六眼

りくがん

六眼とは呪術廻戦に登場する用語の一つ。

概要

六眼とは、呪術廻戦に登場する五条悟が保有する特別な眼。

呪術界御三家の一つ、『五条家』の人間に発現する能力で、生得術式とは異なる特殊体質のようなもの。

五条悟の特級呪術師としての強さを支える根幹で、保有者が現れるのは数百年ぶりとされる程希少。

術式・呪力を視覚情報として詳細に認識できる。

対象の呪力を精細に読み取れる為、相手の術式がどんなものかある程度把握可能で、視覚情報として捉える関係から目の前の人間が偽物が否か判別する事もできる。

反面情報量が多すぎて裸眼だと疲労が溜まるので、普段から目隠しやサングラスで眼を覆う事で能力をセーブしている。(この状態でも建造物等呪力の無い物も呪力の流れや残穢を視認して、周囲の空間を把握している)

また五条家相伝の術式、現実に無限を作り出す『無下限呪術』を使いこなすにはこの六眼が必要不可欠で、悟の場合原子レベルでの緻密な呪力操作が可能。

更に呪力消費のロスがほぼ無いらしく、呪力切れが起きないという反則な副次的効果をもたらす。

この先ネタバレが含まれます

実は呪術界の根幹を成す天元と密接に関わる存在で、天元と六眼、そして天元と同化して老化をリセットする人柱の星漿体は因果で繋がっており、同化の際は必ず六眼保有者もその場に立ち会う巡りだった。

天元との同化で新たな可能性に至ろうとする羂索にとって最大の障害であり、例え六眼保有者を殺害しても、同化の瞬間には因果の繋がりによって新たな六眼が現れる。

この因果に加えて、『六眼の所有者は二人同時期に存在できない』という制約から、羂索は獄門疆による封印へと計画の修正を余儀無くされる。

しかし、完全に呪力から脱却した存在である天与の暴君、伏黒甚爾によって星漿体の天内理子が暗殺されてしまい、三者の因果の繋がりも破壊されてしまう。

その為今後悟以降の六眼の保有者がどうなるのかは、現時点では不明。