概要
シリーズ第三作『ワイルドアームズ アドヴァンスドサード』(WA3) のラスボス。
「夢魔」と呼ばれる電子情報体であり、生身の肉体というものを持っていない。
そのためか実体のある世界に憧れ、自分のための新世界を創造するべく暗躍する。
『電界25次元』という『夢を操作する能力』を持ち、永久の眠りにつかせる事やこの空間に引きずり込むこともが出切る。
また電界25次元はベアトリーチェが支配する空間でこの中でなら全能と言える程の力を行使出来る。 設定上ではこの力は惑星規模まで拡大することもできる。
しかし逆に現実世界ではほとんど何もできないため人を夢から操ることで新世界を創造しようと暗躍した。
シリーズ通しても、しでかした所業は最大級で、作中では操った人間を介してユグドラシルシステムを暴走させて惑星環境を激変させ、世界中の人間を記憶喪失にした上、一度は世界を消滅させることにさえ成功している。
WA3は四部構成となっており、物語上で本格的に姿を見せるのはCHAPTER3の最後から。
……がよく見ると序盤から何度も背景にさりげなく登場しているのが確認できる。
終盤ではナイトメアキャッスルという自身の居城へとヴァージニアたちを誘き寄せ、配下のディザスターをけしかけたが失敗したため自らが戦うことに。敗北後はファルガイアへと姿を消し、追ってきたヴァージニアたちを電脳空間に引き込んで最後の戦いを繰り広げる。その後、マイナスのファルガイアである「ネガ・ファルガイア」と同化。全9形態に及ぶラストバトルを繰り広げる。最後は今度こそヴァージニアたちに敗れ、自ら生み出した負の世界ごと消え去った。
ナイトメアキャッスルでの戦いを入れるとエンディングを見るためにノーセーブで11連戦もするという、シリーズ屈指の長時間バトルを強いられる。
小説版ではラストバトルの後、本心ではファルガイアに対する純粋なる思いを持っていたことを明かし、ヴァージニアと和解した。
関連シリーズキャラ
エリザベート…初代の敵キャラでWA3の後に発売された実質の初代リメイクアルターコードFにて追加設定で電子生命体であることが追加された。