概要
引退した競走馬などを繋養する牧場「ノーザンレイク」(北海道新冠郡新冠町 代表:川越靖幸)で飼われている牧場猫。
フェイスブックで名前を公募した結果、アイヌ語の猫“メコ”、アイヌ語の湖“トー”の組み合わせから名付けられた。
ノーザンレイクが2020年7月15日に現在の地に移転した3日後に突然現れ、毎日ニャーニャー鳴いていたため根負けした牧場スタッフが名前を付けて飼うようになった。
人懐こく馬にも馴れた態度を取っており、馬房で馬と一緒に寝たり、登った柵から馬の背中に乗ったりもする。
試される大地たる北海道で野良として逞しく生き延びていたからか、平均的な猫よりも意外とサイズが大きめで筋肉質。牧場に辿り着いた頃には既に去勢されていたため、元は飼い猫だったと推測される。
最初は興味を持って寄って来るメイショウドトウから逃げ回っていたが、現在は背中に長時間乗ったり放牧エリアの柵の上で猫吸いを赦すなど仲良くなっている。他の馬の背中や川越氏の背中に乗る事も多いが、中でも以前から避けていたドトウの背中にメトが乗る瞬間の動画の反響が大きかった。
因みにドトウの一つ下の世代であるタップダンスシチーの娘であるタッチデュール(現役時代171戦17勝)相手には自ら彼女の馬房にやってきて、猫吸いをしろと言わんばかりにデュールに絡んでいた様子が見られる。父親譲りの美貌で現役時代からファンがついていた彼女に惚れたのかナンパしていたのかもしれない。
だが残念な事に当のデュールは一度はメトを吸ったものの、そこまで興味が無さそうであった。
2022年からは妹分のチビも仲間に加わっている。因みに、2023年現在ノーザンレイク代表関係者の男性陣は川越氏・ドトウ・メトの3人のみとなっている。
pixivではウマ娘プリティーダービーのドトウと一緒に描かれたイラストが投稿されている。公式でも2023年2月15日に許可を取った上でメトと同じ柄の猫のイラストが描かれた。
また、2022年9月29日に実装されたドトウのハロウィン衣装である『Dot-o'-Lantern』で追加されたホーム会話に「夜になると猫が遊びに来てくれる」という旨のセリフがあり、おそらくこれも現実のメイショウドトウとメトのふれあいが元ネタと思われる。
ネオユニヴァースの育成シナリオにメトがウマ娘の世界に実在する匂わせのイベントがある。