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ラインハルト(ビーストテイマー)の編集履歴

2022-10-03 16:37:04 バージョン

ラインハルト(ビーストテイマー)

らいんはると

勇者パーティーを追放されたビーストテイマーの登場人物。

※このキャラクターは、現在最もストーリーが進んでいるweb版にのみ登場済みのキャラクターです。その為、記事内全体に書籍版、コミカライズ版、アニメ版のネタバレが多数含まれているので、web版以外が初見の方はご注意ください。




プロフィール

年齢不明(レイン曰く「二十半ばに見えるけど、三十過ぎにも見える」
職業ビーストテイマー
一人称
出身不明

概要

主人公のレイン・シュラウド同様に複数人の最強種を従えている謎のビーストテイマー。漆黒のローブと軽鎧を纏い、二振りの短いショートソードを装備した黒髪の男性。


外見年齢は二十代か三十代前半であるが、一方では数代前の勇者パーティーに「ラインハルト」の名を持つ同じ人物がいたという情報もあるなど、謎を含んだ部分も多い。


キャラクター像

見た目に反して、とても落ち着き払った振る舞いや、あまりにも冷淡な態度や雰囲気から、冷徹さをも感じさせる。


レインも、初会遇した際には、その目を見ただけで思わず背中が震え、「冷たい目をしている。絶対零度の輝き。感情だけではなくて、魂さえも凍りついているかのよう」と評していた。


とはいえ、相手から質問を投げかけられると、答えられる範囲であれば素直に返答し、自らの意に反して交戦を仕掛けた使い魔達の非礼を詫るなど好戦的というわけでもなく、下劣極まる敵対者に対して義憤を覚えるなど、相応の正義感も持ち合わせている節を見せる。


戦闘力

レイン同様に複数人の最強種を従えているビーストテイマーとしての異端さに加え、初見の際に、不意打ちとはいえレインを圧倒し、まともに交戦しても勝ち目がないと判断し引き下がざるを得なかった程に、単純な戦闘能力も圧倒的なポテンシャルの持ち主。

主装備である短剣による二刀流による白兵戦闘に加え、複数の属性魔法を使った高速かつ強力な技を行使する。


魔法

  • 弐式・コキュートスロア

氷属性の斬撃を飛ばす。


  • 三式・ダークネスバイト

ラインハルトの「起動」という詠唱と共に、短剣に闇を纏わせ、夜空を流星が駆けるかのように標的に迫り、斬り伏せる。


経歴

作中のメインヴィランとしてレイン一行と対峙している女魔族リースの仲間の一人として暗躍していた最強種『精霊族』の少女モナを追い込んだレインの前に突然現れ、モナを救出すると、対峙したレインに、自らの名や、モナがリース一味の正式な一員ではなく、自分の使い魔である事や、自分もまたビーストテイマーである事を明かすと、ここで戦うのは分が悪いと踏んだレインが身を引いた事で、そのまま撤退した。


その後、レイン一行とシフォン率いる新勇者パーティー、そして教会から派遣された聖騎士エリス・ランドールが旧勇者パーティーメンバーのミナを捕縛すべく動いていた裏で、レイン達とは別の目的=「聞き出したい事がある」の為に同じくミナを拐うべく、使い魔である最強種『猫霊族』の少女ミツキや『竜族』の少女アリエイルを派遣するが、運悪くレイン一行と鉢合わせてしまった結果、ミナに協力する魔族ヴェルクも交えた三つ巴の混戦の末、ミナの身柄確保に失敗する。


その後、レイン達のホームタウン ホライズンが禁忌の術式『零式監獄』によって破滅の危機に立たされると、事態を収拾すべく最強種『天族』の少女オフィーリアを派遣し、レイン一行と協力させた。

そして、この騒動の黒幕である教会の大司教アルトリウス・グレイゴムと対峙するレイン一行や新勇者パーティー、エリス、そしてミナの前に自ら現れると、オフィーリアを伴い、上級魔物キメラと化したアルトリウスと戦うレイン達と共闘し、激闘の末に討ち果たした。


騒動が解決した後、戦いの中でミナが落命した事で彼女から聞き出す事が叶わなかった事が「悪へと堕ちた元勇者アリオスの居所」である事と、自分達の目的が「アリオスを殺害する事」と語った。


人間関係

ラインハルトのパーティー


ラインハルトに従う最強種『精霊族』(当人曰く「元」)の少女。初登場時はレイン一行の敵対者リースの下で暗躍し、レイン一行と度々対峙していた。


ラインハルトに従う最強種『天族』の女性。レインのパーティーに属する天族イリスとは姉妹の様な間柄。現時点ではラインハルト配下の配下で唯一レイン一行と交戦した事がない。


ラインハルトに従う最強種『猫霊族』の少女。ラインハルトやアリエイルの意に反して、敵につかかっていきやすい、やや脳筋的な一面がある為、ラインハルトも扱いに難儀している。


ラインハルトに従う最強種『竜族』の少女。


レインのパーティー


度々会遇する事になるビーストテイマー。昔から知っていたかのような素振りを見せているが、レインの方はラインハルトと過去に出会った記憶はない。

現段階では明確にレインに敵対する姿勢は見せていないが、従えている最強種の一人オフィーリア曰く、「(個人的な見解だが)レインとラインハルトが、将来的に敵対する可能性は十分ありえる」との事。


旧勇者パーティー


当代の勇者であるシフォン・ノクスの前代の勇者であったが、その勇者らしからぬ悪行と凶行が原因で勇者の資格を剥奪されたお尋ね者。ラインハルトは彼を殺害する事を目的にその行方を追っている。


関連タグ

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー ビーストテイマー 第三勢力















※以下、web版最新話における重大なネタバレを含んでいるので、web版 第719話以降を未見の方はご注意ください。















大司教アルトリウスの起こした陰謀からしばらくして、過去に魔族によって滅ぼされたはずが謎の再興を果たしたという故郷である南大陸のビーストテイマーの里 ラウドネアを訪れたレインは村に創られた謎のダンジョンに入り、そこでフロア全体に仕掛けられていた魔道具の効果によって、自身の過去を実体験する形で追想していく事になるが、その中で『ビーストテイマーとして駆け出したばかりだった幼い頃のレインとラインハルトが出会っていた』事…

ラインハルトに師事して、僅かな期間であったがビーストテイマーとしての心得や技術の手ほどきを受けていた』事…



そして、ラインハルトの正体が『レインの遠い祖先にあたる“始まりの勇者”であった』事…つまり作中で何度か話題に上がっていた『初代勇者』であった事が明らかになった。



回想の中でラインハルトは、幼かったレインの前から姿を消す直前に、「自分の事を覚えられていると、この先自分の目的の支障になるかもしれない」という理由から、レインに暗示魔法のようなものをかけ、自分との記憶を全て消去していた。




全てを思い出したレインは、仲間達と共に更にダンジョンの奥に進む。

するとそこに仕掛けられた映像記録により若き日のラインハルトが現れ、自らを『ラインハルト・エーデルファルド』と名乗り、世界の真実について語りだす……

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