概要
朝日小学生新聞にて1986年から4~6月、10~12月に季節限定で毎日3ページずつ連載されている尼子騒兵衛作の漫画。略称は落乱、RKRN。
NHK Eテレで放送中のアニメ『忍たま乱太郎』の原作である。
あらすじ
時は戦国乱世。先祖代々ヒラ忍者の血筋である猪名寺乱太郎は、父の猪名寺平之助の勧めで忍術学園に入学し、一流のエリート忍者になるべく勉強する。しかし、友達の摂津のきり丸・福富しんべヱと共に、常に成績は落第点。追試、補習授業は当たり前。頑張っても空回りする3人組に先生達も振り回されるが、そんな彼らには常に事件が降り注ぐ。3人組は足りない知恵を出し合って、いつのまにやら大活躍。
(Wikipediaより)
特徴
・忠実に当時の世相を反映したストーリーや語り口となっており、シビアな世界観が垣間見える(原作者の尼子女史自身、横山光輝の『伊賀の影丸』『仮面の忍者赤影』を愛読していたことを公言しているので、それを参考にしたのであろう)。
・登場する忍術などは歴史的資料に記されたものを基調としている。
・しかし、自動販売機や腕時計、カタカナ語など著しく時代錯誤な物品や台詞も平然と登場する。
・キャラクターがコマの裏から現れて話に割り込む、枠線をちぎるなど自由奔放な動きを見せている(作者である尼子騒兵衛が漫画の中に登場したり、作者の仕事場にキャラクターが枠線を破って入ってくることもある)。
・ほとんどのレギュラーキャラクターに固有のネタが存在する(いわゆるお約束)。また、パロディネタも相当に多い。
単行本
単行本は14巻までは毎月発行、15巻以降は年2回発行されている。現在51巻まで発行、以後続刊予定。
累計800万部を突破している。
背表紙の上部には、キャラクターと一文字の平仮名が書かれており、単行本を13巻まで並べると、「らくだいにんじやらんたろう」となる。さらに、21巻まで「しんべヱ」「きりまる」と続く。それ以降は文字が消え、キャラクターのみとなった。