概要
ストーリーモードに出現するタコゾネスや「オクト・エキスパンション」にて登場したタコのプレイヤーを含む「ヒト型に擬態するタコ」の総称であり、外見や性質はインクリングに近い。
オクタリアンの一員として地下に暮らす者達だったが、近年地上への進出が盛んになり、今ではハイカラ地方やバンカラ地方で多数のオクトリングを見かけるようになった。
主要なオクトリング
など
複雑な経緯
実は『1』の時点で、海外版ではタコゾネスの名称として「Octoling」が使用されていた。
そして『2』の「オクト・エキスパンション」にて、「タコのプレイヤー」が登場。その後のインタビューで「ヒト型に擬態できるタコのうち、タコガールの中の精鋭がタコゾネスになれる」ことが判明。
しかしタコのプレイヤーには名称がなく、「タコボーイ」や「タコガール」又は単に「タコ」と呼ばれていた。
(海外版では引き続き「Octoling」がタコゾネスをも含む総称として使われていたにも関わらず、日本語版においてこのような切り分けが行われたのは、「タコゾネス」という言葉がボーイを表すのにに不適だったためと考えられる)
そして『3』からは「オクトリング」の名前が日本語版にも逆輸入された。
日本語版『3』では実際のゲーム中でもプロモーションでも人型のタコにオクタリアンという言葉を公式は一切使っておらず、全てオクトリングと表現している。
amiboの製品名も『2』の頃は日本では「タコボーイ」「タコガール」とされていたが、『3』に合わせて発売される新製品については「オクトリング」と変更された。
ただ、過去作をやってきた古参プレイヤーであるほど、オクトリングという言葉に馴染みがなく、『3』で初めて登場した新種族と思ってしまう人が一定数いる。
特に、『3』の舞台となるバンカラ地方に住んでいる「イカに友好的な地上のタコ」がオクトリングで、これまでの作品に出てきた「イカに敵対的な地底のタコ」がオクタリアン、みたいに解釈する人が多いようだ。だが、上述したように海外版では『1』の頃から敵のタコゾネスをOctolingと呼称していたことから分かるように、人型に変身できるタコは出生に関わらずオクトリングと呼ぶのが現在の公式見解である。
(もっとも、バンカラ地方に住むオクトリングと、これまでの作品に出てきた地底のオクタリアンは、文化的な相違が大きいので、実際に別種族なのでは? という考察は真面目に存在する。バンカラ地方には10本足のタコとかいるし・・・)
余談だが、海外では「1」の時期すでにオクトリングに関する二次創作が盛んであり、当時は存在していなかった「男性版のオクトリング」や「Inktoling(イカとタコの混合種)」などのイラストが早期から多数存在していたらしい。