リュカアリ
りゅかあり
関連タグ
以下、ネタバレ
アリスに告白されたリュカは、照れる顔を見られたくなくて夜に返事をする。結局アリスに照れた顔を見られてしまうが、アリスはやっとリュカの素顔を見ることができた気がして喜んだ。
初デートはリュカが恥ずかしがるあまり上手くいかなかったが、二度目のデートでそれを挽回するためリュカはアリスに自分の宝物を見せる。そうするために秘密の隠し場所を教えて、そこを知るのはリュカとアリスの二人だけになった。
リュカと仲睦まじく過ごすアリスだが、リュカが「バサラの隠れ家」を知っていた理由が気になっていた。そのことを言うけれどリュカは教えない。
お伽噺のような存在になっていた怪盗バサラが数十年ぶりに犯行を行い、それにリュカが関わっているのではとアリスは気づく。リュカを信じたいアリスは、二人だけが知る秘密の隠し場所を調べて、盗まれたという宝冠がないことを期待するがそこにあるのを見つけてしまう。
リュカは怪盗バサラだった。伝説となっているバサラの曾孫で四代目。
義賊であった初代と同じように、悪人が不当に得た宝を盗んで本来の持ち主に返そうとしていた。
リュカがバサラになったのは家族と再会したいから。
バサラとして名を広めれば両親と兄たちが自分に会いに来てくれると信じた。
アリスはリュカに自首してほしいと言うが、リュカに自首する気はなかった。それでもアリスへの想いから、アリスと勝負をして負ければ自首すると約束する。勝負はリュカの勝ちで、アリスのもとから去ろうとするが、モンスターに襲われそうになったアリスを庇って負傷する。
リュカは診療所に運ばれたが、そこを抜け出して自首しに行った。バサラであることよりアリスのほうが大切だと気づき罪を償おうとした。けれどリュカは逮捕されなかった。宝冠を盗まれた者が不当に得た品のため被害届を出さなかったことと、宝冠が本来の持ち主のもとに戻ったこと、そしてリュカが犯行を行ったという確かな証拠がないため無罪となった。ただし次は許されない。
アリスにプロポーズされたリュカは、自分が罪を犯した人間であるため、いつかアリスに迷惑をかけてしまうかもしれないと怖れて一度は断るが、アリスの深い愛情を受け、自分もアリスを離したくないという想いから結婚した。
ルドミラの占いによると『二人は迷いながら失敗し、そのたびに絆を深めあっていく。そうして結びあった絆は誰よりも強いものになる』。