概要
所在地は岩手県遠野。大将は赤河童。誰とも盃を交わさず、余所者に屈しないという中立的な姿勢をとる一方、日本各地の妖怪組織に人材を貸し出すという傭兵のような面も持つ。妖怪忍者という異名を持つ遠野妖怪たちは、日々鍛錬を積み重ね、己の"畏"(おそれ)を磨いている。
遠野妖怪の拠点である「遠野の隠れ里」は、里全体がひとつの妖怪のようなものであり、通常空間とは異なる場所に存在している。そのため、"畏"を断ち切る手段がなければ出入りが制限される。旅人を惑わす宿泊施設「迷い家(マヨイガ)」など、直接戦闘以外に限らず日常的に"畏"を駆使することを要求される修行の地。
奴良リクオは半ば拉致のような形で一時的に遠野に預けられ、イタクたち遠野妖怪から"畏"を応用した戦闘技術の指導を受けた。若き日のぬらりひょんも隠れ里に滞在したことがあるようだ。
名物のひとつである露天風呂は、一応男女別に利用されているようだが、女性姿の淡島が平然と入ってくることもあり、実質混浴状態になっている。熱に弱い雪女系妖怪にとっては露天風呂に入ることも修行と言えるかもしれない。冷麗は弱点を克服している。
所属キャラクター
ほか