100形 小田急7000形 20000形 30000形 50000形 60000形 70000形

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