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ゲゲ郎の編集履歴

2024-01-03 01:21:43 バージョン

ゲゲ郎

げげろう

ゲゲ郎とは、映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」に登場するキャラクターである。

「お主、死相が出ておるぞ」


概要

CV:関俊彦

幽霊族の末裔の男で、後の目玉おやじ

彼の姿を見たどこかで見た事がある少年が『ゲゲッ!?』と反応したことから、水木によって付けてもらったあだ名であり、本名は依然不明のまま。

キャラクターとしては「鬼太郎の父」名義で表記されているため、詳細は該当リンク先を参照。

劇中の時間軸では行方不明となった妻を探して各地を放浪しており、日本の財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配する呪われし村「哭倉村」を訪れるようだが…?


容姿

人相や雰囲気が上記の第6期アニメ版より若く、息子に近いものにリデザインされている。


作中の他の人物と比較するとかなりの長身(行動を共にする水木よりも頭一つ分程背が高い)である点は原作や墓場鬼太郎における大男という設定を概ね遵守している。


鬼太郎と同じ片目隠しの髪型だが、髪色は白髪で身長も成人相応である。また、人間の犬歯にあたる部分には短い牙が生えている。服装は次縹(つぎはなだ)色の着物を着用しており、履物は下駄。この頃はまだ「霊毛ちゃんちゃんこ」はないらしく、代わりに先祖代々伝わる家宝として「霊毛組紐」を左手首に巻いている。


基本的に髪に隠れて見えていないが、鬼太郎と違い左眼は潰れておらず存在しており、戦闘シーンなどで僅かに見え確認できる。


人物

一人称は現在と変わらず「わし」の老人口調。

常に冷静沈着且つあまり感情的になることはないが、博識な知識と聡明な見解、そして妻子を愛する心優しさの持ち主。

基本的に平和主義で、人間・妖怪問わずに不必要な争いは好まない上、現在同様に礼儀作法も弁えている。特に子供には優しく、希望に満ちた未来を見させたいと思っており、時弥のことも「時ちゃん」と呼び、時弥に未来の可能性と現実の残酷さの両立の難しさをやんわりと教えていた。

長い年月を生きている為か、本編の鬼太郎同様にどこか達観した一面もあるが、水木との運命的な出会いによって、それらの姿勢も大きく変化するようになる。

かつては人間嫌いで、人間と関わらずに生活していたが、妻となった幽霊族の女性の影響で人間とも交流をするようになった。実は中々の泣き虫であり、感極まったり酒に酔うと直ぐに泣いてしまい、妻からも「泣き虫」と言われるほど。

またこの頃から風呂好きだったらしく、水木の監視の目を盗んでしたことは天然の露天風呂に浸かることだった(知り合いの妖怪から情報収集する目的もあったが)。

数年前に妻が行方知れずとなり、知己から妻の気配を感じたという情報を得て哭倉村に行った途中の列車にて水木と出会う。

その後、村の権力者である龍賀家長男殺害事件に遭遇。容疑者として捕縛された状態で水木と再会した。

当初は自分を利用するつもりの水木を軽蔑し、言いつけをまるで無視していたが、彼の良くも悪くも素直な人柄を知り、本心を語り合う内に少しずつ彼に信頼を寄せていく。


戦闘能力

基本的にはリモコン下駄や体内電気、髪を伸ばして敵に巻きつけるなど、息子と同様の能力を用いる。

特に身体能力は木製の柵を一瞬で握り壊せる程のパワーの他、多数の相手を翻弄するスピードなど凄まじい物がある。

  • この場面は迫力を出すために、エースアニメーター太田晃博による手描きで制作された。太田はアクションシーンを自ら演じて撮影、その動画を基にして描き上げたという。モップを振り回しての大立ち回りであったらしい。


劇中の活躍

かつては妻と共に幸せに暮らしていたが、ある日妻が失踪したため、妻を見つけるために何年も各地を放浪とする旅をしており(ゲゲ郎の妻を知る龍賀家次男・孝三が心身喪失したのが10年程前との発言がある為、少なくともそれ位の時間は経過していると思われる)、僅かな妻の気配を探る内に哭倉村に妻の所在の鍵があると考え、そして村に辿り着く前の夜行列車で水木と運命的な出会いを果たす。


哭倉村に辿り着いて直ぐに、余所者ということで村で起こっていた連続殺人の容疑者として疑われ、私刑に遭い殺されそうになる。しかし蛮行に驚き止めに入った水木の取り成しで一命を取り留め、監視と称して厄介払いされた水木共々長田家の座敷牢の部屋へ放り込まれた。


村人同様ゲゲ郎を怪しむ水木と元々人間を好いていなかったゲゲ郎では当然互いに信頼など無く、東京の話を聞きたがる時弥に明るい話ばかりする水木をゲゲ郎は『お為ごかし』と馬鹿にして彼を鼻白ませ、更には水木の口八丁に騙されたことから初めは互いに険悪ムードだった。

そのため大人しくしていろという水木の頼みもまるで無視して気ままに行動していたが、非常に危険だとされる禁域に向かうゲゲ郎を慌てて追いかけてきた水木が凶暴化した妖怪に襲われそうになっていたのを助けた事をきっかけに、二人の関係は変化していく。


ゲゲ郎の妻の行方も水木が探る秘薬の情報もこの村に真実があると考えた水木により、互いの利害の一致から手を組むよう提案され、ゲゲ郎は「何を見ても逃げるでないぞ」と告げた上で承諾。互いの見解を擦り合わせていく中で本心を語り合う仲になった二人は、ついに村の秘密にたどり着くが……。


夫として、父としての選択



※この先ネタバレ注意















「友よ、お主が生きる未来……」



「この目で見てみとうなった!」









終盤において漸く妻と再会するも、哭倉村に踏み躙られた幽霊族達の怨念から誕生した狂骨の暴走を鎮めるために水木に妻と霊毛ちゃんちゃんこを託し、再び再会することを約束し別れる。


それからは妻と水木、そして我が子が生まれるであろう世界を守るために全土に散らばりかねない狂骨の怒りを鎮める為に自ら依代となることで、狂骨を鎮めることに成功するも、その代償として肉体は醜く爛れた原作同様の姿となってしまう。


その後の詳細は不明だが、妻と共に人里から離れて暮らしていた際に自分達に関する記憶を失った水木と再会するも、水木は自身や妻の変わり果てた容姿を見て逃げ出してしまい、自分と気付いてもらうことは無かった。


 その後妻共々息を引き取ってしまい、再び夫婦の家に訪れた水木に妻を埋葬される。その後、目玉に魂が宿ることで現在の姿となり、墓から自力で這い出して来た赤ん坊の鬼太郎を優しく抱きしめる水木の姿を遠くから見守っていた。


関連イラスト

ゲゲ郎

ゲゲ郎、良すぎるぞ。

入村記念まとめ


家族

2月30日【鬼太郎】

いい夫婦の日


水木とのバディ

ゲゲゲらくがき

ゲ謎


関連タグ

ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の父

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