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ドリームハンター・鬼頭丈二の編集履歴

2023-05-18 20:10:40 バージョン

ドリームハンター・鬼頭丈二

どりーむはんたーきとうじょうじ

Youtubeの漫画系チャンネル『ヒューマンバグ大学』内で展開される漫画シリーズの一つ。2023年からは系列の『バグアカデミア』にて「奇食・秘境ハンター鬼頭丈二」のタイトルで新シリーズも展開されている。本項ではそちらの内容も含めて記載する。

概要

漫画系Youtubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』で展開される漫画シリーズの一つ。

主人公・鬼頭丈二による世界各地での旅行記・紀行文を題材としたストーリー作品。毎回テーマとなる土地へと赴き、そこでの出来事が鬼頭当人のモノローグと合わせて進行される。


それだけならよくあるエッセイ作品なのだが、本シリーズの特色となっているのが鬼頭の持つ一風変わったその嗜好にある。彼は「奇食」という、一般的には考えられない食品を用いた郷土料理を探究する“奇食ハンター”を自ら称し、収集した情報を参考に世界各地へと出向き、自らの舌でそれらを吟味することを長年に渡り愛好している。漫画内では毎度、食材となった生物や調理法、こうした食文化が生まれた経緯など詳細を記した雑学的要素に加え、癖の強いキャラクター性を持つ鬼頭のコミカルなリアクションが人気を博している。


こうした奇食を味わうため、ときには僻地へと足を運んだり、各国の文化に触れたりと、旅を通して新たな関心物を見出した経緯から、当初の“奇食ハンター”に加えて“秘境ハンター”、“奇祭ハンター”などの複数の自称を名乗っていたことを明かし、これを明言して以降は「奇食」「秘境」「奇祭」の三要素いずれかが題材となるストーリーを展開、本項タイトルの「ドリームハンター」も、そうした趣味を総じて何度か使用した自称に由来する。

中期には秘境旅をベースに、その道程までの腹ごしらえとして奇食が挿入される形で定着。また佐竹博文をはじめ、チャンネル内の主要人物が同行者となる展開も増えた。


2023年からは佐竹共々、姉妹チャンネルである『バグアカデミア』にてシリーズが展開されるようになり、シリーズ名も「奇食・秘境ハンター鬼頭丈二」となった。こちらでは奇食メイン、鬼頭のみの旅など初期のような構成のシナリオが改めて投稿されている他、あちらのチャンネル出身の佐伯・ゼッターランド・博子や完全新キャラクターの赤城永吉など新たな人物との交流も描かれている。


あらすじ

人生を奇食と秘境探求に捧げる男…鬼頭丈二。

会社売却によって得た莫大な資産を元に、世界各地の曰く付きの危険地帯へ足を運んだり、独自の文化から発祥した奇食を堪能する毎日を送っている。

「お残しは決して許さない」をモットーに、その土地の歴史や文化への敬意を忘れずドブネズミチ●チ●パンダの肉…なんでも食べる!

今年はアンデッドマン・佐竹博文をアシスタントに迎え、まだ見ぬ地球の神秘へと歩みを進める。

(公式HPより抜粋)


シリーズの特色

先に記した通り、基本的に海外を舞台に物語が展開される。

各回でそれぞれテーマとなる「奇食」「秘境」「奇祭」についての雑学を披露しながら、鬼頭が実際に体験した感想が語られる。奇食では毎度、料理に使われる奇抜な食材とビジュアル、強烈な味や激臭でコミカルなリアクションをみせるコメディ色の強い作風である一方、秘境ではときに、自然の脅威により同行していたガイドが犠牲になったりなど人の生き死にが描かれる場面も。


また、たとえ批判があっても現地人の食文化となっている世界的保護動物や、戦争など人間の愚行の末に生まれた負の遺産など、正否の結論付けが難しい話題にあえて触れる風刺的な内容を含んだエピソードも多い。


主な登場人物

主人公と旅の同行者たち(鬼頭旅団)

本シリーズの主人公。

「奇食ハンター」「秘境ハンター」など様々な自称を名乗り、世界各地の奇抜な食品や土地を探究する旅を続ける男性。「出された物は口に合わなかったとしても必ず完食する」、「秘境探訪のためならどんな危険にも立ち向かう」といったことをポリシーを持ち、それぞれの育んだ歴史や文化に対して強い敬意を抱いている。


実は貿易系の食品会社を設立し、一代にして10億円規模の大企業まで成長させた高い経営手腕の持ち主でもあり、3年ほど前にその自社を売却し莫大な資産を手にしており、旅の資金としている。現在も、旅で食した奇食を自社の新商品として提案したり、顧問として社員の相談事に乗ったりと繋がりが強い模様。


