データ
身長/499.0m
体重/19055.5t
スキン/世紀末ライナー
概要
倒された救急鬼のパワーが脳人レイヤーに積み重なって生まれた巨大な救急モデルのヒトツ鬼ング。
烈車鬼ング以来の「列車型の怪獣」的なビジュアルのスキン・“世紀末ライナー”で外見が構成されている。前例の個体と比べ口内の目や牽引する各車両の側面等に挿し色が使われており、幾分かカラフルな外見となった。
自動生成するレールで脳人レイヤーを爆走して、荒々しく方向転換しながら「グランドなライナービーム」で敵を追い詰める、ハザード級の緊急運行スキルを得意とする高機動戦闘能力は健在な他、分離した後部車両を先頭車両に組み直して4足歩行形態の「ビクトリーフォーム」にチェンジすると、線路外の相手に流星のごとく襲い掛かりフィールドに大大混乱を巻き起こす。
レールを壊されるなりして進行を封じられると機動力を失い、一気に弱体化した烈車鬼ングと比べて、ビクトリーフォームの変形機能により獲得した三次元的な運動・格闘能力へ列車型由来の圧倒的なパワーを活かせる為、攻撃面の自由度が大きく強化されている。
活躍
救急鬼のパワーが脳人レイヤーに積み重なって誕生。対抗すべくドンブラザーズも(イヌブラザーの中身が入れ替わっていることに気づかないまま)トラドラオニタイジンとなって迎え撃つ。
彼等の攻撃で後部車両を破壊されるも四つ足を剥き出しにまだ戦う意志を見せる。それに対しドンブラザーズの面々はオミコシフェニックスを召喚し『トラドラオニタイジン極』へと全合体、その高いスペックを活かした動きに翻弄され、最期は必殺技『ドンブラファンタジア極』で貫かれて撃破された。
また描写はなかったが、解説文と今までの流れからしてゴーゴーファイブギアをドロップしたと考えられる。
余談
モチーフは通常形態はゴーライナー、ビクトリーフォームはビートルマーズで、同じく列車モチーフの烈車鬼ングのCGモデルをアレンジして制作されたと思われる。
またビクトリーフォームへの変形設定は、グランドライナーの投入当初時に対処相手とされたゴレムサイマ獣も彷彿とさせる。また、今回初登場したトラドラオニタイジン極は黄金の鎧をモチーフとされた点からゴーゴーファイブ関連のVシネマにおいて金色の戦士や金の力を纏った巨大ロボがでる点から今回の変形機構も考えられる。
関連タグ
サファリガオー:『烈車戦隊トッキュウジャー』の劇場版限定戦隊ロボ。パーツ組み換えで列車形態からロボと動物(ライオン)形態に変形出来る他、先頭車両に後部車両が四肢パーツとして組み合わさる構造も似ている。