Ver.6のネタバレにつき閲覧注意。
「余興は楽しんでいただけたかな?ゆりかごの末裔たちよ。」
概要
CV:小林ゆう
本能の赴くままに “とこしえの揺り籠”を含めて数多くの世界を滅ぼして来た、“異界滅神の一族”とも呼ばれる “ジア・クト念晶体”を総べる王。名前が長いので「ゲノス(様)」と作中呼ばれている。
パールのような質感の外殻とスーパーサイヤ人じみた髪型、男性とも女性ともつかない中性的な容姿と声色の持ち主。
中の人も男性役・女性役共に演じられるという点での採用と思われる。
“万象の王”を自称しており、その言葉の端々から傲慢かつ冷酷な性格がにじみ出ている。実際に手下に強化オプションと偽って自爆装置を使わせ捨て駒にするという非道を行った。
また、神話の時代より続いて来た数々の事件の元凶と推測され、ドラクエⅩの世界観の真のラスボス的存在だと思われる。
そのSFチックなデザインは本作のドラクエの世界観から見ればかなり違和感を覚えるが、“ジア・クト念晶体”自体が異世界からの侵略者=“アストルティア”に紛れ込んだ異物である為、なるほどといったものとなっている。
これはVer.4のラスボスキュロノスにも同じことがいえる。
なおナンナからは「ジア・レモ・ネード」と誤解されている。
関連タグ
ジア・グオヌバ:かつて部下だったとされるがグオヌバのジア・クト時代の回想が一切無く詳細不明。
Ver.6.5後期ネタバレ
魔眼の月に乗り込んできた主人公達により、滅浄の大光の発射口である魔眼砲を破壊されると第二の魔眼砲の発射準備を始める。
そして自身の目の前まで乗り込んできたラダ・ガート、リナーシェ、フォステイルを結晶化し、後からやって来た主人公とユーライザも結晶化しようとするも、神化の儀の効果が発揮されたユーライザによって阻まれたので、大量のジア・ロックで一同を引きつけた隙に自身をメルド結晶と化し、青き妖精達を滅ぼして以来ジア・メルド・ゲノスの姿をとる。
なおメルド結晶とは具体的に何なのかは現状では不明。
最後は主人公と仲間、ラダ・ガート、ユーライザの最大6人に挑むも、主人公の神剣レクタリスで討ち滅ぼされた。
だがそれでも諦めず、フォーリオンで保護されていたジア・ルーベの念晶体を乗っ取りジア・ルーベ・ゲノスと名乗り、神化の光炉を狙って現れる。
どうやらゲノスというのは王の精神体としての名前であり、天魔クァバルナのように体が死んだ場合は別の者の体を乗っ取ることで生き永らえる存在のようだ。
おそらくジア・レド・ゲノスの「レド」というのも、前任者の名前であろう。
止めに入った主人公に対し、ジア・クトの一族はかつて「とこしえのゆりかご」の地で起きた何らかの出来事により自ら創造する力を失ったために収奪を繰り返さざるを得ない一族となったという事実を語る。
もうアストルティアを滅ぼすつもりはなく、滅びゆく種族に最後の希望を与えてくれと同情を誘いつつ神化を懇願するが、そんな誘いは通じず主人公は再び神剣レクタリスでゲノスを滅ぼした。
最期は主人公に対して「(自分たちと同じ)ひとつの種族を滅ぼした破壊者」と吐き捨てるが、先に侵略を始めたのはジア・クトらであり、主人公ら英雄はあくまで正当防衛として彼らに対抗したためまさにブーメラン発言と言えよう。
ところで、彼らが滅ぼしたという「青き妖精」については現状では一切詳細不明であり、Ver.7以降に語られることが期待されているが、もしかして…?