ある日、お姫様になってしまった件について
あるひおひめさまになってしまったけんについて
あらすじ
ある日、目覚めたら小説の脇役姫に転生してしまった…!?皇族に生まれ変わったのはいいけれど、よりによって実父の手で殺められる悲運のお姫様なんて!!血も涙もない冷血な皇帝・クロード。死にたくないなら彼の目に留まってはいけない…なのに!!!「いつからこんな虫けらがいたんだ?」早速、皇帝の目に留まってしまったアタナシア。果して彼女は生き残れるだろうか…!!!
(ピッコマより抜粋)
登場人物
アタナシア・デイ・エルジェア・オベリア
この物語の主人公。「かわいらしいお姫様」の脇役姫として転生した。オベリア帝国の皇帝であるクロードの娘。愛称はアーティ。緩くウェーブのかかった金髪の美少女。皇族直系の青い宝石眼持ち。名前のアタナシアの意味は「不滅」。日々皇帝に殺されないように奮闘している。
クロード ・デイ・エルジェア・オベリア
オベリア帝国の皇帝。皇族直系の青い宝石眼持ち。アタナシアの父だが、彼女を放置している。しかしアタナシアと過ごす日々の中で…。
ルーカス
伝説の黒い塔の魔法使い。
イゼキエル・アルフィアス
アルフィアス公爵の息子。アタナシアが転生した小説「かわいらしいお姫様」の男主人公。アタナシアより年上。
ジェニット・マグリタ / ジェニット・デイ・エルジェア・オベリア
アタナシアが転生した小説「かわいらしいお姫様」の主人公。皇族直系の青い宝石眼持ち。アルフィアス公爵が自分の家で面倒を見ている。
ダイアナ
アタナシアの母。シオドナから来た踊り子。アタナシアを妊娠した時、お腹にいるアタナシアの魔力が強大すぎる為、母体が危険になった。クロードから子供を諦めて欲しいと懇願されたがそれを拒否し出産。アタナシア不滅と名前を付けてその後亡くなる。
フィリックス・ロベイン
アタナシアの護衛騎士。母親がクロードの乳母であるためか、クロードはフィリックスに対して心を許している。赤血の騎士と呼ばれている。
リリアン・ヨルク
アタナシアの世話役。愛称はリリー。
ダイアナに憧れていたため、ルビー宮での事件を知りながらも、自ら志願してアタナシアの保母(乳母)になった。「かわいらしいお姫様」では唯一アタナシアの潔白を主張した。が、そのせいでクロードに殺される。
ロジャー・アルフィアス
イゼキエルの父。皇帝・クロードに近付くため、ジェニットを引き取る。
アタナシアにはシロおじさんと呼ばれ、いつもあしらわれている。
フェネロペ・ユディット
ジェニットの母で、クロードの元婚約者。ジェニットを生んだときに亡くなっている。
アナスタシウス・デイ・エルジェア・オベリア
先代皇帝。名前の意味は「復活」。クロードの異母兄弟。昔は、面倒見も良く先々皇帝の正室の子供ではないクロードを気にかけていた。