概要
特撮「激走戦隊カーレンジャー」第51話(最終話)のサブタイトル。
1997年2月7日放送、脚本は浦沢義雄。
カーレンジャー・ボーゾック双方が協力し真の敵暴走皇帝エグゾスとの戦う姿を描く。
あらすじ
バリバリアンに特攻し、エグゾスに特攻をかけるカーレンジャー。一度はカーレンジャーが死んだと絶望するダップやシグナルマンだったが、地上に墜落したバリバリアンからカーレンジャーの面々は脱出してきた。エグゾスに特攻したことで飲み込まれていた車型星座が吐き出され、変身能力が復活したのだった。
エグゾスに勝ったと喜ぶ一同。しかしエグゾスは未だ生きており、宇宙の邪悪なパワーを取り込んだ最終形態エグゾス・スーパーストロングへと巨大化・パワーアップした。
エグゾスの猛攻にガイナモは芋長の芋羊羹を食べて巨大化するも、その芋羊羹は賞味期限切れのもので腹痛を起こし元のサイズへと戻ってしまった。
VRVロボに乗り、エグゾス・スーパーストロングと戦うカーレンジャー。しかしエグゾスの攻撃でVガンは破壊され、ビクトリーツイスターも跳ね返され、さらに右腕を変形させた剣で貫かれVRVロボは大破してしまう。
一方的に攻撃されつつも、最後まで消して諦めないカーレンジャー。VRVロボを自爆させたもののいまだ倒れないエグゾス。RVロボに乗り換えRVソード激走斬りハイパークラッシャーを食らわせ、エグゾスの腹部に風穴を開けた。だがエグゾスは邪悪なエネルギーを吸収し再生してしまう。
その時、ガイナモが先ほどの賞味期限切れの芋羊羹をエグゾスの口に投げ飛ばし飲み込ませた。案の定エグゾスは腹を下して邪悪なエネルギーが洩れ、元のエグゾスへと戻ってしまった。
ガイナモのファインプレーで形勢逆転。エグゾスは悪あがきに火の玉で攻撃するもオートバニッシャーで反撃され、カーレンジャー全員の最終技「カーレンジャークルマジックアタック」が炸裂。エグゾスは完全に滅び去り、悪の大宇宙ハイウェイも崩れ落ちた。
勝利祝いにカーレンジャー、ボーゾック、市太郎らでパーティーが開かれ、記念撮影が行われた。
そして面々はそれぞれの道を歩み始める。
シグナルマンはポリス星へ帰り、警部補昇級試験に向けて勉強中。ガイナモは焼き肉屋で住み込みで働き汗水流して働いている。ゼルモダとグラッチは勉強しなおそうと小学校に入り、子供たちと共に勉強している。その他のボーゾックは小さな劇団を作り、稽古に精を出している。
ゾンネットはラジエッタと共にファンベルト星へと帰った。お見合いの話が出ているが、ゾンネットの心にはレッドレーサーがいる。
ダップとVRVマスターはビクトレーラーで宇宙への旅に出た。
そしてカーレンジャーたちは夢の車を作るために仕事を再開した。
夕陽の中、名乗りポーズを取りマスクを取ったカーレンジャーは「じゃあねー!」と視聴者に挨拶するのだった。