ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

Androgynousの編集履歴

2023-10-03 16:30:46 バージョン

Androgynous

あんどろじなす

両性具有を表すアノドロギュノスの別形。また、外見的・印象的に、男性とも女性とも感じられる対象を指す言葉である。この場合、「中性的」という表現が近くなる。

両性具有を意味する古代ギリシア語、アンドロギュノス(androgynos)から派生した言葉である。語幹となる andro-gyn に形容詞接尾辞 -ous が付いて造られている。このため、アンドロギュノス同様に、基本的に両性具有であるが、形容詞語尾が付いているため、「両性具有的」という意味になる。そこから、男女両方の外見・印象を持っているように思える対象(人物)等について、この言葉が使われる。日本語では「中性的」という表現が近い。


カタカナ語としては、アノドロジナス、アンドロジーナスが近い。


語源


両性具有と訳される「アンドロギュノス」は、古代ギリシア語男性を意味する「アネール(aner)」と女性を意味するギュネー(gyne)の合成語で、「男女(おめ)」または「両性具有」を意味する。アンドロは、アネールの接続形で、アンドロギュネーの男性形が、アノドロギュノスである。


ハーマフロダイトとの違い


日本語で同じく「両性具有」と訳される言葉に、ハーマフロダイト(hermaphrodite)、あるいはヘルマフロディトス(ヘルマプロディートス)・ヘルマフロディテ(ヘルマプロディーテー)がある。アンドロギュノスとの違いは、生物学的に(つまり、性腺生殖器性染色体性ホルモン)等での両性具有的特質を持つのが、アンドロギュノスであるに対し、見た目が両性的なのがハーマフロダイトである。イラストの人物が両性具有的な場合、ハーマフロダイトがより適切と言える。


関連記事

親記事:アンドロギュノスandrogynos

関連記事:アンドロギュネー(androgyne), ハーマフロダイト(hermaphrodite), ヘルマプロディートス(hermaphroditos)


参考サイト

https://en.wiktionary.org/wiki/androgynous (英語版 ウィクショナリ)

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました