ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

尼崎汽船部の編集履歴

2023-05-09 23:47:12 バージョン

尼崎汽船部

あまがさききせんぶ

 かつて大阪に存在した船会社。

概要


 尼崎汽船部とはかつて大阪に存在していた船会社である。

  

 1880年に初代尼崎(あまさき)伊三郎が60トンの蒸気船運輸丸を購入して伊勢湾の海運事業を開始したのが尼崎汽船部の始まりで、瀬戸内海航路を開拓した後に、日清戦争においては船腹不足のなか利益を得て1896年2月には北海道航路にも進出した。


 初代伊三郎は1904年1月に亡くなり、後を継いだ養子の2代目伊三郎によって尼崎造船部や尼崎耕地部など多角的に発展していき、1937年の全盛期には30数隻もの船を所有するほど成長した。


 しかし太平洋戦争による船舶の損失や戦後のGHQによる農地改革で耕地経営(尼崎耕地部)が不可能になったことで衰退し、1955年の2代目伊三郎が死去した2年後に登記が抹消された。


 これだけなら良くありがちな昔の船会社かも知れない。

 だがボロ船に対する尼崎汽船部は少し……いや、いろいろと違っていたのだ。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました