CV:中博史
概要
『100万ドルの五稜星』に登場。
函館に居を構える旧家・斧江家の3代目当主。
しかし、病死した父・斧江忠之に比べ商才に乏しく、手掛けた事業に失敗。その損失を補うため、初代当主で祖父・斧江圭三郎のコレクションを鈴木財閥に売却した。
だがその一方で、圭三郎が密かに残したとされる遺産を手に入れようと目論んでおり、顧問弁護士の久垣澄人を使って鍵となる刀を集めていたが、斧江家で所蔵していた2振りのうち1つは怪盗キッドに盗まれ、久垣がドバイで発見し違法に持ち帰った2振りは久垣を斬殺した何者かに奪われてしまった。
圭三郎の遺産を函館の何処かに隠された金塊と考えており、それを見つけ出して斧江家の再興を画策していたが、ブライアン・D・カドクラの部下によりトラック事故を引き起こされ入院する羽目に。この時、中森警部らに自身の隠し持っていた暗号が記された紙を手渡しているが……?
関連タグ
ネタバレ
実は上記の手渡しの際、中森警部のスーツに盗聴機を仕掛け、コナン一行が宝の暗号を(ある程度)解読したのを見計らい行動を開始。だが、カドクラ一味やコナン一行との戦力差は歴然であり、更に宝の道標となる星稜刀は過去に何者かに盗まれており、止めにこの騒ぎにより警察に確保されるなど完全な徒労に終わる結果に。
実は殺された久垣は密かに拓三を裏切ってカドクラ側に付いており、ドバイから回収した刀二本は本来なら拓三に渡すハズのものをカドクラに渡すつもりだった。
その後、パトカーで移送される隙を狙ったカドクラに狙撃されそうになるが、中森警部に庇われたことや、キッドのカドクラへの妨害により、一命は取り留めた。
エンディングで目を覚ましたが、自分を取り囲む警察達を見て二度寝をかました。(その後はおそらくだが、逮捕されたと思われる)
祖父にあたる圭三郎や父親・忠之に比べ、誉められた人物ではないが、事業に失敗する、遺産は手に入らない、子飼いの久垣には裏切られる、宝を狙う者の手で命を狙われる等、流石に可哀想に思える程踏んだり蹴ったりな目にあっている。