概要
トリスタン隊所属の聖騎士。精霊を使役する。トリスタンを信頼しているが狂信と言っても過言ではないレベルであり、彼の害になりかねない存在は徹底的に排除する。ギルサンダーとマーガレットの息子。
プロフィール
| 出演作品 | 黙示録の四騎士(漫画) |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
人物
基本的に礼儀正しく冷静な物腰だが、両親とは全く似つかないほどに陰険でトリスタン以外への当たりが強く冷淡な上、非常に懐疑心と警戒心が強く、一度不信感を懐いた相手には非常に横暴且つ攻撃的な姿勢を見せる。しかし、トリスタン隊の仲間が死亡した際には表面上は平静を装いながらも、内心では強い怒りと悲しみを持ち合わせているなど、決して無情な性格ではない。元来このような性格だった訳ではなく、幼少期の頃は父親と母親に似た利発で真面目な大人しく優しさの持ち主だったが、3歳の頃にかつて自分を振った父親に逆恨みしたビビアンに誘拐され、6年も監禁同然の生活と偏狂的なビビアンから寵愛を強いられ、その結果キオンの人格に暗い影響を与えてしまうが、皮肉にもそれがきっかけで精霊を使役する才能を開花させ、己の後継にしようとしたビビアンの指導を受けたことで実力を付け、それから1年後にこれまでの意趣返しと言わんばかりに寝込みを狙ってビビアンを精霊を使って襲撃し、自力で脱出を果たし現在に至る。
魔力
『精霊(仮称)』
精霊を知覚し、その力を借りることが出来る。元々はビビアンとの監禁生活の際に偶然発現させた魔力であり、その後ビビアンの指導と自己研鑚によって完全に発現させた。
- ｢風の精霊(シルフ)｣
風の精霊を召喚し、使役する。
- ｢ティフォス｣
風の精霊(シルフ)を用い、相手の声や空気を奪う。
- ｢セヴェル｣
風の精霊を用い、遠くの声を自分達に届けさせる。
- ｢土の精(ノーム)｣
土の精霊を召喚し、使役する。地面を操作し相手を縛りあげたり出来る。
- ｢岩字搦め｣
土の精霊の力で土の手を作り出し、相手の足元をすくう技。
- ｢火の精霊(サラマンダー)｣
火の精霊を召喚し、使役する。ジェリコの作り出した氷を打ち破ろうとするが失敗した。
- ｢死葬鳥(ヴィヴァロ)｣
火の精霊と近隣全ての眷属の力を融合させ、巨大な火の鳥を創り出し相手へと放つ技。仲間のジェイドを殺され激怒した際、殺害した張本人であるマクダフをこの技で遺灰すら残さず消し飛ばした。
