概要
LRフェスを主催するダックリバー社の社長で、京都を拠点に置く大企業・宇治川グループの代表であり、εpsilonΦのボーカル・リーダーの宇治川紫夕の実父。なのだが…?。
以下ネタバレ注意!
紫夕の回想によると、多忙さから幼い紫夕にも全くの無関心だったらしい。
過去にとある人物から作詞作曲を教えてもらい自分で曲を作る喜びを知った紫夕は、父を喜ばせたいと言う思いで父のために心を込めて曲を作った。だが、当の父は「必要なものは用意する。ただし、自信のある曲だけでいい。それと次は私に直接でなく秘書に渡せ。」紫夕を突き放した。
ただ父を喜ばせたかっただけなのに。ただそばに一緒にいて欲しかっただけなのに。ただ自分を見て欲しかっただけなのに。
純粋無垢な幼い紫夕はとてもショックを受けた、父が自分を見てくれない悲しみや、周りの人間に対する不信感を募らせていく。「今度は自分が弄ぶ番だ」と純粋だった彼の性格はすっかり歪んでしまい、数々の人を弄び、不幸にし、嘲笑い続けてきた。
つまり、紫夕が非道な性格になった元凶は、この父親だったのだ。
玲司は源に「紫夕はただ貴方に見て欲しかったんだ、紫夕に謝れ」と紫夕への謝罪を求めるも、源はこれを拒否。また、紫夕がここまで歪んだ原因がこの父親である事、紫夕がただ父親に愛されたかった子供なことを理解すると、"宇治川家"の復讐心を捨て、復讐の矛先を宇治川源だけに向け、紫夕のことは支えていく事を決意した。
※さらにネタバレ
実は風神RIZING!のトロンボーン・キーボード担当、若草あおいの実の父親でもあった。
紫夕とは母親が違う兄弟、つまり異母兄弟だったことが判明する。
あおいがどのような理由で施設に入られ、後に若草夫妻の養子になったのかは不明。
さらに、εpsilonΦのドラム担当である烏丸玲司(伏見玲司)の実家のレコード会社「スカイフォックス・レコード」を倒産させたのと同時に、彼の家庭を崩壊させた諸悪の根源でもある。
彼こそ紫夕を歪めた全ての元凶で、AAsideの真のヴィランと言えるだろう。
関連タグ
アレクシス・ケリヴ…ラスボスを闇堕ちさせた元凶であり、最終的にそのラスボスを捨てたのも共通している。(ただし、彼の場合は劇場版でそのラスボスに力を逆に利用されてしまうのだが。)紫夕とそのラスボスは見た目と性格がよく似ている。
アカシア、夜桜百…両者と父親キャラであり、とんでもない性格と思考を持った毒親なのが共通する…かと思いきやその言動は二人とも全部家族のことを想っての演技だったため彼よりはマシだったりする。後者の子供の一人は紫夕と外見がよく似ている。