ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

メリュジーヌ(原神)の編集履歴

2023-08-24 22:54:39 バージョン

メリュジーヌ(原神)

めりゅじーぬちゃん

オープンワールドRPG「原神」の登場人物。フォンテーヌで活動する獣人一族。

概要

オープンワールドRPG「原神」のフォンテーヌに住んでいる水棲獣人の一族。初登場は実装直前の予告動画。

後天的にだが、一応現水神フォカロルスの眷属にあたる。


人間の子供くらいの背丈で、頭の触角とミトン状の手、そして背の小さな翼が特徴的。戦闘能力こそ皆無であるものの鋭敏かつ特殊な感覚を持ち、身のこなしにも優れ水中活動も可能。上着を着る習慣はあるが、ズボンを穿く習慣はない。

その寿命はかるく数百年を超えるらしく、気質は見た目通りの純粋無垢な者ばかり。ただ人間社会に関わってスレる個体もいない訳ではない。


元は人知れずベリル地区の辺境に住んでいたが、前述の通り捜査官としてお誂え向きの能力を持つためか、ヌヴィレットによって人間社会へと連れ出され、召し抱えられた経緯を持つ。

現在はヌヴィレット直属の捜査部隊「マレショーセ・ファントム」のほとんどが彼女らで占められており、ゲーム内においてフォンテーヌ廷などの「人間の領域」に常駐するメリュジーヌは大抵この「法の番人」か「巡水船のガイド」のどちらかである。


基本的にフォンテーヌに存在するメリュジーヌたちは全て女性であることが判明している。……のだが、情報源がゴシップ誌であるため、それ以外の情報は信憑性が無いだろう。


物語中のメリュジーヌたち

※ここでは主に何らかの役割を持つ、いわゆる「モブではない」個体を中心に記述する。


  • アイベル&エルファネ

アイベルちゃんセンシティブな作品

巡水船のガイドを務めるメリュジーヌ。なお、ガイドは行きも帰りもフルボイスである。


アイベル(左)が、ロマリタイムハーバー/フォンテーヌ廷を結ぶ「クレメンタイン線」担当。新人で失敗も多いが熱意に満ちている。

エルファネ(右)が、エリニュス島/フォンテーヌ廷を結ぶ「ナヴィア線」担当。ベテランでガイドとしてやるべきことは必要十分にこなしているが、相当にスレているのが言葉の端々から垣間見える。


マメールちゃん

連続世界任務「古き色合い」のキーキャラクターで、いわゆる画家のメリュジーヌ。

本人はいたって純粋だが、その絵は色々な意味で怪しく、村や一族の中でも浮いている存在。


余談

  • 元ネタはフランスの伝承に語られる半妖精メリュジーヌ。普段は美女の姿だが、週に一度だけ蛇の下半身と竜の翼を持つ妖精の姿に変じてしまう呪いを負っており、原神におけるメリュジーヌの「小さな翼を持つ獣人」という姿の一部はここから取られていると思われる。
    • また、動画の街並みとも合わせて、フォンテーヌのメインモチーフがフランスであることが改めてはっきりとすることになった。
  • その小さい体躯ゆえに人間の大人が扱うこと前提で作られたモノのほとんどをまともに扱えないなど、人間社会で暮らすには何かと苦労が多い模様。しかし「マレショーセ・ファントム」に入る事は彼女たちの憧れの一つとなっている。
  • スメールの秘境に立ち寄ったある者曰く、彼女らが通ったあとには海と海藻の匂いが残るという。
  • 視覚を始めとした感覚器の違いか、人間とは見聞きするものの捉え方が違うようで、しばしば名状しがたい独特の物体を生み出したり、人間基準で言うならぶっとんだ感性の物言いをして旅人を困惑させる。
    • 幸いにも味覚は人類とほぼ共通しているようで、料理においては「食べてさえしまえば」美味しいものが多い。……輪郭の曖昧な見た目と本能が拒否する刺激臭を乗り越えればの話だが。
    • 特にメリュシー村の住人に顕著なのだが、モラを使う習慣が基本的に無い(というか、モラに感覚的に価値を見出していない)ため、メリュジーヌと取引しようとする商人は苦労が多いようだ。
    • エリナスに出没する正体不明の生命体「ブリーチャープリムス」にも忌避感を抱かず、無害で可愛いと思っている個体も多いようだ。事実不思議なことにブリーチャープリムスはメリュジーヌと敵対することはあまりないようだ。
  • 彼女たちの故郷・メリュシー村にはおとぎ話がある。
    • 「エリナス」がこの地に来た時、民に「何か出来ることはないか?」と聞いた。民は非力なメリュジーヌを憂いて「メリュジーヌの家になってあげて下さい」と頼んだ。その望み通りに「エリナス」はとある島に横たわり、そのまま数百年の時が流れていったという。
    • ……そのおとぎ話がただの作り話ではないことを裏付けるかのように、メリュシー村のある地域はエリナスと呼ばれ、もはや地形と一体化した巨獣の遺骸が島の半分近くを包むように横たわっている。いずれその「おとぎ話の裏の真実」に触れる機会も訪れるかもしれない。

関連タグ

原神 フォンテーヌ ケモノ

















==ここより先、世界任務「古き色合い」のネタバレ注意!==
















  • 深淵の巨獣「エリナス」

おとぎ話で語られる「エリナス」とは、かつてこの地に現れた深淵の巨獣の名である。


何者かによってこの地に呼び出された巨獣は、テイワットの美しさに感動するも、元からこの地で生きる命が自分の存在に恐れ慄くさまを見て、世界は自分を受け入れてはくれないのだろうと悟る。そしてこの地の命と争いが避けられくなったなら、自らの滅びを受け入れる事に決めた。


巨獣が島で倒れ伏し幾星霜。遺骸は骨と化し、臓器は洞窟へと変じ、血は鉱石として凝り固まり、魂は深き眠りに沈んでいったが、巨獣でも予想できなかった事が起きた。巨獣の肉片から新たな命が生まれ落ち、体内に村を作り、この世界の命として生活を始めたのだ。それこそがメリュジーヌ一族である。


巨獣にとってはこれほど嬉しい事はなかった。時折その魂が微睡みから覚める時、巨獣はそれを見守り、やはり自らの細胞から生まれたブリーチャープリムスで干渉し、助けることもした(メリュジーヌがブリーチャープリムスを敵対視しないのは「同じ親から生まれた子供」であることを本能的に分かっているからと思われる)。時々自分を復活させようと企む者が干渉してきた事もあったが、そんなことをしたら自分の亡骸に住まうメリュジーヌ達の暮らしをまるごと奪ってしまう。復活させようとする者の意図に従う気は巨獣にははじめから無かった。


在り様は忌まわしくも優しき心を持った巨獣は、今日も娘たちの平穏を夢に見ながら、水の国の片隅で眠り続けている。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました