概要
1955年に公開されたアメリカの映画。
監督はビリー・ワイルダー。
原題は「The Seven Year Itch」。itchはかゆみを意味する英語の名詞。
ブロードウェイで演じられた同名の舞台劇を原作としている。
結婚7年目の中年男と、同じアパートに暮らすブロンド美人との関わりを描いたラブコメディ映画。
地下鉄の通気口から出る風でスカートが浮かび上がるシーンが非常に有名。
現在アメリカではパブリックドメインになっている。
モンロー・マティーニ
マリリン・モンロー演じる女性が作中で「マティーニが辛すぎるから砂糖を入れて」と頼むシーンがある。
本来辛口が売りのカクテルであるマティーニに砂糖を入れるなど邪道とされるが、彼女は「故郷のデンバーではそれが普通よ」と言い切っていた。
これ以来、砂糖入りのマティーニはモンロー・マティーニと呼ばれることもある。
前述したように「邪道だ」と感じる人もいるので注文する際は注意。