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人力車の編集履歴

2013-07-05 23:09:11 バージョン

人力車

じんりきしゃ

乗り物の一種。 椅子に車輪を付けたような車両を、人が引っ張る人力の乗り物。日本では明治から大正期ころに盛んに用いられ、現在も観光資源として一部の地域で運行されている。

人力車とは、人力を動力とする乗り物の一種である。


概要

椅子に大きな車輪を付けたような車両に、車両を引っ張るための梶棒(かじぼう)という持ち手が付いた乗り物。人力車を牽く職業を車夫と呼ぶ。


車両には乗客用の座席と、よけの(ホロ)がついており、天候を選ばず運行することが可能となっている。


人間が引っ張ることで動く乗り物で、発祥は中国とされ、その後16世紀までにヨーロッパに伝来し、その後18世紀後期のアメリカに渡って普及し、現在のかたちに改良が施されたという。


日本では明治初期に伝来し、それまでの駕籠に比べて運用が楽なことに加え、馬車よりも経費が安くて済むため、新たな運送サービス業として広く親しまれていくことになった。


現代でいうタクシー感覚の乗り物だったが、やはり現在のタクシーと同様に運賃は割と高く、頻繁に利用できる人間は限られていた。昭和に入ると、自転車で牽く輪タクや、自動車のタクシーにとってかわられていったが、現在でも奈良京都東京浅草や各地の城下町などの観光都市などで、観光資源として運行がおこなわれており、一回およそ1500~3000円未満で乗ることができる。


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