概要
ORT復活を目論むテスカトリポカら一行を退けたカルデア。
しかし遅れて到着したデイビット・ゼム・ヴォイドは、彼の中に埋め込まれた異星の神の心臓と自身を捧げ、遂にORTは復活してしまう。
シオンの話によると異聞帯のORTは汎人類史のORTより攻撃性が少ない言わば『ORT亜種』とでも言うべき存在となっていた。
さらにORTは活動休止前に空想樹を取り込んで侵食固有結界を変質させており、空想樹が乱立する地獄が広がってしまう。
遂に第2部7章後編においてORTと本格的な戦闘が行われる事に。
バトルは前編同様の3Dモデルを使用。
今回は追撃戦、迎撃戦のため移動モーション等を含めてケルヌンノス戦を上回る大迫力のバトルを味わえる。
通常モードHP1000000が11ゲージ
それを倒した……かと思われたら、背面の円盤部分だけで動き出した。背部の円盤部分こそが本体で蜘蛛状に見えていた体の正体はなんと角質、即ちORTにとっての垢でしかなかった。
そしてUFOモードHP1200000の4ゲージとHP2000000の1ゲージ
そしてラストのHP3000000。
(1ゲージはイベントで自動的にブレイクされるため)計16ゲージを自身の持つサーヴァント全てを駆使して倒す総力戦。クラスは基本7クラスとフォーリナーでランダムに変化する。
しかし、ストーリーの演出に準拠しているだけだと思われた倒されたサーヴァントが消えずにORTに吸収される演出、ただの演出ではなく本当に吸収されると誰が予想出来ただろうか。
あろう事か1度倒されたサーヴァントは本当にORTに吸収されてしまい退去できない状況にされているため以降のORT総力戦には参加出来なくなってしまう。
そのため、主力サーヴァントは適切にぶつけて行かなければならない。
1ゲージブレイク毎にこちらのサーヴァントを必ず倒してくるため、サーヴァントの運用方法にも工夫が必要である。
例えば『残りゲージが少ない時はあまり強くないサーヴァントのみでゲージブレイクを行う』や『5回オルトと戦えば再使用可能になるマシュを最大限使用する』等。
余談
テスカトリポカが前借りで用意したORTは『その状況のまま進んだ場合現れるORT』である。
つまりイスカリがあのまま棺に飛び込み、そして自身の心臓である太陽を取り戻した場合のエミュレートであった。
カルデアが対峙したORTは『心臓が無い』という大幅な弱体化を受けて『再起動直後(起きた直後)』の本調子が出ていない状態で突然『よく分からない使命』を与えられてやらなければならないと勘違いして出てきた所だった。
やはり型月最強ドジっ子。
持てる全ての手札を出し尽くし、様々な要因に助けられ、様々な縁に助けられて、壮絶な激闘の果てに、カルデア陣営は遂にORTの撃破に成功。
第7異聞帯でのカルデアの旅は終わりを迎えた。