鬼頭と同じく『ヒューマンバグ大学』『バグアカデミア』内の佐竹シリーズ主人公。

これまで様々な死病や大事故を経験してきた異常な不幸体質を持った一般男性。


商社マンだった頃に出張先のコンゴ共和国で鬼頭と知り合い、以後度々交流しながら共に様々な災難を体験。その中で鬼頭は、佐竹の持つ不幸を引き寄せる特性に目をつけ、度重なる病欠が災い失職した彼を「給与付きの旅のアシスタント業務」という名目で声をかけ、厄除け代わりとして旅に同行させるようになった。

(これ以降、ときに佐竹の視点で鬼頭の旅の様子が綴られることも多くなった。)


一時期は抜群の戦闘力を持つ元の登場でお役御免状態だったが、『バグアカデミア』での投稿開始から旅に復帰。相変わらず様々なトラブルに巻き込まれている。


同じくバグ大にて紅林シリーズを展開する主人公。

曲がったことが大嫌いな喧嘩師の青年で、佐竹ほどではないが同じくトラブルに巻き込まれやすい体質の持ち主。


ひょんなことから佐竹と交友を持ち、彼から鬼頭の旅に誘われたことを切っ掛けに(同じく求職中だったこともあり)参加。最初の旅では銃で武装したハイジャック犯の一人をパンチの一撃で仕留め、更には放たれた弾道を読んで回避する離れ業を見せつけ鬼頭を驚かせ、以降は元が加入するまでの間、二人のボディーガード的な役目を担っていた。


京羅戦争を機にその発端である半グレ集団「羅威刃」との因縁が生まれたこと、羅威刃の標的となっている「京極組」に属する学生時代からのライバル久我虎徹との共闘戦線を張ってからは旅の参加を中断している。丁度ほぼ入れ替わりで元が加入したことや、紅林自身も羽柴と如月に勧誘されて愛天雄入りしたこと、元々佐竹経由での接点しかなかったためか、鬼頭も彼が旅に参加しないことには特に言及していない。その後も羅威刃崩壊により台頭した戒炎との対立や桜庭恵吾との抗争もあり復帰の兆しが見えない状態が続いている。


達人級の拳法の使い手である謎の中国人男性。

鬼頭とは秘境で何度か偶然顔を合わせていたことを切っ掛けに知り合い、本編以前より互いを見知った間柄だった。佐竹を連れて入ったアメリカのレストランで再会し、その際の鬼頭の誘いを快く受け入れ、以後頻繁に旅に同行するようになる。


鬼頭らは知らないが、実はその正体は殺し屋、それも「裏中国拳法二大巨頭」の一人に数えられる凄腕の拳法家でもあり、上述の久我が展開する別シリーズにて先行して登場しており、これまで常勝だった久我を苦戦させた実力者でもある(結局、元が雇い主の不遜に呆れて決着前に手を引いた)。とはいえ、当人はその肩書や実力とは裏腹に義に厚い性格であり、我欲ではなく仲間や友人のために拳を振るう好人物である。


以後は紅林に代わるボディーガードの役目を担い、旅先の各所で遭遇する悪漢を相手に無双の活躍を見せる。また佐竹や伊集院茂夫視点のシナリオでは旅以外の場面でも鬼頭たちと交流している様子。


そうした戦闘面でこの上なく頼もしい元の参入もあり、しばらくは佐竹も参加を控えさせることになっていたが、彼の過去に絡む因縁の相手との決着のためEL戦争に参戦したことを機に鬼頭との旅を中断。現在はその闘いで負った傷の治療のため(および報告も兼ねてか)、故郷で療養しているとのこと。


『バグアカデミア』での展開にて鬼頭の新たな同行者として登場した青年。

日本古来の暗器を密かに取り扱う骨董店の跡取り息子で、鬼頭も中期から携行している鎖分銅などを調達する上で贔屓にしていた顔馴染みである模様。


元や佐竹が共に同行不可の状態だった当時、我が身を守るための暗器を求め久々に店を来訪し、その際に勧められた猫手の使用法の実践で見せた永吉の力に惚れ込んだ鬼頭が、厳格な彼の実家と三悶着をはさみつつ、晴れて旅の同行の承諾を得た。また最初の旅の道中にて、自身の家系の詳細(室町時代から続く国お抱えの暗殺部隊の末裔であること)も明かしている。鬼頭の見込み通り、その実力も元に引けを取らないほどの達人級で、タイのお祭りでの火災に乗じて火事場泥棒を働いていた暴漢を不思議な武術で仕留める活躍を見せた。


