Adobe Illustrator

あどびいらすとれーたー

Adobe社が開発および販売を行っている業界標準のベクターグラフィック編集アプリケーション

タグとして使用する際は「Illustrator」。

Adobe Illustrator（アドビイラストレーター）は、Adobe Systems社が販売するベクターグラフィックス編集アプリケーション（ドローツール）である。略称は「イラレ」や「Ai」など。

ネイティブフォーマットは「.ai」。

2012年6月現在、最新バージョンはCS6。

概要

特徴はベクター形式によるデータとベジェ曲線による描画で、

最初はとっつきにくいが慣れれば思い通りの線を引いたり、正確な図形を描いたりする事ができる。

ベクターグラフィックスの最大の特徴は解像度非依存であり、

ピクセルデータではないことから、ファイル容量が小さいという利点も挙げられる。

デザイナーはAdobe Photoshopと併用することも多く、

プラグインを追加することでCADや3DCG機能への拡張も可能。

主としてロゴタイプ、Webデザイン、Ad、DTPで用いられる。

しかしIllustratorがラスターデータを扱えないという意味でもない。

Photoshopのようなフォトレタッチの為には向かないというだけで、

Illustratorそのものにラスタライザーは搭載されており、ラスターデータ自体は扱える。

Aiドキュメント上に画像を配置した場合、

リンク切れを起こさないようにドキュメント内へ埋め込む、

もしくはAiドキュメントとリンクファイルをあらかじめ同じフォルダに入れておくと良い。

またイラスト以外では、テキスト機能やレイアウト機能もかなり充実していて、

一枚物のチラシや、ページ数の少ない冊子等の場合、このソフトで版下を作る事が可能である。

更にCS2からライブトレース機能とライブペイント機能が追加され、

ベジェ曲線が描けなくてもベクターデータを作成する事ができる様になった。

デザイン会社に就職する際は、Photoshopと併せてこのアプリが使える事が必須なことも多く、

使いこなせると非常に便利なツールとなる。

pixivにアップロードする場合はJPEG、GIF、PNGへと変換しなくてはならない為、それらのイラストはビットマップ画像となってしまっている事に注意。

1986年よりMacintosh版で一般へリリースされ、1989年にはWindows版もリリース。