概要
竹書房のWEB漫画サイト「WEBコミックガンマぷらす」より配信されている、ファンタジーラブコメディ漫画。作者はナックルカーブ。
あらすじ
突然、成績が全て赤点であると宣言された主人公「犬吠健」は、退学を免れるにはこれしかないと学校から宣言され、謎の陰謀で隣の女子高に転入。そこで少女たちに異性とは何かを教えることに。夢のハーレム…かと思いきや、なんと学園の生徒は全員「サキュバス」だった!
どういうわけなのかサキュバスの学校に人間の男子が逆紅一点!
登場人物
主人公
犬吠健
容姿も成績も至って普通そのもの。それがなぜか全教科で赤点というおかしなことになり、本来なら退学になる所を許す条件としてサキュバスへの親善大使として指名される。幼少時代にサキュバスに襲われた経験がある。サキュバス学校への転入後はあれこれ好き放題にされるが時に逆転勝利になることも?
メインヒロイン級
甘枷めぐみ
クラス委員長であり、基本的に主人公からは委員長と呼ばれる。相手の心を奪うテンプテーションという能力を持っている。作中において最も早くに能力を使用している。登場頻度はメインヒロイン級4名の中でも最も高く、その分主人公と行動を共にする回数も最多となる。攻め型で自分が攻めの時は強いが受けに回ると途端に弱くなる。父親の話題になると怒る。家族は父のみ(後述)。2巻の時点ではクラスメイト達の中で唯一幼少時代が登場している。
虹原らめ
最初に名前が判明したサキュバス。主人公に対して最も興味を示している。主人公からは虹原と呼び捨てにされている。相手に幻を見せるドキドキイリュージョンという能力を持っている。主人公をからかうが、ぬめぬめが嫌いという弱点を突かれ墓穴を掘った。他にも様々なことをしたがり、他者に介入することもあるが、失敗して自分がヒドイ目に遭うことも多い。攻め型でありどうやらこちらも受けは弱い様子。めぐみの父についてよく知っている様子を見せるが、そのためにめぐみを怒らせたことがある。
生田目める
幼い印象を持つ見た目をしている。前髪で隠れている左目がどのようになっているかは不詳。仲間の脳裏に対して動画配信を行なうめる・ちゃんねるという能力を持っている。能力使用時には前髪の間からアンテナのように角が2本生える。攻め型だが受けもできる様子。めぐみの仕込により主人公をお兄ちゃんと呼ぶ。また主人公にはめると呼ばせている。孤児院暮らしのため家族はいないものと思われる。前述の特徴に加え甘え上手という点もあり、妹属性という見方が強かったが、自身が生活している孤児院では最年長であり、年少サキュバスを妹のように面倒を見ていることから実は姉属性も持っている。本記事メイン画像にいるキャラ。
栄リョウコ
色黒な肌をしている。レスリングが得意であり、女子プロのジムに通って鍛えた腕前と怪力は主人公を片手でひょいと持ち上げる。またスパーリングをした際にはその相手として本気で向かって来る主人公に対して、全く相手にならない圧倒的な力と技の差を見せつけたが、これですら自分が本気を出すとリング禍になってしまうという理由もあり、相当に手加減していた。汗をかくことで自らの意志とは無関係に自動で発動するパッションジュースという能力を持っている。その性質上、能力使用後は恥ずかしい思いをしてしまいやすい様子。攻め型。
クラスメイト(サキュバス)
一之瀬亜子
双子サキュバスの一角で金髪の方。過去に男性を襲って謹慎を喰らった経験があり、クラス内でも危険視されている様子が見られる。相手を敏感にさせて刺激を快感として受け止めさせるリリー・オヴ・ザ・ヴァリーという能力を持つ。攻め型。らめによれば眞子ともども謹慎を喰らった際にも全く反省しなかった様子。
一之瀬眞子
双子サキュバスの一角で黒髪の方。基本的に亜子と行動を共にし、色々と張り合うため双方とも危険度が増してしまう。男性を襲って謹慎を喰らったのも一緒だった。刺激を快感に変えさせるラヴィアン・ローズという能力を持つ。攻め型。めぐみ、らめ、める、リョウコの4名により亜子ともども厳しいお仕置きを喰らう。
加納ツバキ
古風な口調や性格をしている。サキュバスにしては恥ずかしがりな様子が見られる。実は作中では初めて自宅についての描写が登場しており、それによれば実家は武道の道場であり、自らも弟子に稽古をつけているため、言い寄ってきた男2名をまとめて撃退できる等実力はかなり高い様子。本作では初の受け型であり、相手の加虐性を上げるサディスティックフラワーという能力を持つ。自らの能力に対し疑問を持ち、跡取りとしてふさわしくないと思っていたが、主人公とめぐみにより解決、またその際に主人公のことは非常に気に入った様子。バストは90cmであり作中で数字が出ている中では最大。またメインヒロイン級であるめぐみ、らめ、める、リョウコの4名に次いで登場回数が多く、2巻のカバーにもリョウコを差し置いて登場した。
生田雪子
一之瀬姉妹の暴走を目撃する。この時の様子から同姉妹を恐がっているものと思われる。バストは72cmであり、自分でも小さいことを気にしている。
新泉寺
現時点では名字のみ判明。
アナスタシア
バスト86cm。
八幡薫
バスト82cm。
御影舞
バスト88cm。
甘音/天音
姓名いずれであるかも不詳だが2巻の時点ではここまでしか出ていない。さらに表記も上述の通り2種類確認されており、どちらが正しいのかはわかっていない。どうやらキス魔である様子。
他に身長183cmという長身のサキュバスも確認されている。
主人公の関係者
犬吠つばす
主人公の妹。中学生。兄がサキュバスに襲われて以来変わってしまったことを知っている。行動力が高いようで、それまで接点が全く無かった東雲を自宅に呼んで兄を驚かせたりしている。後に東雲について様々な調査をしたが偶然にもそれは本人の知る所となる。
東雲陽菜
主人公の本来のクラスメイトであり、意中の相手。通常ならメインヒロインとなりそうな立場と言える存在だが、本作では果たして? 初登場の際にはめるの配信に巻き込まれている。身長156cm、バスト89cm、ヒップ85cm、体重とウェストは内緒。弟がいるらしいが未登場。また非常に多彩な趣味を持っている。
その他
先生
主人公が転入させられたクラスの担任。現時点で名前は出ていない。翼の存在等から生徒達と同じくサキュバスであることは確認されている。
理事長
主人公が転入させられたサキュバス学校の理事長。彼女自身もサキュバスであることは確認されているが、顔すらまだ出ておらず詳細は一切わかっていない。主人公が元の学校に戻るべく直談判しようとしたが、これを拒んだ結果、主人公は彼女に会うことすらできなかった。
甘枷めぐみの父
非常に厳格な人物であり、主人公いわく威圧感が凄い人。娘がサキュバスなためその正体がインキュバスではという声も出ていたが、彼自身は人間。らめいわく、ある会社の重役をしているという。なぜサキュバスと結ばれたかは謎。しかも現在は妻が出て行ってしまっている。めぐみいわく、妻がいなくなってからはますます厳しくなったという。