因みに姉妹チャンネル『バベル裁判所』には、裏裁判シリーズの赤城啓作はじめ同性のキャラクターが何度か登場しており、一部視聴者の間では何か血縁関係があるのでは?とも言われている。


『バグアカデミア』での展開にてバヌアツ共和国で出会った男性。男性だがトランスジェンダーであり、普段は女性の格好をしている。源氏名は「アリス」。金髪ショートヘアに毛先まで淡いピンクのグラデーションをかけており、黒シャツと黒いホットパンツを着用している。


日本でバーを経営しており、ネタ収集のために世界を定期的に回っている。職業柄、接客する技術に長けており、鬼頭と初対面でもまるで親友になったかのような距離感になった。


旅団以外の主要人物

バグ大にて登場し、その後『エモル図書館』へと移動したシリーズ主人公。

「Dangerous is life」をモットーとする危険愛好家の男性。


秘境旅にて何かと目的地で遭遇しており、元と同じく互いをよく知る腐れ縁だが、土地の自然や歴史に敬意を持つ鬼頭にとっては、単にスリルを楽しむ木仏の言動は見るに堪えないものがあるようで、彼を旅仲間に誘う様子はない。実際、リンバーガーを実食して退場した木仏のその後について「俺は知らないし興味もない」と吐き捨てている。


バグ大にて登場し、その後現在の『バグアカデミア』へと移動したシリーズ主人公。

世界の美女(風俗嬢)との一夜に命をかける世界風俗マイスターの男性。


実は鬼頭が食品会社を経営していた当時に取引先として知り合い、趣味は違えどかける情熱に似たものを感じて飲み仲間として交友していた過去がある。ペルーで偶然にも再会し、そのまま奇食へ連行した。エロスを探究する性分もあってか言葉選びと食事描写が色々と意味深だが、鬼頭とシンクロするように雄々しく奇食に挑んでいた。


『バグアカデミア』で以前からシリーズを展開していた主人公。

番組制作サイドからの無茶振りで様々なイロモノ企画をさせられ、その都度災難を被っているフリーの女子アナウンサー。


鬼頭と佐竹が共にチリを旅していた当時、ゼッターの取材クルー(ディレクター兼カメラマンの男性スタッフとのコンビ)も同国の不法投棄問題の突撃取材のために現地を訪れており、鬼頭たちの今回の目的である世界一綺麗な星空のみえる大量の衣類の山で遭遇。不幸体質が同じ佐竹との化学反応なのか、直後に襲われた廃車乗り捨て犯一味との騒動でトンデモない超常現象を起こした。鬼頭もこの二人の相乗効果にはひどく驚いたようで、また再会できる日を期待した。


2023年4月13日に彼女のシリーズの完結が公表されたものの、鬼頭視点の本シリーズにて再び登場。アフリカでの奇食一人旅でまたしてもロケ日程が重なり、今回は揃って奇食に挑戦(とはいえ彼女自身のシリーズでもゲテモノ系企画を数々経験している)。鬼頭の威圧やテレビマン故の空気読みな部分もあるが、これまでの同行者の中では珍しく、鬼頭の語る食の歴史への敬意に理解を示したり、彼の「いたたきます」のダジャレに続くように自らもダジャレを重ねたり、お残し厳禁の流儀に従い完食のために素晴らしいガッツを披露した。


その他の登場人物

奇食、秘境の旅それぞれで、鬼頭と同じ奇食探究の趣味を持つ友人、もしくは彼の目的である奇食の食べられる店や秘境への道筋を案内するガイドなどが毎回代わる代わる登場している(固有名を持つ者もいるが、以後のエピソードで触れられることは殆どない)。


奇食の友人の中には、共に実食しようと鬼頭に国際電話をかけて誘う者もいれば、未来の食糧難を想定して新たな食材を研究する者、中には非合法なルートで食材を調達する者など、鬼頭に負けず劣らずのアクの強い曲者ばかりで、後者についてはそうした裏ルートを行使する上で危険を伴うことが多いためか、鬼頭に提供する際に日本円で1000万もの大金を請求する場面もある。


秘境旅のガイドについては、当初は男性ガイドが付くことが多く、鬼頭が図らずも奇食にありつく展開を作ったり、現地の危険性を伝えるために犠牲となる者も多かった。中期からは物語に華を添えるためか、女性ガイド(いずれもグラマラスなボディラインの美女)が登場する頻度が増え、トラブル発生時に鬼頭や同行者が彼女らを守るという救出劇の構図が描かれることも多くなった。また治安の悪い国では、当初は案内役を務めながら人目のない場所に入るなり襲いかかる外道ガイドが登場したこともある(顛末については事故、もしくは神罰・霊障と思しき超常的な現象で命を落とすことになっている。またその内の一人、カタトゥンボの雷を案内したガイドはTVアニメ版にも登場した)。


