2・24事変とは、9・18事件から約6ヵ月後の2011年2月24日に発売され、その内容があらわになったことで再び巻き起こった『アイドルマスター2』に関連する騒動である。
事前情報から様々な物議を呼んでいた渦中のゲーム『アイマス2』が正式発売を迎え、ネット上には数多のスクリーンショットやプレイ情報が飛び交った。発売前情報での不満点が解消されていることに一縷の望みを託していた人々も、救済措置はないことが判明し落胆した。
発売後に明らかになったゲーム内容で論争を呼んだ部分としては、プロデュースしているユニット内での仲間割れ(いわゆる「ギスギス状態」)がある。それまで和やかな雰囲気が特色だった765プロアイドル達が平気でユニットメンバーを仲間外れにする発言には疑問の声もあがった。
初週売上は34,621本。約3.5万(メディアクリエイト調べ)。因みに無印は2.5万本(廉価版除く)、L4Uは4.8万本、SPは12.1万本(3作合計)、アイマスDSは3.7万本。アイマス2は都心部、地方を問わず全国の小売店で初回限定版の在庫が残り、価格割れも発生。後に通常版が廃盤となると報じられた。現在ではPS3への移植が行われている。
その他の点としては、アイドルマスター2の関連動画が削除された件がある(特に2011年3月3日に大量権利者削除)。発売直後に動画が権利者削除を受けることはアイドルマスターSPの時にも発生していたが、アイドルマスター2の内容に納得のいかない雰囲気が流れていた矢先のことから、反発を受けた。
そして2011年3月3日未明、とあるブログに「アイドルマスターパチスロ化決定!」という記事が載る。パチスロ化にあまりよくないイメージを持つファン達が苦悶と絶叫の声を上げた(※1)。
※1:2012年5月に正式発表された。