※このキャラクターは、現在ノベライズ版にのみ登場済みのキャラクターです。その為、記事内全体にコミカライズ版、アニメ版のネタバレが多数含まれているので、ノベライズ版以外が初見の方はご注意ください。
プロフィール
| 種族 | 魔族 |
|---|---|
| 年齢 | 不明 |
| 一人称 | 私 |
概要
『少数派』と名乗る魔族の一分派を率いて、モニカ・エクレールをはじめ、人間、魔族問わず様々な配下、協力者を介しつつ、主人公 レイン・シュラウド達の行く先々において暗躍を繰り返す魔族の女性。
実質的に現在（web版）の今作品におけるスーパーヴィラン的存在である。
現在（web版）はレイン一行の仲間入りをした天族のイリスも一時期、彼女の一派に加わって協力していた。
華やかなドレスを身にまとい、花の髪飾りをつけた一見、高貴な令嬢の様にも見える装いを纏ながらも、魔族らしく悪魔の翼、角、尻尾と紫色の瞳（夜闇の中では不気味に光る）持った妖艶な容姿をしている。
キャラクター像
性格
外見に違わぬ、優雅ながらも妖艶な振る舞いを常に崩さない。
それでいて、配下のモニカに“心酔”の粋に達する程に深い忠誠を抱かせ、イリス、モナといった個性や我の強い最強種や魔族達をも手駒として動かし、人間側の中でも高位な存在の一人である教会の大司教 アルトリウス・グレイゴムと手を結び、あのクセ者の極みともいえる悪徳勇者 アリオス・オーランドさえも言葉だけで手玉にとってしまう程の人心掌握術、カリスマ性に秀でた一面も見せる。
また、自身の意図通りに事を運ぶ為には、入念に下準備や小細工を仕込ませる用意周到な一面や、イリスの独断でアリオスを勇者の座から失脚させる事態を招いた際も、それすら自身の思惑通りに事を運ぶために想定していた事であるなど、モニカにも勝る策士な一面もある。
一方で『人類の最強の存在＝勇者が、一転して、最悪の敵になる』という展開を「なかなかおもしろいシナリオ」と楽しみながら話すなど、魔族の一派を束ねる長らしい冷酷さや残虐性を覗かせる事もある。
戦闘力
現時点では戦闘場面がない事から、その実力は未知数であるが、アリオス達が初見で彼女の持つ強い魔力に息を呑んでいた事から、純粋な戦闘能力もかなりのものである事が予想される。
経歴
勇者アリオスの素行不良を苦慮した国王の命令で王家の親衛隊から勇者パーティーに派遣されたモニカだったが、その裏でアリオスを闇に落とすこと（ついでにアリオスに勝るとも劣らぬ厄介分子となりつつあったレインの排除）を目的に密かに内通する謎の魔族として初登場した。
その後、アリオスによって解放された天族のイリスの協力者であった事も明かされると同時に、自身の思惑通り勇者の位を剥奪されて、お尋ね者になったアリオス達とモニカの仲介によって対面すると、『人間と共存を目指す魔族』と嘯きながら手を差し伸べる形で、元勇者パーティーの3人（一人はモニカの策略により粛清済み）を味方勢力に引き入れる事に成功する。
勿論、リースの目的に「人間との共存」など存在せず、その真の目的は現在封印された状態にある魔族の長『魔王』を復活させ、人間を滅ぼす事にあったが、対するアリオスの方も流石に半信半疑ながらも「ウソだとしても、使い道があるうちは利用してやればいい」という考えから、この常識的に考えたらありえない同盟が締結される事となり、リースはまんまと『勇者』を自分の味方に引き入れる事に成功したのだった……
人間関係
協力者
リースに仕え、彼女のスパイ・工作員として暗躍する人間の騎士。アリオス同様に初代勇者の末裔の家『エクレール家』の出身だが、かつて人間同士の争いの果てに家が滅ぶ事となり、その際にリースの手で救われた事から、絶対的な忠誠を誓う程に彼女に心酔するようになった。
アリオスの手で封印を解かれ、人間に対する敵意から一時期協力関係にあった天族。現時点（web版）ではリースの勢力下から離れ、レインと契約して彼のパーティーに寝返っている。
- アルトリウス・グレイゴム
人間の教会勢力を束ねる大司教。本来なら敵対関係にある筈だが、彼のとある野望の為にリースが手を貸す形で協力関係を結んでいた。
リースが当初から味方に加えようと狙っていた「人間最強の存在」＝勇者。
スパイとして送り込んだモニカの裏工作、そしてイリスの介入もあって、思惑通りに彼を勇者の座から転落させた上で接近して協力関係を結び、遂には、人間をも辞めさせて魔族へと変貌させる事に成功する。
素性不明の謎のビーストテイマー。リースの一派に、自身が従えている最強種の一人を貸し与えるなど、協力関係を結んでいるが、ラインハルト自身は「リースの敵でもなければ味方でもない」と発言している。
敵対者
アリオスが勇者の座を剥奪されるきっかけになったとして目の敵としているビーストテイマー。
アリオスやモニカ同様に勇者の末裔という事や、複数の最強種を従えているという事から敵になると厄介な存在として、警戒している。
現在(web版）は、元協力者のイリスも彼のパーティーに加わっている。
アリオスの代わる勇者に指名された少女。
「我々魔族にとって、邪魔な存在」であると同時に、「次に回されていたということは、（前代の勇者 アリオスより）質は劣るはず」という事で彼女が完全に力をつける前に始末しようと考えている。
関連タグ
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー スーパーヴィラン
メフィストフェレス…劇中のアリオスに対する立ち回りから。