また、中には日本人登山家・萩原鼓十郎氏など実在の人物がガイドとして登場する回も存在する。


余談

方向性の変換

当初『ヒューマンバグ大学』では、実話(もしくは実話として広く認知される噂話)をベースとした1話完結のストーリーを展開しており、最初期に登場した佐竹を含む各エピソードの主人公も、そうした各テーマの事例に結びつける程度の設定付けしかされていなかった(各話冒頭でシーン2~3カットと共に語られるモノローグで収まる程度)。

鬼頭や木仏、飛田については、それぞれ海外の「食文化」「危険生物や危険地帯」「性風俗事情」…といった、いずれも奇抜な各分野の愛好家という、各テーマに合わせて考案されたキャラクターであった。


中期から、チャンネル全体がオリジナルの世界観による長編バトル物をメインとした内容に路線変更(例を上げれば、これまで「極道社会の現実」を紹介する主人公だった小峠華太が属する「天羽組」、これまで各シリーズで敵として登場していた「京極組」の組織図の掘り下げや、それに際して紅林の長年のライバルという設定を持った新主人公・久我虎徹の登場、以後も極道・半グレ・殺し屋といった新たな裏社会の武闘派派閥の参入…等々)していき、鬼頭のシリーズもその影響を受けてか、旅先で金銭目的の強盗や人食いの猛獣などが道中で立ちはだかる展開も増え、鬼頭本人、もしくはそのときの同行者である紅林や元を絡めた戦闘描写も追加されるようになった。

(凡そ、各話前半で奇食・秘境の2分野を消化→目的地もしくは帰路で敵と遭遇→鬼頭や同行者がバトル→途中で佐竹が不幸を発動…といった流れがパターン化した。)


こうした路線変更は、結果的にキャラクターたちの人物像の付与による奥深さ、グッズ化やコラボカフェはじめとする漫画以外での新たな商業展開に繋がりはしたものの、鬼頭については、逆にそうしたバトル描写の挿入により本来のシリーズの特色だった奇食や秘境でのリアクション、および解説の尺がどうしても割かれてしまう結果に(奇食については既に登場した物を佐竹たち新たな同行者の実食として消化されることも)。また、そもそもが一つどころに留まらない海外が舞台の鬼頭が、組織の縄張りや利権争いが主軸のシナリオに絡めることが難しく、バトル路線の恩恵と呼べる部分は少なかった。このあたりは同じく一般人で目立った戦闘能力を持たない佐竹も煽りを受けており、実在の事故や奇病の話題から、作中の戦闘狂たちとの接触に重きを置かれるようになり、共に迷走しつつあった。


投稿頻度についてもバトル物の主要人物たちの長編エピソード(ときには敵方の経歴を数話にわたって綴られることも)に優先されて減少しがちで、一部リスナー間ではこの路線変更の正否について物議を呼ぶこともあり、各サイドのコメント欄では、それぞれのシリーズを蔑むアンチコメントで溢れかえることも少なくなかった。


こうした事情もあってか、2023年から佐竹・鬼頭の二人はバグ大の姉妹チャンネルで、チャンネル当初の路線に近い『バグアカデミア』にてそれぞれシリーズが展開されるように。これについても「チャンネル開設初期の功労者二人を追い出すようではないか」という不満の意見もあったが、結果的に両シリーズ共に当初のような路線に原点回帰され、鬼頭・佐竹シリーズとバトル長編シリーズの両サイドでの投稿ペースも安定するようになった。


上記を踏まえた上での注意喚起

一口にヒューマンバグ大学の視聴者といっても、人によって価値観は異なる。

だからこそ、ほかの視聴者の価値観も尊重したうえで、特定のシリーズを卑下するようなコメントは決して言ってはならない、という態度が視聴者には求められているだろう。そもそも、どのシリーズも楽しんでいる視聴者も少なからずいるのである。


関連動画

【イッキ見】鬼頭の奇食旅・アジア編(バグアカデミアより)

【イッキ見】鬼頭の奇食旅・中国編(同上)


関連リンク


関連タグ

ヒューマンバグ大学 バグアカデミア(漆黒のジェイル)

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歴代準レギュラー

佐竹博文 紅林二郎 元雲嵐

木仏蓮 佐伯・ゼッターランド・博子


ヒューマンバグ大学のシリーズ一覧

…はじめての交流以降、鬼頭が佐竹の物語に展開を作ることが多くなった。

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